ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2015年4月27日月曜日

ネパール地震の影響

GW時にお申込みのあるお客様に、先程一括メールで送った内容です。
参考までにブログに更新します。一部補足しています。

表示の乱れを直す時間がありません。ご容赦ください。

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425日に発生したネパールでの大地震の影響で、皆様が訪れる旅行予定地に少なからず影響が出ています。

●カトマンズ

タメル地区26日現在ホテル、商店ほぼすべての店がシャッターを下ろし閉鎖しています。

従業員が怖がって出勤しないため、この先10日間ほどは閉鎖を決めたホテル、開いてい入るが室内に入れてもらえず、ロビーなどに布団を持ってきて寝るよう指示されているホテル等、いろいろです。
 
食料も不足しており、ホテル併設レストランでも十分な食事を提供できていません。

市内レストランも閉まっているところがほとんどです。

参考までに、高級ホテルのハイアットでさえ、室内に入れてもらえず、25日、26と、宿泊客はロビーや入口エントランス(ほぼ屋外)で寝ていました。

●国内線

26日は欠航(早朝イエティエアに確認したところ得た回答で、実際けっこうだったかは追跡確認していません)。
 
27日以降は状況次第かと思います。

 
●国際線

飛んでいますが、大きな余震が発生すると、一時的に閉鎖となり、本日も1時頃~4頃までの離発着が制限されていた模様。
 
昨日は10時半~15時頃まで私自身空港にいました。
 
●ポカラ

確認していませんが、それほど被害状況は聞いておりません。

●エベレスト方面トレッキング

26日現在、ルクラ~ナムチェ間の地滑り等の危険発生確率が高いため、通行閉鎖しているとの情報が、ナムチェにいるガイドより入っております。

ゴーキョを目指していたガイドも急きょ引き返そうと下山を始めましたが、ナムチェで足止めとなっています。(26日現在)

●ランタン方面

シャブルベシにいるガイドの話によると、土砂崩れなども発生している模様で、シャブルベシ~ドゥンチェ間は車通行できないような状況とのことです。

●アンナプルナ方面

確認できておりません。
 
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取り急ぎ現状です。

ネット、電話も通じにくく、現在、私自身が朝から晩まで、日本の報道メディアのクルーと一緒に行動しており、メールチェックする時間がありません。

ご旅行をキャンセルされる場合は、メールでもお送りいただくと同時に、ローマ字表記で+977-9851124236あてにSMSをいただけますとすぐ確認できありがたいです。

SMSは長文不要です。(膨大な数のSMSを受信しているため、見落とす可能性有) ご

氏名、ネパ―ル到着予定日、キャンセル希望、ということをローマ字で次のようにお送りください。

受信しましたら、遅くなるかもしれませんが、短文で返信します。

なお、後日メールも確認しますので、必ず info・・アドレス宛にメールもお送りいただけますと助かります。

お電話については、地震発生以来、終日メディアの方からの状況確認の電話がひっきりなしに入り、26日昼までは対応していましたが、現在対応しきれておりません。
 
日本やバンコク、デリー(報道社の支局がある)の番号からの電話にはああえて出ないことがありますので、メールおよびSMSでお知らせください。

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以上、キャンセルを進めるような内容を書きましたが、それでも旅行を実施する!という方の手配はかならずさせていただきます。ただし、空港送迎については、車の確保が非常に厳しくなっている関係上、お受けできませんことをお知らせします。すでに送迎代をお支払いただいている場合は後日返金致します。

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取り急ぎ以上です。
現地の状況はできる限りツイッターで発信しておりますので、ご参照ください。


よろしくお願いいたします。

 

