ブログ移転のお知らせ

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2013年10月25日金曜日

昨日と今日のカジャ


昨日、過去撮りためたオフィスの手作りカジャの写真を見返す機会があった。

オフィスのカジャを語り始めたら、ついつい熱くなってしまうほど、なくてはならない存在。

カジャ、とは、おやつとか軽食とかと訳されることが多いのだが、ネパールの国民食「ダルバート」以外の食事はすべてカジャに分類されると考えてよい。

オフィスでは、昼食時に合わせて台所担当の女性スタッフがおいしいカジャを作ってくれる。

毎朝「今日のカジャ、なにがいい?」と他のスタッフたちにきいて周るのだが、「なんでもいい」という、作り手にとって一番困る返事しか返ってこないときなどは、とりあえず八百屋に出かけ、おいしそうな野菜を見つけてから、メニューを考えてくれる。

昨日は、カジャ風景の写真を撮る予定があり、蒸し餃子の「モモ」をリクエスト。皮から手作りするので、手間がかかるメニュー。8人分、200個近くをせっせと手作り。アチャール(たれ)は胡麻をベースに酸味をロプシで効かせ、ピリ辛で。



今日はパン。パンの時は、たいてい、ピリ辛炒り卵入りバーガーを作ってくれるのだが、今日のは食パン。彼女、3年ほどカジャを作ってくれているが、食パンを使うきはたいていハズレなので、不安がよぎる。

気になって台所までのぞきに行ったら、食パンに溶き卵を塗りながらフライパンでこんがり焼いている光景を目にして、不安少し解消。

別に、圧力鍋でカリフラワーとジャガイモをゆでていて、付け合せなのかと思っていたら、出てきたのはホットサンド風のこれ。
 
 
 

名付けるなら、ジャガイモとカリフラワーのピリ辛オムサンド、といったところ。見た目を上回るおいしさで、皆おかわり。

2013年10月24日木曜日

ネパール関連テレビ番組のこと:TBS系「ホムカミ」10/27放送分

10月27日(日)22時~
TBS系「ホムカミ~ニッポン大好き外国人!世界の村に里帰り」
~故郷・秘境ネパールの村に妊婦を連れて里帰り!?~
http://www.mbs.jp/homecoming/

ネパール国内での撮影協力をさせていただきました。

里帰りされたネパール人サヌさんの奥さま(日本人)の、出産後のインタビュー記事が、先日のKantipur紙に掲載されていました。

10月8日付Kantipur英語WEB版:
http://www.ekantipur.com/2013/10/08/top-story/all-the-way-from-japan-woman-gives-birth-in-kaski/379092.html

・・・ 

私事で恐縮ですが、国際線搭乗制限ぎりぎりの妊娠34週のときに、ネパールから日本に帰った経験はあるのですが、サヌさんの奥さまはこの逆で、出産のためわざわざネパール入りされるとは。

最初にロケの内容聞いたときには、とても驚きました。

何はともあれ、出産もロケも無事に終わりよかったです。

2013年10月22日火曜日

9年ぶりの

 

 
秋のトレッキングシーズン真っ最中。今月~年末にかけての予約者の約半数が、ありがたいことに、2回目以上の利用者の方。
 
毎年同じ時期にいらっしゃる方、今年だけでも2度目以上の方、久々に再会する方、など、いろいろ。
 
中でも嬉しかったのは、ちょうど9年前の今頃カラパタールへ行かれた方との再会。
 
当時、次は新婚旅行でトレッキングに来る、とおっしゃっていて、その約束通り、奥様連れで再訪してくださった。
 
久しぶりの再会を懐かしんでいるときに、おもむろに取り出された黒いフリースに見覚えが。
 
9年前、トレッキング後もしばらくネパールに滞在されていて、ふらっとオフィスに立ち寄られては、ガイド部屋でガイドとともにくつろいでくださっていた。その際に、ネパール製刺繍ワッペンを、ご自身のフリースに、いくつもコツコツ縫い付けていらしたのだが、まさにそのフリースだったのだ。
 
あ、そのフリース、あの時の!と感激。思わず目頭が熱くなってしまったのでした。

2013年10月21日月曜日

ネパール流乾電池一時復活法



ブログ記事にするほどの事でもないのだが。

電池の寿命が来たと思われると、ネパールの人たち、まず、太陽の下に干す。(ネパール語で、本当に「太陽に干す」という言葉を使うのだ)

特に、電気が引かれていない村で、乾電池のラジオとともに育ったような人たちはみな、電池が切れると、口をそろえて言う。「干してみた?1時間ぐらいは復活するよ」

それで、今日の写真は、寿命が来て捨てようと思った電池を、強制的に干されてしまったところ。

ちなみに、干してダメなら、石で軽く叩いてつぶす方法を伝授してくれる人も。こちらは少し、暴力的だなあ。

2013年10月15日火曜日

雨にぬれる竹のブランコ

 

