2017年9月6日水曜日

唐辛子とレモンの厄除け


オフィスのあるタメル地区にやってきた、唐辛子とレモンの厄除け売り。

これが吊るされているネパールの家は多い。入口につるすことで、他人からの妬みや恨みを遠ざけ、厄除けになると信じられているのだ。



一本に吊るす唐辛子の数は7つまたは9つであることが多い。その数は、一週間にちなんでいるとか、冥王星を含む惑星の数にちなんでいるとか、人によってとらえ方は異なる。

とにかく、この唐辛子とレモンが悪い気を吸収してくれるので、定期的に交換するのだ。


※ネパールでいう「レモン」は、日本だとライムに近い。

2017年9月5日火曜日

5本足の牛と4本角のヤギ


最近カトマンズ市内のあちこちで見かける、ヒンドゥ神様の飾りを付けゆっくり市内を巡回する乗り物。これには、足が一本余計にある牛や、角が4本あるヤギが乗せられている。


2枚目の写真には、その様子がはっきり写っている。
早い話奇形なのだが、ネパール ではこのような牛は「神の化身」として崇められる。



日本のように忌み嫌うことはあまりない。動物に限らず、人に対してもそう。指が6本あっても、あえて残しておく人も多い。余計なもの、というより、特別なもの、という感覚なのだ。

<以前の関連記事>
神の化身、6本足の牛 

5本目の足と、6本目の指
http://dailynepal.blogspot.com/2005/11/56.html

2017年9月4日月曜日

ネパールのタケノコと俗信



いつもオフィスで作ってもらっている昼食。スタッフたちからの食材の差し入れがよくあり、それがメインのおかずとなることが多い。

今日の差し入れはタケノコ。カトマンズ郊外に住むスタッフ宅の庭で採れたもの。


かつお出汁で炊いたら美味しそう~。でも、作ってくれたのは、いつものマサラ味。

味もそうだが、こうやって写真にしてみても、採りたてタケノコの醍醐味はまったく感じられない。これがジャガイモやダイコンのカレーと言っても、見た目、だれも疑わない。どんな食材でも調理法がほぼ同じ、というのが、ネパール食のよいところというか、残念なところというか。

ところで、 「タケノコを掘る(折る)」ことは、ヒト、それも自分の子供を殺すことと同じ、と信じるネパールの人は多い。

誰かが掘ってくれたものを食べる分にはまったく気にならないが、いくら自分の庭に生えているタケノコであっても、自分で採ることができない。だから、このスタッフ、そういう俗信を信じない近所の人を呼んできて、掘ってもらったそうだ。
・・・

そういえばこの数日前もタケノコメニューだった。

その時のは保存食である発酵タケノコを使ったもの。ジャガイモとささげ豆も入れた、酸味のある「アルタマ」と呼ばれるスープ。


発酵タケノコの作り方は簡単。スライスした生タケノコにターメリックをまぶし、瓶などの密閉容器に入れ放置。何日かすると水分が出、勝手に発酵が進む。程よい酸味が出て来たら食べごろ。洗って調理して、主にこうやってスープにすることが多い。

食感がメンマに似ているので、以前、この発酵タケノコでメンマもどきを作ったことがある。あまりおいしくできなかったけど。

ネパールのこんぺいとう


ネパール にもある「こんぺいとう」。

でも、一般的なお菓子としてではなく、神様へのお供え物として。

先日マナカマナ寺院参拝へ行ったスタッフが、皆に「お下がり」として分けてくれたもの。

日本のに比べ、角がまるく、透き通っていないのが特徴。食感も少し歯にまとわりつく感じだが、十分おいしい。

<こんぺいとうについての以前の記事>
http://dailynepal.blogspot.com/2013/02/blog-post_20.html

2017年8月31日木曜日

チトワン方面の土砂崩れ頻発地帯(一部再掲)