2015年4月26日日曜日

カトマンズの地震

日本でもトップニュース扱いだったと聞きますが、カトマンズで大きな地震がありました。

私たちは無事ですが、バタバタしており詳細ブログ更新できません。

ツイッター地震発生当初からこまめに画像つきで発信しておりますので、ご参照ください。
https://twitter.com/infonepal

お見舞いメールをくださった、たくさんの過去の利用者の皆様、個人的な知り合い、ツイッターにコメントくださった皆様、一人一人にお礼ができずに申し訳ありません。

まだ余震が続いており、不安な夜を過ごしています。

落ち着いたらまたブログ更新&メール等への返信もさせていただきます。

ありがとうございます。

2015年4月23日木曜日

雨のタサンビレッジ


14時半過ぎ、ナウリコットのタサンビレッジ(標高約2680m)着。

到着前から雨が降り出した。

ここから見えるはずのダウラギリ(8167m)も、氷河も、ニルギリ(7061m)も、他アンナプルナ山群も、一切見えず。

目の前の丘の上の方は雪でうっすら白くなりはじめ、雪と雨の境界がはっきり分かる。雪が降っているのは標高4000mよりも少し上あたりからだろうか。

以前同時期にゴレパニ(標高約2850m)へ行ったとき、ずっと晴れで暑く、朝晩ゴレパニ滞在時のシンプルなロッジの室温も15度程はあった。防寒着が荷物になってしまった経験がある。

今の時期、基本的には晴れることが多いし、今回の宿泊地はタサンビレッジとムスタンリゾート。この地ではリゾート扱いの高級ホテル。なので、防寒着少な目で出かけたところ、ロッジ内室温10度ほどで寒く、防寒対策が甘かった、と後悔。

宿泊客が私たちだけしかいなかったことをいいことに、寝る時以外はずっと薪ストーブの前を陣取っていた。


翌朝。一瞬雨も上がったものの、また降り始め、結局ヒマラヤは見えず、眼下に広がるカリガンダキを見下ろすぐらいしかできず。

雲が垂れ込めるこんな景色も、嫌いではないが、次回来る時は是非とも絶景を楽しめるといいなあ。


出発時、入口近くに桜らしき木を見かける。

お別れのカタを首からかけてもらい、出発。

・・・

ところで、この2日後、突然の訃報の知らせが入る。私たちがここを後にした次の日の朝、マネージャーさんに突然の不幸があったというのだ。その前日には、笑顔で見送ってくださったのに。同行者皆、しばらく事情が理解できず茫然としてしまった。心よりご冥福をお祈りしいたします。

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ジョムソン・ムクティナート訪問の記録:

4月12日(日)
 (タサンビレッジ泊)

4月13日(月)
 07:20ナウリコットのタサンビレッジ発→08:20マルファ着。河口慧海記念館立ち寄り→09:30マルファ発→09:50ジョムソン着。休憩、車手配。
 11:00ジョムソン発→12:20ラニポワ着。ムクティナートまで徒歩移動、参拝。
 14:25ラニポワ発→15:45ジョムソン着。ジョムソン散策。
 17:00ジョムソン発、ホテルへ→17:05ムスタンリゾート着(泊)

4月14日(火)
 06:45ムスタンリゾート発、徒歩でジョムソン空港へ移動→07:00空港着。
 08:50ジョムソン発ポカラ行フライト→09:10ポカラ着。

2015年4月22日水曜日

タトパニ~ガサ(ジョムソン・ムクティナート訪問3)

 
10:40タトパニ発。ガサ(標高約2000m)を目指す。
 
今回のルート上では、崖道も多い一番危険な区間。揺れもひどい。 雨季中は土砂崩れによる車両通行止めなども例年起きるような道。
 

 

 
 
 
 
 
旅の同行者は私も含め5人。うち2人は6歳と2歳児。ネパールのみならず、日本でも片道1400㎞ほどの長距離移動は何度か経験済みで慣れているが、未舗装悪路移動に耐えられるか少し心配だった。
 
しかし、車が揺れれば揺れるほど喜び、水しぶきを上げて川を突っ切る時には、遊園地みたい!、と身を乗り出して興奮。はしゃぐ以外は揺れに身を任せ熟睡。疲れも見せず、なかなか楽しんでいた様子。
 



そうこうしているうちに、崖道も終わりになり、ガサのバスパーク通過。



12:15昼食休憩のためガサで停車。(上のジープは私たちが乗ってきたもの。インドのマヒンドラ社製)

ガサ着前、ドライバーにチャングラのおいしいダルバートが食べられる店に立ち寄ってもらうようリクエスト。事前に携帯で連絡を入れ、準備をしておいてくれた。



 
 
