ブログ移転のお知らせ

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2020年12月1日火曜日

ネパールで作る自家製もやし


冬になり高温を利用した自家製納豆作りがしにくくなった代わりに、根が傷みにくく低い気温が都合良い自家製もやし作りにいそしむ昨今。


面倒くさい方法は不要。

水分を少し含んだ緑豆を水差しに入れれば暗室不要、朝晩水を変えるだけ。

食べ頃になるまで一週間ほどかかるので、発育の異なる3種類ほどのもやし予備軍が常に待機。


お味噌汁に入れると、もやしから良い出汁が出て、おいしいんだよね。

2020年11月9日月曜日

コロナ禍のタメル地区(2020秋)


夕方の旅行者街タメル地区中心部ナルシングチョウク。

車両走行可能エリアで、例年なら、秋の旅行シーズン真っ盛り。

人・車・リクシャの往来激しくにぎわうところ。


でもコロナ禍の今、こんなところで、放し飼いの子牛がとうもろこしの皮を食べていた。

タメルらしからぬなかなか貴重な、のどかな光景。

2020年10月18日日曜日

スズメバチ駆除


家の隣の小さな寺院にある聖なるルドラクシャの巨木。

てっぺんにできていたスズメバチの巣を、本日無事駆除。


無防備の若者たちが、我が家の4階屋上から長い松明の煙で巣をいぶした後、下から木登りして捕獲!カトマンズにいながら、臨場感あふれるハニーハントシーンを体験!


背の高いルドラクシャの木に火が付いた光景は、カトマンズの夜景に映え感動的。

でも事情を知らない近所は一瞬騒然(苦笑)。

巣にあった幼虫は、油で炒めて食べるのだそう。




過去、ハニーハンティングの取材のお手伝いをしたことを思い出しました。


2020年10月17日土曜日

ダサイン開始


今日のカトマンズ夕景。


俯瞰で眺めるのはもちろん、路地から見上げる空にもハッとさせられる。

ところで今日からダサイン祭が始まった。

ネパールのヒンドゥ教徒にとって最大の祭。10日以上続く祭りの日程は太陰暦によって決まるため毎年ずれる。今年は例年より遅く、10月後半から始まるのは久しぶり。

2020年10月16日金曜日

幸せになれる葉付き大根

カトマンズの路上で売られる葉付き大根

カトマンズの道端に朝夕現れる野菜売り。

売られる野菜の種類に季節の移り変わりを知る。

最近目を惹くのは、躍動感あふれる大根たち。幸せな気分にさせてくれる立派な葉付き。

大小数本が一束になっていて、約40円。


大根は日干しして日本版アチャール(はりはり漬け)に。葉は塩ゆでし冷凍保存します。

2020年10月6日火曜日

靴を吊るすおまじない


たわわに実った近所のアボカドの木に、子供の運動靴が吊るされている。

靴を蹴り上げてひっかかっちゃった、のではなくて、これ、アボカド泥棒避けのおまじない。

ネパールでは、周囲の邪気や妬み嫉みを寄せ付けないため、こうやって靴を吊るすことがよくあるのだ。

よく見かけるのは、乗り物の後ろにぶら下げられた靴。

邪気を寄せ付けない他、安全祈願目的もある。ところ変われば、の、面白い慣習。

2020年10月5日月曜日

マサラ屋とチュルピ


山盛りが目を引くマサラ(スパイス)屋。

入口にそば殻がおいてあって、昔祖母が作ってくれたそば殻の枕を思い出す。


ここでの販売目的は聞かなかったけれど、そばが採れる地方では、そば殻の枕を作ることもある用で、親近感がわく。

まさに「岩」状態の大きな岩塩各種も。


カトマンズではあまり見かけない、サイコロ状に切っていない立派なチュルピ(乾燥チーズ)も見つけたので、犬のおやつ用に購入。


チュルピとは、ネパール高地で作られる保存用チーズ。

海外では犬のヘルシーおやつとして注目されている。

以前、日本の実家の父が世話をしていた、今は亡きクロちゃん(雑種、オス)のネパール土産として大量に買っていったことがある。

先日飼い始めた子犬君のために大きいのが欲しくて、日帰りで行けるムデ(カトマンズ東100km程、標高2550mの場所)まで買いに行こうかなあ、と思っていたのだが、カトマンズで見つかってよかった!