2016年2月より道路拡幅工事が実施されている、ムグリン⇔ナラヤンガート間の道路。

ネパール国内の観光地を陸路で結ぶ主要な幹線道路。カトマンズ⇔チトワン、ポカラ⇔チトワン、カトマンズ⇔ルンビニ、ポカラ⇔ルンビニ他、丘陵部と南の平野部を結ぶ道路の中で一番主要で走行量の多い道路。

ムグリン⇔ナラヤンガート間の距離約36km。「ハイウェイ」と名付けられてはいるが、実際には時速30km程しか出せない細い崖道。谷底に転落する危険性は非常に高い道。

山肌を削り、道を拡幅する作業が進められているが、今春以降、信じられないほどの頻度で土砂崩れが頻発していたが、そろそろ雨期も終盤。雨が降る頻度も減ってきており、土砂崩れニュースも聞かなくなったし、そろそろ大丈夫かと思った矢先の本日、また激しく崩れたというニュース。まだしばらくは安心できそうにない。

ニュースになっていたこの区間の土砂崩れ情報を、最新順に掲載します。

≪8月30日の土砂崩れ≫

30日夜からの大雨により、部分的に土砂崩れが発生し、道幅の半分ほどが崩れてしまい、片側通行も難しくなっている、と。

https://setopati.com/social/80337

≪8月13日の土砂崩れ≫

11日からの雨で、同日午後2時頃より土砂が崩れ始めていて、13日夜8時頃大規模土砂崩れ発生。その後約12時間ほど道路封鎖されており、14日10時過ぎに開通。

http://kantipur.ekantipur.com/news/2017-08-14/20170814104059.html

≪7月12日の土砂崩れ≫
12日午後土砂崩れ発生し、同日15時より道路封鎖が実施されていた。翌13日朝8時頃解除となったが、再び大きな土砂崩れが発生し、土砂が車道を覆ったため再封鎖している。

http://www.onlinekhabar.com/2017/07/609526/

≪6月30日の土砂崩れ≫
ネパール時間朝と夕方に同じ場所で発生。このせいで34時間に渡り車両通行止めとなっており、開通したのが翌7月1日午後。

専門家によると、この区間で他にも29カ所で土砂崩れが起きやすい場所が確認されているとのこと。

http://kantipur.ekantipur.com/news/2017-07-02/20170702075320.html

≪6月25日の土砂崩れ≫
ネパール時間午前3時頃、複数個所で土砂崩れ発生。

http://kathmandupost.ekantipur.com/news/2016-06-26/multiple-landslides-block-narayangadh-muglin-road.html

≪6月22日の土砂崩れ≫
夜、異なる2か所で土砂崩れ発生。死傷者も出ているとのこと。

http://www.nagariknews.com/news/22376/

≪6月18日の土砂崩れ≫

ネパール時間午前1時頃に発生。深夜で走行車両がなかったためか死傷者は出なかった模様。日本でもニュースにはなっていない。

www.ratopati.com/story/1035

≪4月3日の土砂崩れ≫
ネパール時間朝10時半頃、大規模な落石事故発生。死傷者も出たと。

この区間、工事のため10時~16時は車両通行止めとなっているが、一度この区間に入った車は、通行止め時間であっても、区間を抜け切ることができる。

事故の起きた朝10時半には、たくさんの車が走っている時間帯で、巻き込まれてしまったのだろう。

このニュースは日本でも取り上げられていた。
ネパールで大規模落石 多数の車両巻き込まれ2人死亡

http://www.annapurnapost.com/news/68068

事故時は雨はふっておらず、乾燥した状態だったようで、今後雨期に入ると、さらに地盤が緩み事故が起きる確率も高まりそうだなあ、と思っていたら、案の定、雨期入りが報告されたころから、頻繁に発生している模様。

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写真は今年2月末に撮影したもの。広い区間でこのように山肌を削っており、当時は乾季だからよかったものの、これ、こんなに削って崩れないのかなあ、雨季は心配だなあ、と不安に感じたことを覚えている。

関連ページ
http://tokuhain.arukikata.co.jp/kathmandu/2017/03/post_239.html