13:30ガサ発。近道のカリガンダキ沿いを走ろう、と、広い河原をスピードを上げて進む。途中何度も川を突っ切る。
 
今日の目的地ナウリコットまではあと少し。
 
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ジョムソン・ムクティナート訪問の記録:

4月12日(日)
 4:10ポカラ発→6:30ベニ着。休憩、車手配。
 7:40ベニ発→9:40TIMSチェックポスト立ち寄り→10:00タトパニ着。休憩。
 10:40タトパニ発→12:15ガサ着。休憩。
 13:30ガサ発→14:45ナウリコット・タサンビレッジ着(泊)

4月13日(月)
 07:20ナウリコットのタサンビレッジ発→08:20マルファ着。河口慧海記念館立ち寄り。
 09:30マルファ発→09:50ジョムソン着。休憩、車手配。
 11:00ジョムソン発→12:20ラニポワ着。ムクティナートまで徒歩移動、参拝。
 14:25ラニポワ発→15:45ジョムソン着。ジョムソン散策。
 17:00ジョムソン発、ホテルへ→17:05ムスタンリゾート着(泊)

4月14日(火)
 06:45ムスタンリゾート発、徒歩でジョムソン空港へ移動→07:00空港着。
 08:50ジョムソン発ポカラ行フライト→09:10ポカラ着。

2015年4月20日月曜日

ベニ~タトパニ(ジョムソン・ムクティナート訪問2)

 
 
4月12日7時40分、チャーターした四駆車でベニ(標高約800m)を出発し、この日の目的地ナウリコット(タサンビレッジ/標高約2680m)を目指す。
 
未舗装の道はガタガタで、出だしから上下左右前後に揺れまくる。
 


 
ベニ~ガサ間は頻繁に乗合バスや四駆車が出ており、道中何度も車と行きかう。道が狭いので、譲り合いながら通り過ぎる。
 
乾季中は車が通ると一寸先も見えないほどの砂埃が巻き上がる。今回は、曇りのち雨の日が続いており、地面も適度に湿っていて砂埃の影響はほとんどなかったのだが、乾燥していると大変なことになる。
 
 

 
バスがカーブを曲がるたび、砂埃が舞い上がり、視界が遮られる状態。
 
トレッキング道も、車の往来があるこの道と同じ。この様な道をあえて徒歩移動するのは、物好きな外国人トレッカーか、近距離を移動する地元住人ぐらい。
 

 
 
ネパール人のバイクのグル―プも結構見かけた。皆カトマンズナンバーで、ムクティナートまでのツーリングを楽しんでいるようだ。
 
上の写真は、突き出た岩の下で休むライダーたち。
 



09:40タトパニの手前にあるTIMSチェックポスト立ち寄り。

私、ビジネスビザなのだが、レジデンスビザやディプロマビザ以外の外国人は、在住者であっても許可証類は必要、とのことで、カトマンズで取得。通過のチェックを受ける。



10:00タトパニ着。休憩。

ここに、竹の皮で編んだ囲いで覆われた、穴を掘っただけの簡易トイレがあった。本来のトイレは戸を開けるとハエが一斉に飛び出てくるような不衛生な状態で、入るのをためらってしまったのだが、その手前にこの解放的な簡易トイレがあり、迷わずここを利用。空を見ながら用を足すのって、久しぶり。

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ジョムソン・ムクティナート訪問の記録:

4月12日(日)
 4:10ポカラ発→6:30ベニ着。休憩、車手配。
 7:40ベニ発→9:40TIMSチェックポスト立ち寄り→10:00タトパニ着。休憩。
 10:40タトパニ発→12:15ガサ着。休憩。
 13:30ガサ発→14:45ナウリコット・タサンビレッジ着(泊)

4月13日(月)
 07:20ナウリコットのタサンビレッジ発→08:20マルファ着。河口慧海記念館立ち寄り。
 09:30マルファ発→09:50ジョムソン着。休憩、車手配。
 11:00ジョムソン発→12:20ラニポワ着。ムクティナートまで徒歩移動、参拝。
 14:25ラニポワ発→15:45ジョムソン着。ジョムソン散策。
 17:00ジョムソン発、ホテルへ→17:05ムスタンリゾート着(泊)

