ブログ移転のお知らせ

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2018年4月30日月曜日

デコトラの智慧の眼


満月の今日はブッダ生誕祭・ブッダジャヤンティ。

ブッダにちなんで智慧の眼の話を。

先日国内陸路移動時のこと。目の前を走るトラックに描かれたボダナート画を見るともなしに眺めていたら、肝心の「智慧の眼」が描かれてない事に気づいた。

もったいないなあ、なんて思いっていると、おもむろに、追い越しを始めるそのトラック。

更に前のトラックが現れ、その絵柄を見て、同乗者一同、おお!と大盛り上がり。どこにでもあるブッダの智慧の眼ではあるが、ボダナート画に書かれていなかったそれ、ココにあり!

2018年4月27日金曜日

地鎮祭


2002年よりタメルで営業しているウチの会社。2004年に今の場所に引っ越してからかれこれ14年。

以前から計画していた自社建物への移転実現に向け、今朝、建築予定現場でヒンドゥ教の方法にのっとり地鎮祭を行った。

プジャ(儀式)用品に加え、スコップやつるはし、金槌、巻き尺などの道具も置き安全祈願。

ネパールでは、一軒の家を建てるのに平均一年半!ぐらいはかかるので、これから着工して実際に移転できるのは、早くても2019年末の予定。気の遠くなるような話、、、。

2018年4月26日木曜日

いい香りがマグマグ漂う


例年よりだいぶ早くテイカカズラ(の一種)が満開になり、そろそろ枯れ始めている。

「夜の女王」の意味で「ラトキラニ」(रातकी रानी )と呼ばれているこの花。

夜、もくもくと、ジャスミンのような甘い香りが漂ってくる。

・・・「もくもくいい香りがする」という日本語での擬態語の使い方って、あっただろうか。「もくもく」は、煙い時に使うんだったかも。

でもネパール語だといい香りが漂う様子を「मग मग(マグマグ/モグモグ)」と表す。発音がモクモクと似ていて、いい香りが漂う様子を表すときについつい使ってしまう。

2018年4月24日火曜日

トリスリ川の泥汚染


カトマンズ郊外、ポカラへいく途中に見える、ランタン方面から流れて来るトリスリ川。

この川の上流、ガルチからトリスリへ抜ける途中に砂を洗う場所ができたそうで、ベニガート付近まで川が泥で汚染されひどいことになっている。


明らかに泥色で、目を疑うほど。少なくとも昨年末頃まではきれいな水だったと思うのだが、、。

2018年4月19日木曜日

ベシサハル先にあるトンネル




アンナプルナ一周ルート、ベシサハル~ブルブレ間にあるトンネル。水力発電所がある関係で立派な物が作られている。関係者以外でも通行可。


こちらは、ラスワ郡ベトラワティからもっと奥に進んだ場所にあったトンネル。こちらは関係者以外は通行禁止。


ネパールには水力発電所がある場所以外にトンネルはないから、同行していたネパール人たち大はしゃぎ。

近い将来、日本の援助により、カトマンズ西のナグドゥンガにある幹線道路上にトンネルが作られる計画があるそうで、完成が楽しみだ。

2018年4月18日水曜日

マナン方面チャーメの崖下の宿


カトマンズから2泊3日で、アンナプルナサーキットトレッキング上にあるマナン(標高約3500m)を往復してきた。

ほんの10年前程前までは考えられないことだったが、ネパール国内あちこち車道が延びており、歩かなくても楽しめるトレッキングができるようになっている。

1日目は早朝5時半カトマンズ発。プリティビハイウェイ上のドゥムレから北に入り、ベシサハル、ブルブレなどを通過、19:00チャーメ(標高約2700m)着。

この間たったの250㎞程しかないが、半分以上は未舗装の悪路となるため、こんなに時間はかかる。とはいっても車道がない時代、カトマンズから車と徒歩で5日ほどかかったことを思えば、なんと便利になったことか。車道の偉大さを実感する。

チャーメについた時には日はすでに暮れていて、周辺何も見えなかったのだが、朝起きてロッジのある立地に心が躍る。こんな崖下にあったとは。

徒歩1分ほどのところに温泉も湧いていたのだが、その件についてはまた今度。


2018年4月17日火曜日

マナンで見かけた、空き缶利用のマニ車


チベット仏教の仏具、マニ車。マントラが刻まれた円筒の内部に経文が入っていて、円筒を回しただけ、経を唱えたのと同じご利益があるといわれている。

マナンを訪れた際に見かけたのは、空き缶を利用した手作りのマニ車。中にお経が入っているかどうか確認できなかったが、これはこれでご利益ありそう。

2018年4月16日月曜日

車修理屋の目印は積まれた古タイヤ


ネパールの「ハイウェイ」。

ハイウェイとはいっても、実際には日本の国道ならぬ酷道レベルの道事情なのだが。

道路脇には、かまどで飯を炊く飯屋や茶屋、車修理屋などが割とあちこちにある。

積まれた古タイヤが目印となるのは、車修理屋。パンク修理ぐらいなら、200円ぐらいでしてくれる。

横にはたいてい、掘っ建て小屋みたいな茶屋もあるから、そこでチヤ(ネパールのミルクティ)でも飲みながら、修理が終わるのを待つのも、陸路移動時の醍醐味。

2018年4月15日日曜日

ムンクの叫びのような地滑り痕


昨夏気づいた、カトマンズ~ポカラに向かう途中の山の斜面に見える、ムンクの叫びのような地滑り痕。

昨年11月末ぶりにこの道を通り、まだ変わらず残っていて、久々の再会!

