ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2008年6月30日月曜日

最近の景色



ビクラム暦の1年で三番目の月・アサール月の15日目の日だった昨日は、ヨーグルト(ダヒ)と乾し米(チウラ)を食べる習慣のある日だった。

田植えに体力をつけるため/田植えの途中の息抜きとして、この2つを食べる。



こんなみずみずしい田園風景が楽しめる今の季節。

雨季中のネパールには、乾季のときとは違った魅力があって、すばらしいのだ。

* 画像は先週のもの。カトマンズ近郊の村にて、スタッフによる撮影。

2008年6月24日火曜日

大使館からのお知らせ転載:輸送機関及び民間ガソリンスタンドのストライキについて

2008年6月23日(昨日)付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

輸送機関及び民間ガソリンスタンドのストライキについて
  
6月23日(08-43)

当館に入った情報によれば、本日(筆者注:6月23日)、政府と学生団体による話し合いは合意に至りましたが、政府と輸送機関による話し合いは決裂したため、明日(筆者注:6月24日)もストライキは継続されます。

また、併合して本日より、民間のガソリンスタンドが無期限のストライキを実施しているため、ガソリン、軽油、クッキングガスにも大きな影響が出ており、事実上停止している状態です。

今後もこのような状態が更に長引くと、治安状況をはじめ様々な面で深刻な状態に陥る可能性も否定できないことから、今後も治安状況の収集に努め、外出の際は十分に注意してください。

===転載ここまで===

2008年6月22日日曜日

ストが続くカトマンズ



輸送機関によるストライキが続いているようだ。

ネパールでは、ある特定の団体がストを実施する場合でも、要求団体が、要求先とはまったく無関係な庶民を巻き込んで、めちゃくちゃな行動をとることが多い。

政治が変わろうとしている今でも、こういう自分勝手な要求方法は、なかなか変わらないのだろう。

画像は、昨日21日、正午前のタメル(旅行者エリア)近くの道路にて。スタッフによる撮影。

普段は混雑する十字路だが、ストライキのせいで、通行車両は極端に少なかった模様。引き続き本日もストのため、通行量は少ないようだ。

大使館からのお知らせ転載:ネパール全土における輸送機関ストライキの実施について

2008年6月21日(昨日)付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

ネパール全土における輸送機関ストライキの実施について

当館に入った情報によれば、本日(筆者注:6月21日)、政府と輸送機関オーナーによる話し合いは行われなかったため、明日(筆者注:6月22日)は、ネパール全土におけるストライキが実施されます。

また明日(筆者注:6月22日)、話し合いが合意に達しない場合、ネパール全土における無期限のストライキを実施するとの声明が発表されています。併合して学生団体による抗議活動も引き続き実施されることから、外出の際には、治安状況を確認の上十分に注意してくだい。

===転載ここまで===

2008年6月21日土曜日

大使館からのお知らせ転載:バグマティ地域内における輸送機関のストライキ実施について

2008年6月20日(昨日)付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

バグマティ地域内における輸送機関のストライキ実施について

当館に入った情報によれば、明日(6月21日)、バグマティ地域内(カトマンズ郡、ラリトプール郡、バクタプール郡、カブレバランチョク郡、ヌワコット郡、ラスワ郡、シンデュパルチョク郡、ダディン郡)の8郡において、早朝から輸送機関(バス・タクシー・トラック)のオーナーによるストライキが実施されるとのことです。

さらに明日、要求が認められない場合は、明後日にネパール全土によるストライキを実施するとの声明を発表しています。併合して学生団体における抗議活動も、休日明けの明後日から活発になると思われます。

このような状況から、リングロード・メインロードの主要交差点及び、キャンパス周辺ではラリー・道路封鎖等が行われる可能性が非常に高いことから、外出の際には治安状況を確認の上十分に注意してください。

===転載ここまで===

ここ連日の、単発でのストライキ・道路封鎖情報(大使館からのお知らせ)については 注意情報 のページにそのつど掲載していましたが、今回もらった知らせによると、場合によっては抗議行動が長期化(?)しそうな雰囲気なので、ブログにも情報を掲載します。

いろいろな理由によるバンダ(ストライキ)や道路封鎖が絶えないネパール。

政情が落ち着いたところで、バンダも何も起こらない落ち着いた国になるかと思えば、そう一筋縄にはいきません。

ネパール旅行の際には、引き続き、いつ、どこで何が起きても、そして陸路移動ができなくなってもおかしくない、という寛容な気持ちが大切?かも。

2008年6月20日金曜日

ピクニック2008



毎年6月に、員日帰り旅行でピクニックに出かけている。

雨季入りする季節なので、いつもどんよりとした曇り空のことが多いのだが、ちょうど、ネパール旅行のオフシーズンにあたり、時間に余裕が出来る時期でもあるので、この季節に設定している。