4月14日(火)
 06:45ムスタンリゾート発、徒歩でジョムソン空港へ移動→07:00空港着。
 08:50ジョムソン発ポカラ行フライト→09:10ポカラ着。

ベニのバスパーク(ジョムソン・ムクティナート訪問1)

 
 
15年ほど前までは、ジョムソン街道の、徒歩移動始発・終着地点だったベニ。その後、徐々に車道が引かれバイクやトラクターで走行できるようになり、7~8年前からは、ムクティナートまでローカルバスやジープが定期運行するようになった。
 
その昔、徒歩移動で4~5日かかっていたベニ~ガサ~ジョムソン~ムクティナート間も、車両移動すれば(乗り換え時間等含めなければ)7時間ほど。
 
全行程で未舗装でカーブの多い道。ガードレールもなく、ベニ~ガサ間は、すぐ下は崖、という危険な場所も多い。
 
雨の多い季節(6~9月)には土砂崩れで一時的に車両通行不可となることもあり、崖下転落事故も起きやすいルートではあるが、現地住人はもちろん、ムクティナートへ巡礼へ行くネパール人、インド人なども、ほとんどが車両で移動するのが当たり前の状況となっている。
 
現在この区間をあえて歩くのは、物好きな外国人トレッカーぐらい。
 
 
 
 
ベニにあるバス・ジープカウンター。
 
ここで、四駆車・マイクロバス・大型バス等のチケットを購入できる。
 
現在、ベニ発で運行している定期便は、ジョムソン直行、ガーサ止まり、ポカラ行、カトマンズ行の主に4ルート。

10か月ほど前まで、ゴレパニ方面チトレ行という定期便も出ていたのだが、現在運休中で、再開のめどは今のところないそうだ。(チャーターは可能)
 
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以上、4月12日に現地で確認した内容。
 
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ジョムソン・ムクティナート訪問の記録:

4月12日(日)
 4:10ポカラ発→6:30ベニ着。休憩、車手配。
 13:30ガサ発→14:45ナウリコット・タサンビレッジ着(泊)

4月13日(月)
 07:20ナウリコットのタサンビレッジ発→08:20マルファ着。河口慧海記念館立ち寄り。
 09:30マルファ発→09:50ジョムソン着。休憩、車手配。
 11:00ジョムソン発→12:20ラニポワ着。ムクティナートまで徒歩移動、参拝。
 14:25ラニポワ発→15:45ジョムソン着。ジョムソン散策。
 17:00ジョムソン発、ホテルへ→17:05ムスタンリゾート着(泊)

4月14日(火)
 06:45ムスタンリゾート発、徒歩でジョムソン空港へ移動→07:00空港着。
 08:50ジョムソン発ポカラ行フライト→09:10ポカラ着。

2015年4月19日日曜日

マレクの魚


カトマンズからポカラやチトワンなどを結ぶプリティビハイウェイの途中にある「マレク」。トリスリ川沿いにあり、食堂に揚げ魚や干し魚(燻製)類が並ぶ。




手前の赤いのはエビ、他は小魚類。

陸路移動をする際には魚やエビのおやつを楽しみに、必ずマレクに立ち寄る。

素揚げの魚やエビに、トマトをベースとしたアチャール(辛いソース)がついてくるのだが、何もつけずにそのまま食べる方が日本人向きのクセのない味。エビは殻ごと、小魚も骨ごと食べられ、やめられない止まらない状態になってしまう。

・・・

先週、ポカラ~ジョムソン~ムクティナートへ行ってきた。カトマンズ~ポカラ間は往復とも陸路で。上の写真2枚は、カトマンズを発った初日(4月11日)の夕方、遅めのカジャ(おやつ)をとるため立ち寄った食堂にて。

・・・

ところでこの周辺のハイウェイ(といっても舗装状態のよくない山道だが)には、よく流しの魚売りが出ている。


 
木の枝に、内臓を取り除いた魚を数匹つるして、車が通りがかるのを待っている。
 
 

