明日25日、7政党が予定している抗議行動。200万人規模を予定しているそうだ。カトマンズ盆地内の人口が、200万人弱というから、つまり、盆地内の住民すべてを動員するぐらいの勢いだ、という強い意志がうかがえる。
ニュースによると、カトマンズ市とパタン市を囲む周囲約20kmほどのリングロード(環状道路)の各地に7政党の代表人物が分散して待機し、市民の指揮を執る計画のようだ。こんな計画性のある国民だったのか、と新たな驚きを感じるが、そんなことに感心している場合ではない。
現時点で情報は入っていないが、明日の外出禁止令はたぶん確定。電話がとめられないことを祈る。そして、死者が出ないことも。
ジョムソン方面にトレッキングに行っている私たちのゲスト。ガイドはいらない、ホテルも自分で探す、(カトマンズ→ポカラ間の移動は空路を利用したが)ポカラからは状況がよくなっていればバスで帰って来る、といって4月半ばに出かけていった。その後状況が悪化し、ポカラ→カトマンズ間の飛行機さえ取れにくい状態になっている。そろそろ帰国も迫っているが、ポカラからカトマンズまで、無事に戻ってくることができるのだろうか?ポカラの連絡先がわからないため、ゲストからこちらに連絡してくれるのを待つしかないが、もし電話が遮断されると、それも難しくなる。(ポカラでこれを見ていたら、メールでお知らせした番号に連絡ください)
こんな情勢でも、GWに旅行を計画しているツーリストの皆さん。今回だけは多少費用がかかっても、まるっきりの個人旅行でなく、緊急情報を把握しやすい形態で旅行することを強くお勧めします。過去、いろいろな情勢になったことがあり、日本でネパールがイラク並みに?危険扱いされていたときも、実際は、現地は全く問題ナシ!という状態のことがほとんどでした。でも、今は少し状況が違います。(常識ある行動をしていれば)外国人だから狙われる、という危険性は皆無といっていいと思いますが、いろんな不安(というか不便)が潜んでいます。そのへんよく考えて、旅行計画しましょう。
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