今年は、私は帰国中のため参加できなかったのだが、昨日スタッフ達で楽しんできたようで、そのレポートが送られてきた。



早朝出発するのが暗黙の了解であるネパールのピクニック。朝7時頃にオフィスに集合し、マイクロバスにて出発。(しかし、いつも、ネパール時間となり、出発するのは1時間以上あとになるのだが、、、。今年も結局そうなったようだ)



ネパールのピクニックは、日本人がイメージするところの、バーベキューのような感じ。

前日から食材を買出し準備しておく。当日は、事務所にある鍋釜・食器類・ガスや敷物などを持って出かける。

ピクニック場では一箇所を陣取り、そこで自ら煮炊きしたものを食べ、踊り歌い、ゲームを楽しんで1日過ごす。





毎年、午前中の軽食にヤギ肉のモツ炒めとチウラ(乾し米)、午後の昼ごはんにヤギ肉と鶏肉のカレー、ジャガイモのアチャール(サラダのようなもの)、プラウ(ドライフルーツやナッツ類の入ったピラフのようなもの)等々をメインに作るのだが、今年は、セクワ(焼き鳥のようなもの。ただし肉は鶏ではない)作りにも挑戦したとのこと。

私事になるが、一時帰国してそろそろ1ヶ月。日本にいる間はネパール食など食べたいとも思わないのだが、こういう写真を見ていると、マサラ味のネパール料理を食べたくなってきてしまう。



ピクニック終盤には、程よい加減の酔っ払いも何人か出て、とにかく今年のピクニックも楽しく過ごしたようだ。(写真は、もつれあう?男性ガイド3人、、、)

2008年6月18日水曜日

ゴミがあふれるカトマンズ




また、カトマンズ市内はゴミであふれかえっているようだ。

ゴミ処理場を確保できない問題で、先日から、市内のゴミ収集がなされていないらしい。

雨季に入り、晴れると気温も上がり蒸し暑い今の時期、ゴミがあふれかえると衛生面も気にになるところ。それでなくても、チフスや肝炎などが流行るこの時期なのに。

異臭もすごいことになっていそうでぞっとする。

帰国中でよかった。(現在、当ブログを発信している私は、一時帰国中です)

* 写真は、昨日(6月17日)のもの。カトマンズにいるスタッフによる撮影。

2008年6月16日月曜日

カトマンズ郊外の田植え風景



田植えの季節が始まった。

ネパールでの田植えは、今でもほぼすべて手作業。



この季節になると、村人総出で田に出かけ、今日は私の田、明日は親戚の田、その次は隣人の田、というように助け合いながら、田植えを進めていく。

昔の日本も、そうだったように。



この付近の田んぼの上は、飛行機の通り道。

原始的な田植え風景の上を、国際線が飛んでいった。

* 写真は、カトマンズ郊外の田園風景。本日午前中、スタッフによる撮影。

2008年6月14日土曜日

雨季中でも



雨季に入って天候も安定していないカトマンズだが、雨季中でも、カトマンズ周辺からヒマラヤが一時的に見えることもある。

写真は、2日前(12日)午前中、カトマンズ郊外から見えたヒマラヤの様子。雲の上に、雪をかぶってない黒っぽいヒマラヤが顔をのぞかせている。(スタッフによる撮影)

この日は、ちょうど、前夜に雨が降ったようで、翌朝ヒマラヤが見えたようだ。

雨季中にカトマンズや周辺からヒマラヤが見えると、得した気分になれるのだ。

2008年6月11日水曜日

ネパール国内線再々値上げ:08年6月11日発券分より

燃油料の値上げに伴い、ネパール国内線運賃が、2008年6月11日発券分より、再び値上げされることとなった。

旅行者の利用の多い主な路線の値上げは以下の通り。

≪片道国内線料金(燃油料込)値上げ例≫

 カトマンズ~ポカラ間 95USドル→98USドルへ
 カトマンズ~ルクラ間 118USドル→121USドル
 マウンテンフライト  161USドル→166USドル 

* その他主な路線の価格については、値上げを反映させたものを ヒマラヤンアクティビティーズの国内線運賃のページ に掲載しています。

===

今年に入ってすでに、2月1日、5月19日の2回値上げとなっており、今回の値上げも含めると、実に半年の間に3度目の値上げとなる。

旅行者の利用の多いカトマンズ~ポカラ間の片道代金は、1年前の2007年5月時点では79USドルだったので、この1年間で20USドル近く高くなったことになる。

(以下、先月の記述内容と同じになるが)、世界的に、燃油料高騰で航空運賃は驚くほどの値上傾向にあり、それはネパールでも同じこと。しかし、残念なことに、『ネパールは何でもかんでも安い国』という思い込みに縛られている旅行者も多く、国内線運賃を見て『だまされているのではないか』と勘違いする旅行者を時々見かける。