 魚売りの写真は、昨年11月、チトワン訪問の帰りに撮影したもの。

2015年4月10日金曜日

タメル北のラインチョウル通りがついに舗装された



カトマンズ市内の道が次々拡張&整備されていく中、いつまでたってもひどい状態だったタメル北のラインチョウル通り。

雨が降ると冠水し、乾燥すると砂埃が巻き上がったり、あちこち掘り起こされ地方の未舗装道も顔負け、というぐらい凸凹だらけだったり、いつになったら舗装完了するのだろう、と、毎日通るたび思っていた。


 
 
少し前から道がならされ、そろそろ舗装も近いなと期待していたところ、8日~10日の夜間片側ずつ舗装していったようで、本日一部の区間を残して両側とも舗装完了。
 
道幅も以前の2倍ほどに広くなり、だいぶイメージも変わった。
 
 
 
 
ところで昨日、舗装準備作業とともに、電信柱を立て替える作業も進行していて、激しく巻き付けられた電線を探る作業員の姿が。
 
こういう電線、カトマンズではよく見かけるのだが、どれがどの線か区別つくのだろうかと気になってしまう。

2015年4月9日木曜日

トニー・ハーゲン写真展

 ≪写真展入口に置かれていた手書きの案内板≫
 
4月4日(土)~8日(水)までパタンミュージアムで開催されていた写真展に、6日に行ってきた。
 
1950年代にトニー・ハーゲンが撮影したカトマンズや周辺の写真が展示されていたもの。
 
未舗装のカトマンズ空港、周辺に何もないボダナート寺院、森と田畑だらけのパシュパティナート周辺。のどかなタパタリの橋とそこを素足で通過する人々、、、。
 
観賞しているのは、外国人よりも、この写真が撮られた頃には生まれていなかったであろうネパールの人たちが圧倒的に多く、皆、素朴な昔の光景に驚きの声をあげ、そして、スマホで至近距離から展示物を撮影。
 
気になって受付嬢に聞くと、「 मज्जाले हुन्छ !! ( モッジャレフンチャ!!撮影しても全然問題ないわよ!)」と。ホントにいいのかなあ、と確認し、私も1枚、展示光景が分かる写真を撮ってしまったのだが。
 
 
 
 
写真展に出ていたうちの何枚かは、次のサイトにも掲載されています。

2015年4月7日火曜日

最近のネパールバンダ(全国規模のストライキ)の傾向

<写真1枚目:昼前のタメル北ラインチョール通りの様子>

 
本日から3日間(4月7日〜9日)予定されていたネパールバンダ(Banda=ストライキ)。

数年ほど前までは、バンダというと一般車両、公共車両をはじめ、旅行者専用車両、救急車等も走行妨害されることがあった。ドライバーたち、当日は車を出すのを自粛することが多く、地方を結ぶツーリストバスも多くが運休。旅行手配をしていても、旅程が大きく狂い、大変だった。


しかしここ2~3年ほど傾向はがらりと変わり、バンダといっても、緑色ナンバープレートの外国人旅行者専用登録のある車両は通行妨害されることなく車を出せるようになっている。バンダ前日にドライバーやツーリストバス会社に確認しても、「心配するな!緑色プレート車両だから堂々と走行してやる!」という心強い返事をもらうことがほとんど。

が、今回は違った。

ドライバーたち皆、昨日の時点では、「たぶん走行できるとは思うけど、明朝の状況を見て決める」と、弱気な回答。

カトマンズ・ポカラ・チトワン間を走るツーリストバス会社複数社に確認しても、「バンダ中の予約は受け付けてはいるけど、朝にならないと走れるかどうかはわからない」と。

このため、本日長距離移動予定のあったガイドやポーターたちは、急きょ昨日中に移動させることにした。

ガイドの一人は、バンダ中止のニュースに期待し、夕方まで移動せず粘ったが結局中止宣言はされず、夜行バスでポカラへ向け移動し夜2時半に現地についたり。

ドゥンチェに昨日下山し翌日(今日)貸切車でカトマンズに戻る予定だったガイドも、バンダ当日の移動はどうなるかわからないから本日中に戻ってきた方がよい、と、急きょ昨夕現地を出発し、カトマンズについたのが夜9時過ぎだったり。はっきりしないバンダ予定に振り回された。