10月最初の週悪天候続きで、その後一時的に天気回復したと思ったら、また雨。

約10日続く秋の大祭ダサイン期間中の雨は何度か経験があるが、メインのティカの日(今年は10月14日)に、一日中降り続く雨を体験したのは、私自身、初めて。

カトマンズに住む地元の人たちも、遠い昔に一度、ティカの日に雨が降った記憶があるが、こんなことはめったにない、と。まさかの雨。

この時期限定で作られる、竹のブランコ。ナガルコットの某ホテル敷地内に作られた物は、天気がよければ、ブランコをこぎながら、ヒマラヤを一望できるはずなのだが、昨日は一日中、誰も乗る人がいないまま、雨にぬれていた。

今朝は雨のち曇りで、乗る人もちらほら見られたが、ヒマラヤが見えるはずの場所は、白く厚い雲で覆われたままだった。

===

自宅隣の空き地に建てられている竹のブランコも、ここ3日ほどは雨のため乗る人が少なく、わびしい雰囲気。

それでも、小雨にぬれながら遊ぶ近所の子供たち。



 ~10月13日小雨が降る中撮影~


空に届くぐらいの長い竹が組まれてつくられたブランコだから、やっぱり背景には、快晴の青い空がないと、すっきりしないのだ。


  ~10月11日撮影~

2013年10月10日木曜日

ネパールでトラベラーズチェックが使用不可に

別ブログ でも同じ内容を投稿しましたが、困っている旅行者の方と身近に接することが多いため、当ブログにも掲載します。

先日より、ネパール国内でのトラベラーズチェック(以下T/C)が使用不可となっています。

私たちが先日独自に調べた結果、今現在換金に応じているのは、Bank of Kathmanduのみでした。(タメル支店にて10月9日にUSドル建てT/Cからの換金済み)

カトマンドゥ市内・旅行者街タメル地区および周辺にある以下の銀行では、いずれも換金中止しています。

Everest Bank
Himalayan Bank
Nabil Bank
Standard Charterd Bank
Sunrise Bank
Tourist Bank

現在換金に応じているBank of Kathmanduでも、今後いつまで対応できるかわからないので、手持ちのT/Cがあればできるだけすぐに持ってくるように、とのことでした。(10月9日時点での情報)

銀行に限らず両替所でもT/Cの取り扱いを中止しています。また、ホテルや旅行会社での支払いも同様です。ネパールにご旅行の際にはくれぐれもご注意ください。

なお、私の旅行会社でも、これを受けてT/Cでのお支払いは中止させていただくことにいたしましたので、ご了承ください。

2013年10月9日水曜日

竹のブランコ準備


秋の大祭、ダサイン・ティハール期間限定で各地に作られる竹のブランコ。

自宅隣の空き地にも毎年組み立てられる。

先日、近所の有志がブランコ設置の寄付金集めのため、近隣を回っていたのだが、本日早朝から外枠の準備が始まっていた。

朝は4本の竹が建てられただけの状態だったが、夜帰宅したときにはてっぺんも組まれていて、あとは飾りつけと、椅子がつけられるのみに。

近所の子供たちも、完成を今か今かと待ち望んでいる。

2013年10月7日月曜日

今日の家畜たち


 
 
毎朝の通勤路で見かける家畜たち。
 
家の門を開けるとまず、近所で放し飼いされている鶏が数羽、家の前を走り回っている。
 
少し行くと、肉屋があって、今日明日中に解体されて食肉になる予定の山羊が数頭、店の前につながれて餌を食べている。 




大きな通りに出ると、どこかの家の飼い牛たちが、道の真ん中を散歩している光景に遭遇し、その後、タメル近くの裏通りで飼われている、羊数匹を眺めながら、オフィスへ。

この場所で見る羊はどれも汚れたモップのように汚い。

おそらく食用なので、定期的に入れ替わっているはずなのだが、いつ見てもどの羊も汚い。

が、愛嬌があっていつも様子を確認しながら通り過ぎる。

そしたら今日は、その羊の背中に、鶏がちょこんと乗っていて、どちらも何食わぬ顔なのがほほえましく、思わずパチリ。

2013年10月3日木曜日

ポカラ発ウルトラライトプレーン墜落


今朝またショックなニュース。

ポカラ発、ウルトラライトフライト(超軽量動力機)が墜落し、パイロットと外国人乗客の計2名が死亡したと。

ポカラのアクティビティーとして人気の高い、ウルトラライトフライト。私たちもよく手配する。

先月ポカラに行ったとき、パラグライダーとウルトラライトフライトをそれぞれ無料で体験させてくれる、とアビアクラブから誘いを受けていて、同行していたネパール人女性スタッフがパラグライダーの30分コースに挑戦。

ウルトラライトフライトは私が乗せてもらう予定だったのだが、ネパール国内で、空を飛ぶ乗物に乗ることに不安を感じることが多く、せっかくの機会ではあったのだが、お断りしたところだった。

ところで、カトマンズ発マウンテンフライト同様、ウルトラライトフライトも、悪天候時やヒマラヤが見えない日には欠航となり翌日以降の振替となる。

本日午前中は、カトマンズでは小雨も降っており、マウンテンフライトは久々の全便欠航だった。

ポカラもあまり天気は良くなかったと聞く。

ネパールでの空の事故は、本来の原因は何であれ、天気があまりよくない日に起こることが多い。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

本日の写真は、2年前、某TV番組のポカラロケの際にウルトラライトフライトを利用したときのもの。