タメル地区内には、多少ディスカウントして航空券を販売している旅行会社もあるようだが、基本的には、航空券は、旅行会社などの代理店を通して購入しても、直接航空会社に行って購入しても、代金は一律であることを、付け加えておく。

なお、蛇足だが、航空会社のサイトの更新は遅く、値上前の代金が掲載されていることが多いので、注意が必要。なんだ、安いじゃないか、と思って予約をしても、支払いは、結局、値上げ後の代金が適用される。

2008年6月10日火曜日

石油製品値上げ、1リットル100ルピーへ





深刻なガソリン不足が続いていたカトマンズ。

ついに、6月10日より、石油製品が値上げされることになった。

ガソリンにおいては、1リットル100ルピー(約150~160円程度)へ。一気に20ルピーの値上げとなったことになる。

日本の価格に比べると多少安いが、ネパールの物価を考えると、非常に高額なガソリン価格。

調理用ガスや、灯油なども値上がりしており、学生による値上げ抗議デモが、カトマンズ市内のあちこちで繰り広げられている模様。

抗議したい気持ちはわかるが、世界的に石油価格は高騰しており、デモをしたところで、もはやどうすることもできないだろう。

話はそれるが、(こちらも世界的なことで)ネパールでも、食料価格の高騰も激しい。

ガイドブック掲載内容や、過去にネパールを訪れたことのある旅行者が情報としてネットなどに提供している価格情報等は、あまり当てにならなくなってきている。

* 画像は、石油価格値上げに対する抗議行動の模様。抗議行動には欠かせない(?)タイヤ燃やしの光景が見られる。本日午前9時頃のカトマンズ市内にてスタッフによる撮影。

大使館からのお知らせ転載:学生団体による道路封鎖の実施について

2008年6月10日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

学生団体による道路封鎖の実施について

本日(6月10日)午前9時頃から、チャビヒル交差点、コーテシュウオール交差点、ビショバサキャンパス付近及びラインチョール交差点において、石油値上げ等に反対する学生団体が道路封鎖を実施しているとの情報が入りました。

この付近へ赴く際は、交通渋滞が当然予想されることから、迂回措置などをして十分注意してください。今後、この団体以外にも同じような抗議活動を実施する団体が現れる可能性が高いことから、車両での移動及び外出の際は十分に注意して下さい。

===転載ここまで===

2008年6月3日火曜日

相変わらずのガソリン不足



相変わらずカトマンズではガソリン不足が続いている。

画像は、本日9時頃、パタンのプルチョウクにあるガソリンスタンド近くにて、スタッフが撮影したもの。わかりづらいが、ずらっと並ぶのは、給油を待つバイクの列。

夕方より給油が始まるらしい、という噂を聞きつけて、朝早くから順番待ちのためバイクを停車させている様子だ。運転手がいないのは、列でずっと待っていても仕方がないので、時間をつぶしにどこかへ行ったり、仕事に出かけたりしているから。

こんな状態が、もう、カトマンズでは1年以上続いて、見慣れた光景になってしまった。

~ ~ ~

昨年から今年初めにかけて、私も、家と事務所に40リットルほどのガソリンの蓄えを置いていた。いつ給油できるかわからないため、少しでも給油できるときには迷わず列に並んだり、カトマンズよりもわりと手に入りやすい地方から取り寄せたりして、ちびちびタンクに蓄えていたものだ。

私の一時帰国前、5月末にはそれらの在庫も底を突きかけていたのだが、とうとう、先日使い果たしてしまったと、スタッフから連絡をもらった。

列に並んでも、数時間待ちで数リットル(バイクなどの場合)程度しか給油されないのだが、そろそろまた、1日がかりで並ばなくてはいけなくなるかもしれない。

日本も、今月よりガソリン代がまた上がり、悲鳴を上げている人たちの姿をニュースなどで流しているが、手に入るだけマシなのかもしれない。

* ちなみに、ネパールでのガソリン代は、本日現在で、固定価格1リットル80ルピー(約150)値上げ前の日本の値段と、ほぼ同じだった。近々ネパールでもガソリン代が値上げとなれば、今の日本の価格とほぼ同じとなるだろう。ネパールでの物価を考えると、ガソリンは、恐ろしいほど高価なものなのだ。

一般的な物価や所得は日本と比べて低いネパールで、日本とほとんど変わらないガソリン代に不信感を抱くのか、レンタルバイクを借りる旅行者の中には、給油の際ガソリンスタンドにてムチャな値切りをする者も時々いるようだが、くれぐれも、そのようなことはしないように。