・・・のだが、いざふたを開けてみると、(一部主催者側の過激な行動も見られたようではあるが)、まあ最近の傾向通りのバンダ。


<写真2枚目:昼前のタメル近くの大通りの様子>


市内を走る車両は少なかったが、カトマンズ、ポカラとも、旅行者用車両(緑色ナンバープレート)は朝から問題なく走行。(ウチ手配分はすべて全く影響なし。むしろ道路がすいておりすいすい快適な移動だったと)

地方を結ぶツーリストバスも平常運行。(ただし警察の護衛付)

また、バンダ実施時間の時間限定がある、というもの最近のバンダの傾向。今回は朝5時~夕方5時まで。

何かと融通が利き、旅行手配面ではそれほど影響を受けないのが、最近の傾向。(ただし公共交通手段を利用する場合の旅行は影響を受ける)

そして、明日明後日(4月8日、9日)も予定されていた残りのバンダ中止が、案の定、今晩発表された。このあたりも、傾向通りといったところだろうか。
 
<写真1枚目:昼前のタメル北ラインチョール通りの様子>
一般車両や公共車両の走行は極端に少なく、すれ違う車両はどれも緑色ナンバーの旅行者専用車両だった。
 
<写真2枚目:昼前のタメル近くの大通りの様子>
バンダの日はタクシー等が捕まりにくいor捕まっても高額な運賃を要求されることが多く、いつもよりも人力車が活躍する。
 
 
 
 
ところで、バンダの日は公共車両(バスやマイクロ)が走らないので、スタッフたち、徒歩や自転車で通勤する。今日も、自転車で1時間、徒歩で1時間以上かけて通勤した者など、いろいろ。

(私はバンダの日はあえて大通りを選びバイクで移動する。警備も多く、大通りの方が安心だから)
 
いつもより皆体力使って出勤しているから、との口実で、通勤途中に骨付きモモ肉10本を購入。賄スタッフにフライドチキンを作ってもらい、今日のカジャはボリュームのあるメニューに。

2015年4月6日月曜日

計画停電短縮へ(4月4日より)

4月4日より計画停電時間が短縮となっている。毎日平均8.5時間。短くなったなあと実感。

タメル地区の停電スケジュールを当ブログに初めて掲載したのが2006年1月。

今や、停電スケジュールが変更になると、在カトマンズ日本大使館から変更情報を送ってもらえるが、当時は自力でスケジュールを探すしかなかった。

ネパール電力のHPには事前にスケジュールが掲載されず、変更日当日になるとネパール語紙ゴルカパットラには掲載されていたようなのだが、そもそも突然スケジュール変更になることも多く、「今日からスケジュールが変わったらしい」と気づき、ゴルカパットラを探しに出かけても、定期購読していないと街中の新聞屋では売切れてとなっていて、なかなか新スケジュールをつかめなかったり、、、ということも多々あった記憶がある。

今よりも停電時間は短かったが、スケジュールを事前に確認できない分、苦労も多かった気がする。

最初に当ブログで停電スケジュールを掲載した2006年1月22日付けのタイトルが「1週間に17時間、、、」。今読み返すと、毎日夕方たったの2~3時間だけ停電していたぐらいで、泣き言を書いていて、おかしい。

当時、スケジュールが分からず自分自身困ることも多かったため、オフィスがあるタメル地区のスケジュールを確認すると同時に、当ブログにも掲載することにした、という流れが。

日本語で入手できるタメル地区の停電スケジュールは他になく、けっこう旅行者の方に役立てていただいたのだが、これからは、当ブログでの掲載はやめ、私がもう一つ別に発信している、地球の歩き方・カトマンドゥ特派員ブログ  にのみ掲載していくことにしたい。

当ブログと歩き方ブログで記事が重複してしまうことも多く、今更ながら使い分けていこうと思い。

2015年4月3日金曜日

ネパールのアイスキャンディ、クルフィ


暑くなると時々食べたくなる、円錐形のアイスキャンディ、クルフィ(कुल्‍फी)。

屋台風の露店で売られているローカルなものから、きちんと包装されて売られているものまで、いろいろ。

ただのミルク味ではなく、カルダモンやナッツ類が混ざっていて、さわやかな後味。

よく立ち寄るベーカリーで売られているのは、容量60mlの1本65ルピー。