2020年10月4日日曜日

キルティプル


久々のキルティプル。

1990年代半ば、に初めて訪れた時の印象が強くて、丘の斜面に建つ家が増えたなあといつ行ってもしみじみ思う。

当時、バスを降りて目に飛び込んで来た、ちょうどこのあたりから見えた、丘の斜面に家々が並ぶ景色に深く感動したことを覚えている。

見上げる家々は、もっとレンガの赤茶のイメージで、建物自体の背も低くて、こんなに密集していなかったような思い出。

2020年10月2日金曜日

コロナ禍のボダナート


久しぶりのボダナート。


入口に Without Mask, No Entryの貼り紙。

入場料(外国人400ルピー)を支払うカウンターは閉鎖。

現地人参拝者はそこそこいるものの、外国人旅行者は(ネパール自体にほとんど)いないからね。

2020年10月1日木曜日

鳥のくちばしのような野菜・チュチェカレラ/バレラ


ネパールの八百屋に並ぶ野菜は、日本にもあるなじみ深いものが多いが、中には見かけないものも。

鳥のくちばしのようなこれは、チュチェカレラचुच्चे करेला/バレラबरेलाと呼ばれる瓜系の野菜。


棘のまま調理。油と相性がよく炒めるとナスみたいな食感になる、時々食べたくなる食材。

2020年9月29日火曜日

アボカドを実らせる儀式


アボカドの季節到来。

最近のカトマンズでは庭にアボカドの木を植えている家が結構あり、毎年あちこちからいただく。

今年もさっそく知人より24個!も届き、近所におすそ分けするもまだこんなに残っていてウキウキ!

追熟が必要なので食べ頃になるのは2週間ぐらい先かな。

ところでこのアボカド、当初実がなる気配がなく、不安に思った知人宅では、人間の女性がつけるチュラ(चुरा腕輪)と、髪に編み込み使う赤いダゴ(धागो糸の束)を写真のように木に巻き女性化させるプジャ(儀式)をしたのだそう。


そしたら翌年見事実が実ったそう。

実際はそういうタイミングだったのかもしれないけれど、真剣にプジャをするネパール人のこういう信心深さ好き。

2020年9月28日月曜日

半飼いの野良猫、今年2度目の出産

 

4月に物置の段ボールで子猫6匹出産、その後一か月ほど成長を見せてくれた後突然引っ越してしまった野良猫の母親が8月に戻ってきた。

また妊娠しているようで、昨日まではちきれそうだったお腹が今朝はたるんたるん。

昨晩出産した模様。こっそり段ボールをのぞくと子猫4匹確認。

里帰り出産、嬉しいなあ。

授乳の合間に息抜きしている母猫

2020年9月27日日曜日

ダラハラ塔修復中


カトマンズの旧中央郵便局近くにあった高さ約52mのダラハラ塔。

レンガを積んでセメントで固めただけだったため、2015年4月の大地震で倒壊、死傷者を出した。

しばらくは竹を斜めに割ったような倒壊跡が見られていたが、その後復旧工事が進められ、少しずつ高くなってきている。

2019年12月13日 修復中のダラハラ塔

2020年3月23日 ロックダウン開始前日のダラハラ塔

2020年9月26日 少し高くなったダラハラ塔

ところで、2015年4月25日、ダラハラが倒壊したニュースは地震直後に知人からの電話で知った。その2時間後に近くを通り生々しい現場に呆然とした。

その後も日テレ記者さんの取材に同行し何度も近くまで訪れ、そのたびにカメラを向けたがどうしても撮ることができなかった。

なので自分で撮った写真は一枚も残っていないが、現場で見たあの光景、感じたにおいは、忘れることはないと思う。

2020年9月26日土曜日

日本の味の生麺


店内で食べるラーメンも絶品だけれど、ラーメンとうどんの生麺だけも販売してくれる、北海道ラーメンハウスさん。

前回のロックダウン緩和時に買い置きしたものがとっくに終わっており、冷やし中華やラーメン風ヌードルを作るときは、ローカルな乾麺や自己流手打ち麺を使っていたけれど、満足いかない。

この生麺が入手できるようになってからは、ほんと重宝しています!