昨年9月頃の様子。

2018年4月12日木曜日

バルディバスで遭遇したスイカの山


カトマンズ~ジャナクプル間は、2015年に日本の援助で開通したBPコイララハイウェイを利用した。

ヘアピンカーブが続く難易度の高い道だが、きれいに舗装されていて、その点は走りやすい。

ジャナクプルからの帰り道、バルディバスを通過する際に目にしたスイカの山。あっちにも、こっちにも!

ついつい車をとめ、冷やかし半分で値段を聞くと、カトマンズよりもだいぶ安く、お土産に三つ購入。

ネパール国内、地方に行っても、日本の様に気の利いた銘菓土産などはないのだが、こういう、収穫したばかりの新鮮な果物や野菜に出会うことがよくあって、それが何よりのお土産になることも多い。

2018年4月11日水曜日

外国人は超えられないジャナクプル近くの国境


ネパールの南の方の村の多くはインドと接していて、国境とは気づかないような国境がたくさんある。

インドと接している国境で外国人が越えられるのは6つのみ(ビールガンジ、スノウリ、ネパールガンジ、ダンガディ、マヘンドラナガル)。

これ以外の国境は、ネパール人はビザなしで自由に行き来できるが、外国人には開放されていないため、インドのビザがあっても超えることはできない。

それでもついつい立ち寄ってみたくなってしまう国境。今回訪れたのは、ジャナクプルから10㎞ほどの場所にあるPipraun Nagarain国境(冒頭写真)。

グーグルマップを頼りに車を走らせる。一本道だから迷うことはないのだが、そろそろ国境に近づいているはずなのに、検問所のような場所もなく、道を通りすぎる人も車もほとんどない。

まだかなあ、などと言いながら小さな橋を通過。すると、橋を渡り切ったところで、迷彩服を着た軍人に止められた。

軍人が話す言葉はヒンディー語で、すでに国境を越えてしまっていたことを知る。同行しているネパール人たちは問題ないが、私は不法侵入になってしまうので、慌てて橋を引き返すことに。

先日訪れたルンビニ近くにある国境は小さいながらも賑わっていて、国境にたどり着く手前何か所かに検問所もあった。到着したのは日没後だったが、ネパール側にもインド側にも露店がたくさん出ていて活気があった。



一方今回のところは、ネパール側には掘っ建て小屋さえ見当たらない、静かでのどかなところだった。



しかし近い将来、経済の中心となる国境になりそうな気配。

現在ネパール全土で道路拡幅工事が繰り広げられているのだが、ここも例にもれず、壮大な田畑が広がる中、完成すれば上下6車線程にもなりそうな広い道を作っている最中だったのだ。


ここから直線距離で100㎞も離れていない場所に、ビールガンジ国境がある。ネパール・インド交易の7割がこのビールガンジ経由でもある、経済面で重要な役割を持つ国境だ。

2015年から半年近く行われていたインドからの経済封鎖の時には、ビールガンジ国境からの輸送が止められ、カトマンズも大変なことになっていた。

ところで、その少し前に日本の援助によって完成していたBPハイウェイ(ドゥリケル~シンドゥリハイウェイ)。カトマンズ~ジャナクプル~今回訪れた国境方面を結ぶ。

ゆくゆくは、インドからの物資の多くが、今回訪れた国境を通り、ジャナクプル~バルディバス~クルコット~ドゥリケル~カトマンズ経由で入ってくる計画なのだろう。

その頃にはもしかすると、この何もない国境も、外国人に開放されるようになっているかもしれない。

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余談。

道中の村で遭遇したハヌマン神を祀る山車。ここを通過した日の前日(3月31日)がちょうど、ハヌマン・ジャヤンティ(ハヌマン神生誕祭)だった。

2018年4月10日火曜日

ジャナクプルのコブ牛


南ネパールに行くと目にする、コブのある白い牛。正面から見ると、牛の背中に、猿が後ろ向きにしがみついて座っているようにも見える。


コブ牛も牛車も、カトマンズでは見かけることはほとんどないから、思わず見入ってしまう。


先日ジャナクプルを訪問した際にも、平坦な道のあちこちで見かけ、ああ、南に来たんだなあ、と実感。



・・・

ちなみにカトマンズの牛はこんな感じ。
過去記事:

2018年4月8日日曜日

ジャナクプルのジャナキ寺院にもあった金平糖の山


ヒンドゥ教寺院には、神様へのお供え物のひとつとして白い金平糖が売られている。

以前の記事 ネパールのこんぺいとう


ジャナクプルのジャナキ寺院でも、お供え物の甘い菓子・ラッドゥ(オレンジ色のボール状のもの)と、山積みの金平糖が。

他にも、氷砂糖のようなものなど、甘いものがたくさん。

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冒頭のジャナキ寺院、少々編集し明るさを変えたのだが、実際には、夕暮れ時で、↓こんな感じに見えていた。