ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2020年7月31日金曜日

カトマンズでも公開無期限延期中の実写版ムーラン

コロナ禍の影響で上映無期限延期になっている映画・実写版ムーラン。


カトマンズの映画館でも、「3月27日公開」の文字もむなしく、上映実現しないまま看板が残されたまま。


アメリカでも、公開日が何度か先送りされ、挙句、無期限延期となっているようだが、ネパールで上映されるはいつか来るのかなあ。

2020年7月30日木曜日

キールを食べる日(サウンパンドラガテ)


今日のオフィスご飯。

サウンパンドラガテ(ネパール公暦ビクラム暦4番目サウン月15日)の今日は、牛乳粥キールखीरを食べる日。

あまーいキール。レーズン・ココナッツ片・ピーナッツ・カシューナッツなどを入れた、温かいデザートのような食べ物。

米のご飯から作ることが多いが、乾燥タピオカ(साबुदानाサブダナ)もよく使われる。その他、粟(あわ)で作ってもおいしい。

オフィスでは、乾燥タピオカを使って。他、魚のフライ、プリ、ニガウリと玉ねぎの麻の実和え(アチャール)も準備してもらう。



雨季真っ最中のこの時期、例年、温かいキールがおいしく感じられるほど、涼しい日が多い。今年も。

ところで、この日にキールを食べるのか。

以前当ブログに書いたことがあるので、ご参照ください。

2020年7月29日水曜日

コルカタ出身インド人が作るビリヤニのお店


今日のオフィス軽食。

先日たまたま立ち寄って以来気に入った、カトマンズダルバール広場入口近くにある、コルカタ出身インド人の人たちが作る軽食屋からテイクアウト。

チキンビリヤニ(スパイスたっぷりインド風炊き込みご飯)

ベジチョウメン(焼きそば)×2

パラタ(パイのような食感のクレープの皮状のもの)×3

バターチキンカレー(日本のインド料理屋でもおなじみ)

などなど。

全品合計約800円(一品当たりじゃないよ、合計)。

どれも一人分には多いので皆でシェア。 おいしいのはもちろん、カトマンズ中心部にありながら良心的なお値段で、丸見えの厨房がきれいなことが確認できるのがポイント高めのお店です。

2020年7月27日月曜日

カトマンズ夕景


今日のカトマンズ夕景。

ナガルジュンの丘(約2000m)の向こうに沈む夕日は、雨で夕日が見えなかった2週間ほどの間に右斜面ふもとの折返しを過ぎ、いつの間にかまた頂上付近に沈むようになっていた。

こうやって日はだんだん短くなって行くんですねえ。しみじみ。



日が沈み、家々に灯りがつき始める頃のカトマンズも、とてもきれい。

2020年7月26日日曜日

ルドラクシャの実


自宅隣にあるヒンドゥ教徒にとって神聖なルドラクシャの木。




7月初旬に花が散り、実が見えてきた。


今は小さく直径1㎝もないくらい、緑色でつるっとしているが、これが直径2㎝程までに大きくなり、乾燥して茶色く固い実になる。

2020年7月25日土曜日

ナーグパンチャミ2020(ビクラム暦2077)


本日、蛇の神様を祀る祭「ナーグパンチャミ」。

2020年2月半ばにタメル地区から現在の場所にオフィス移転し、新オフィスで初めて迎えるこの日。


門柱と入口の上に蛇のお札を貼りプジャ。この先一年の家内安全・無病息災を祈る。これから毎年、こうやってプジャをし、年を重ねるごとにお札が増えていくのが楽しみ。

さて、お札を壁に貼る際使うのは聖なる牝牛の糞。

日本語だから「糞」なんて書くが、ネパール語には一般的なソレとは異なる、牝牛ののみに使う「ゴバルगोबर」という特別な言葉がある。

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昨日、街中で見られた、蛇の神様の絵を売る光景。




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ところで、新オフィス入口の上に掲げたWelcomeボード。

これ、2004年ぐらいに、日本で大工をしているという当時20代のお客さんが作ってくれたもの。

タメルで廃材を拾ったからと、文字とヒマラヤを削りオフィスに置いてくれた。

この方、バックパッカーで、旅行中に知り合った若者二人で安宿を探していて、「なんなら、うちのオフィスで寝泊まりする?」って冗談で言ったら興味を持ち、一か月ほど滞在していたことがあった。懐かしい思い出。

で、このボード、移転時にニスを塗りきれいにし、新オフィス入口にも飾っている。

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今日のカトマンズ夕景。

少しの間だけだったけど久しぶりに赤く染まった空。

暦上六季あるとされるネパールの季節。今日のナーグパンチャミを境に雨季は終わり秋に移ると言われている。

とは言っても、実際にはあと2ヶ月近く雨季は続くのだが。何はともあれ、季節の移ろいを感じた久しぶりの夕焼け。

2020年7月23日木曜日

クワンティ(ミックス豆)


この時期の満月(ジャナイプルニマ、今年は8/3)には、ミックス豆クワティ(クワンティ)क्वाँटीのスープを食べる習慣がある。


近所の商店でも豆を混ぜ準備していて、なんだろう、このワクワクする感じ!