2020年9月25日金曜日

隣家2軒目のコロナ発覚、そして死

向かいの家のおばあさん、高熱が続き、PCR検査したら陽性で自宅療養していたようだが、昨夕呼吸困難に陥り救急車で搬送。しかし、残念ながら亡くなったそうだ。

このおばあさん、普段あまり外出はしていないが、同居の家族がどこからかもらってきて、無症状で家庭内感染したのだろうか。

・・・

8月には隣の家の家族3名もPCR陽性でコロナ感染疑いがあった。

普段は老夫婦二人暮らしだが、ティージ祭のために、娘の家族(夫+子供二人)が里帰りしていたさなか、ご主人の高熱が続き検査したら陽性。濃厚接触者である娘家族+お手伝いさんも検査したところ、7人中3人のPCR陽性が発覚。

陽性の娘婿と幼い孫の一人は無症状で元気だったが、陰性だった妻と娘は体調不良が続いていたらしい。

孫娘ちゃんたち、屋内での食事を嫌がるそうで、毎食、我が家寄りのフェンス越しで食事をしていた。子守のディディが陽性・陰性どちらの子にも、自分の手から交互に直接ご飯を口に入れてやっているのがよく見えて、ちょっとクラクラする光景だった。

孫娘ちゃんたちが食事で庭に出てくると、食べ物のいい匂いがするのか、ウチの子犬がフェンス越しに駆け付ける。キャンキャン吠えていると、孫娘ちゃんが自分の食事をポンとウチの庭に投げ入れることもあり、ドン引きすることも多々あった。

陽性の方が自分の口から出したヤギの骨を放り投げ、慌てて拾い始末したことも。こんな状況で、私たち大丈夫かしら?と不安を感じることもあったが、約1か月後の再検査で皆陰性となったようで、ほっとしていた矢先の、向かいの家の感染そして死。

なんというか、ちょっと複雑。

2020年9月20日日曜日

ネパールの梨


日本同様、カトマンズでも秋になると出回る梨、ネパール語でナスパティनाशपाती。

一見日本のと変わらないが、こんな風に売られるローカルのものは、包丁も入らないほど固く水分も甘みも少なめのことが多い。

ガシガシ噛まないといけない、野性味あふれる味のものが多いけれど、今日のはアタリ!

程よい甘みとみずみずしさがおいしい梨でした!(5つで約100円)



2020年9月11日金曜日

ネパールの赤いキウイ


普段果物はバナナぐらいしか扱わない近所の小さな商店でキウイが売られていて即買い。

ネパール東部イラム産という。


商店の上の住人が取り扱っているとかで、通常なら大きなスーパーに卸すようなものを、こんな小さな商店でも置かせてもらえているのだとか。

包丁を入れたら、鮮やかな赤が目に飛び込んできてびっくり!

なんてきれいなんでしょう!

レッドキウイというそうで。こんな種もカトマンズに出回っているんですね。

2020年9月10日木曜日

カトマンズ名物日干し人形(ぬいるぐみ)


カトマンズの屋上。


人形を日干しする光景を時々あちこちで見かけるのだが、たいていはぎょっとさせられる。


ホラーな赤ちゃんと、こっち振り返ってほしいクマ。横の小さいピンクのなんだろう?

・・・ 

赤ちゃんの人形は、干されるとどこの家庭でもたいていホラー。


串刺し状のとかも。

2020年8月31日月曜日

ずんだ餅を作る


庭に放っておいた古い大豆の粒。

何も手を加えていないのにいつの間にか枝豆が実っていた。ありがたや。


収穫し粗つぶしのずんだ餡にし、白玉とともに食す。

中を凹ます形状を見て私は赤血球を思い出すけれど、ここ育ちの我が子たちが連想するのは、煮詰めた牛乳から作る甘いネパール菓子「ペダ」。 


2020年8月30日日曜日

インドラジャトラ、コロナ禍によりキャンセル


本日インドラジャトラ初日。


例年であれば、カトマンズダルバール広場に、写真のような、祭開始の合図・リンゴ(लिँङ्गो御柱)が建つ。


祭期間中スウェタバイラブ神やアカスバイラブ神が年に一度の御開帳となり貴重な光景を見られるのだが、今年は残念ながらコロナ禍の影響で一連の行事はキャンセルになったそうだ。