大豆・小豆・ささげ豆・いんげん豆・うずら豆・ひよこ豆・グリーンピース・ムング豆・レンズ豆などが入りきれい。

2020年7月22日水曜日

ネパール全土のロックダウン解除

ネパール全土で3月24日から続いていたロックダウンが、7月21日深夜をもって解除となった。

引き続き活動制限はあるが、7月30日からはホテルやレストラン、旅行やトレッキングの営業再開、8月17日からは国際国内線運航および長距離バス運行再開予定となっているも。

6月15日から一部緩和していたが、実に120日間続いたロックダウン。長かった。

しかし、まだ解除とならないものも多く、例えば3月19日~休校している学校再開はまだ。

詳しくは ↓

しかし一方で、日本の外務省からは7月21日付でネパールの危険度レベル引き上げ。ネパールは「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」になってしまった。

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ところで、毎年7月のまさに今頃はポカラにいることが多くて、雨季真っ最中でも、見えるときはこんなにきれいに見えるマチャプチャレを見ながらのんびり過ごしている。


8月17日から郡をまたぐ国内移動ができるようになったら、正しく恐れながら、安全に留意して、またいろいろいろ動き出せそうで期待。

2020年7月21日火曜日

カトマンズから見える夜空


昨晩のカトマンズ夜景。どんより厚い雲が覆う雨季中にしては珍しく、久しぶりにたくさんの星が見えきれいでした。

土星、木星、火星も。冥王星と海王星もこの画像内にあるはず。


どうしても写り込んでしまう屋上の貯水タンクが異次元っぽさを演出。


深夜の屋上は街を独り占めしている気分になれ、夜風を感じながら、いわれのない優越感に浸れます。

2020年7月20日月曜日

サウン月に描くメヘンディ(ヘナタトゥ)


ネパール公暦4番目のサウン月に女性たちが手に施すメヘンディ(ヘナタトゥ)。

女性だけじゃないよ、子供も大好き!


幼稚園では男女関係なく先生たちが児童の手に模様を描いてあげることも。

花模様とかはイヤ、でもボクもメンディやりたい、という男児からは、車・飛行機・腕時計とかのリクエストがあったりも。

2020年7月19日日曜日

不定期オフィスご飯と誕生ケーキ


ロックダウン中は不定期出勤としている我がオフィス。

たまにスタッフが集まるときは、せっかくなのでおいしいものを、ということで、チキンカレー、カボチャのつるの炒め物、ジャガイモのネパール風胡麻和え(アチャール)、ダルスープを作ってもらった。


そして、スタッフと関係者の誕生日も兼ね、近所のベーカリーでオーダーしておいたケーキも。

こちらではケーキは大きさではなく重さで注文することが多い。これは1㎏のもの。

年齢とろうそくの数は無関係。

そういえば、このベーカリー、近所のみならず遠方から車でやってくるネパール人も多いのだが、先日、ここの従業員たちがコロナ感染している、という偽記事があったそう。

偽情報提供者は近くの別のベーカリーでお金を積んで書かせたというとウワサ。

どこでもありますねえ、こういうこと。

2020年7月18日土曜日

カトマンズ内で動き出した乗り合いバス


3/24からのロックダウン後運行停止となっていた乗り合いバス。


7月半ばより、カトマンズの一部の区間に限り、乗り合いバスやテンプ―など一部の公共交通車両が運行再開している。

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平常時は詰め込めるだけ詰め込むが、コロナ対策として一応ソーシャルディスタンスを保つことを条件に。

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外から見た感じだと、バスは二人掛けに一人ずつで前後はそのまま、テンプ―は四隅にのみ座っている様子。

2020年7月17日金曜日

ナガルコット再訪


6月15日より一部緩和となっているロックダウン。

車両も、ネパール暦の偶数日には偶数ナンバーの車、奇数日には奇数ナンバーの車の走行が認められており、かつ、カトマンズ盆地内の移動も特に規制されていないため、所用もありナガルコットを訪問。


バクタプル~ナガルコット間、かつては、道は細いながらもきれいな舗装道があり、こじんまりと気持ちの良い移動を楽しめていた。

しかし、数年前から拡幅工事が進められ、道は掘り返され山肌は削られ、ひどい悪路状態のまま、工事が止まってしまっている(コロナ禍無関係)。

このため、移動が億劫でしばらく足が向かなかったのだが、テルコット~ナガルコット間、かつての本道のように、細いながらも整備された道ができている。


走行車両もほとんどない今、すれ違う車もなく、気持ちの良いドライブで、久々の旅行気分!

掘っ立て小屋のローカル茶屋で飲むチヤ(ミルクティ)も久しぶり。




ナガルコットのホテルもほとんどが休業中。ロックダウン前から滞在していた旅行者を何名か見かける程度、と、メインバザールの商店の人。

一件、取引先のホテルを訪れると、住み込みスタッフが数名いて、そろそろ営業再開に向けて動き出そうと思っているところ、と。

早くまた、自由にどこにでも行き来できる日常が戻ってくるといいな。

2020年7月16日木曜日

布ぞうりを作る

ロックダウン以降自宅で過ごすことが多く、室内履きにしている布ぞうりの消耗が早いため、着古したシャツを裂き予備を作成することにした。


日本だと芯に8mm荷造り用PPロープとかを使うが、ネパールにもあるのかな? 意識したことがなく、少なくとも近所には扱う店がないため、麻縄で代用。

どこでも入手可、かつ3m約15円と激安。

編み台には、帰国時100均で買った靴干しハンガーがちょうどよく、これを窓の鉄格子にかければ固定できるし、持ち運びも簡単なので便利!


2020年7月14日火曜日

カトマンズのリサイクル屋さん

3月初旬に引っ越し、リサイクルに出す分の古本や古紙、ビン缶類、プラ製品をよけたままロックダウン突入。

4か月以上放置状態だったのだが、最近またカトマンズ市内を周る回収人をちらほら見かけるように。

自宅前を通りかかるタイミングを狙って呼び止めた。


段ボール7箱分ぐらいのガラクタがあったが、上手にまとめ、自転車に積み上げる。
引き取り料は200ルピー也。鉄製品があると割と高額で引き取ってくれるのだが、今回のはこんなもんかな。


ところで、こうやって自転車でカトマンズ市内を回るリサイクル品回収人は、南ネパール出身の人が多い。

今日の人に出身を聞いたらラウタハトと。感染者の多い地域。

ロックダウン直前に村に帰省したままカトマンズに戻っていない人や、6/15の一部緩和後移動許可を取ってカトマンズに戻ってきた人もちらほら。自主隔離の基準もあいまい。

そんな私の不安を読み取ったのか、聞いてもいないのに、「心配しないで!帰省しないでずっとこの近くのアパートにいたから」だって。

2020年7月13日月曜日

ポストの意味


庭や室内に投げ込まれることが多いカトマンズの新聞配達。

ポストがあっても、認知度の低さと立ち止まる手間もあってか入れてくれない。

今朝、そこまで気を使ってくれたのなら、隣のポストに入れてほしかった、という、もどかしさあふれる光景。

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先日奇跡的に一回入れてくれていたけどその日だけだった。


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郵便配達制度のないネパールではポストを付けている家は少なく、新聞用につけている家があっても、太めの水道管を適当に切って門に吊るしているだけだったり。

そんな中ウチにはせっかくしっかりしたものを付けてみたけど認知度低く、通りすがりのにまじまじ眺められ「これ何?」と聞かれたことも。


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なので、雨の日は、地面に投げ入れられ水を吸って重くなったソレを、ちぎれないようそっと持ち上げ、廃材に引っ掛け乾かす作業が必要。

その後、一枚一枚パリパリはがして読む。

ひと手間かかるけど、実は意外にも楽しいかも(笑)。


2020年7月12日日曜日

カトマンズでもwithコロナで乗り切る


6/15より一部緩和したもののいまだ続いているネパールのロックダウン。

カトマンズ内の感染者も増えているが、近々カトマンズ市内や周辺限定で一部の公共交通機関再開の話もあるそう。

車内に感染予防の間切りカーテンを取り付け準備するタクシーもちらほら。これで効果あるかな。

withコロナで乗り切るしかないね。

2020年7月11日土曜日

カトマンズ発成田行チャーター便


在日ネパール人のネパール帰還を目的としたチャーター便、7/11夜カトマンズ発日本へ。

機体は離陸後すぐに、垂れ込めている雲に隠れ見えず。

今晩も、音は聞こえないが時折空が明るく光る幕電現象が見られ、幻想的な夜空。