2011年6月30日木曜日

日本語講座開催中




現在ネパール旅行のオフシーズン。

みな時間があるので、この機会を利用し、先週の金曜日より、オフィスにて日本語教室初心者クラスを開催している。

対象者は、英語ガイド(日本語はできない)やポーター、事務スタッフたち。講師は日本人並みの語学力があるガイドの1人。多い時で10人ほどが参加。

開講日前日、ガイドたちのたまり場になっていた部屋を教室風に模様替えし、ホワイトボードを設置。形から入ることも結構大事で、教室風の部屋を見て、講師役や生徒役のガイドたちの気分も高まっていた。





最初は、仲間同士なので気が緩んだのか、ネパールタイムで遅刻してくる者や、無断欠席する者もいたのだが、マナーも大事、ということで気を入れなおさせたところ、その後事前連絡なしでの欠席や遅刻はなくなり、みなかなり真剣。

毎日宿題も出る。やってこなかった者は、本当の学校みたいに、生徒たちの前に立ち、『両耳をそれぞれの手で引っ張り、屈伸をしなくてはいけない』'ウトゥバス'という罰が待っている。(今のところ、みな、いい年してさすがにそれだけは勘弁、と思っているようで、宿題を忘れてくる者はいない)

キッチン担当の女性スタッフも、手が空いたときに面白半分に時々のぞくのだが、発言の番が回ってきそうになってあわてて台所に逃げ戻り、笑いを誘ったり。

あとから、「私に使えそうな言葉を教えて」と自主的に講師役ガイドに聞き、「すみません」と「こんにちは」を覚えていた。前者はゲストにお茶を出すときに使えるし、後者は来客時の声掛けで使えるよ、ということで。恥ずかしがって実践できていないのだが。




当初、初心者クラスのみ11時~12時まで1時間開講する予定だったのだが、初心者クラスが終わる頃に合わせ、ある程度日本語ができるガイドも自主的にやってきて、自然発生的に、12時以降は応用会話クラスが開かれている。

トレッキングシーズンが始まる8月末までの開講予定。さて、どの程度身につくか、楽しみにしているところ。

土曜以外は毎日開催予定なので、見学希望者や、実践会話に協力してくださる方たちも、随時受付中!

2011年6月22日水曜日

田植え



前回ブログ更新後、週末にかなりまとまった雨も降り、田に水も溜まり、カトマンズ郊外では、先週末から今週初めにかけて田植えを実施した農家も多かった様子。




ネパールでの田植えは、手植えが主流。最近では、田を耕す際、トラクターを使う農家も増えているようだが、田植え機はおそらくネパールにはまだないのではないだろうか。(農家の人の談)





そういえば、以前、今の時期に地方の山に入った際、雨が降ったりやんだりする中田植えが繰り広げられていて、田の隅に、竹とビニールシートで作ったこんな雨笠が置いてあったことが。



2007年6月チャリコット周辺の山の中にて


これから稲はどんどん生長して、ダサイン祭が過ぎた10月半ばごろに、収穫を迎える。


※ 雨笠以外の写真はスタッフによる撮影。

2011年6月15日水曜日

田植え前の楽しい苗代



日に何度かまとまった雨も降るようになり、そろそろ、カトマンズ近郊の農家でも、田植えを始める季節。

郊外へ足を延ばすと、田植えに向けて田を耕す人たちの姿があちこちで見られる。

苗代に植えられた稲の苗の緑もきれい。




ネパールの田植えは手作業。人手を要するから、家族親戚や近所の人たち総出で、順番に作業を進める。今日はこっちの田、次はあっちの田、という風に。

このため、私のオフィスでも、田植え休暇を取る予定のスタッフもいる。




ところで、ネパールの(カトマンズの)苗代に植えられる苗の形が面白くて思わず観察してしまう。

日本の苗代がどのようになっているのか、日本で生活しているときには見る機会がなかったので、残念ながら知らないのだが、こちらの苗代、角ばった文字のように見えるのだ。

己、弓、ヨ、コ、、、。




一つの田に、一つの苗代。広い場所では、あちこちに文字(苗代)が見えて、まるで暗号みたい。

ナスカの地上絵や、イギリスのミステリーサークルを連想してしまう(実際に見に行ったことはないが)。




田植えが終わると、今度は、稲の緑と水田の水がきらきら輝き、美しい風景が楽しめる。

2011年6月13日月曜日

皮肉いっぱい、素晴らしい標語



カトマンズ郊外に住む知人に、かなり前からゴハン(ダルバート)食べに来いと誘われていて、本日行ってきた。

足はスクーター。行きと帰りで道を変えたのだが、行きは、郊外の田畑が広がるのどかな道路を。そろそろ田植えの時期。緑の田畑や山がきれいで、気持ちの良いドライブに。(この話題は、次回)

帰りは、何年も前から日本の援助で整備がすすめられていて、今年に入って完成した、カトマンズ~バクタプルを結ぶ道路の一部を走る。



素晴らしく立派になっていることに驚いた。日本の、2~3車線の国道なみ、といったところ。

しかし、どんなに立派な道ができても、利用者のマナーが悪いのが玉にきず。

意味もなく後ろからクラクションを鳴らしてせかしてくるバスとか、少しでも先に進もうと、車線変更・前方車追い抜きをしまくっているせっかちなバイク(でも結局全然先に早く進めていない)とか、そんなのばっかりで、素晴らしい道も宝の持ち腐れ、、、なんて思っていた。

そしたら、コテシュワール付近に、2つの大きな看板を発見。





Kathmandu Bhaktapur Road is International Standard, But Our Manner is ? ? ?

(カトマンズ―バクタプル道路は国際基準、だけど、私たちのマナーは???)

皮肉いっぱいの素晴らしい標語に、思わず拍手を送りたくなってしまう。

そして、その隣のも素晴らしい。



Keep Lane!(車線を守ろう!) の向かって左には、Goldfish(マナーのよい金魚)がニコニコ笑顔で整列して泳いでいる様子が。で、これは ठीक(良い)。

向かって右には、Selfish(自分勝手さん)が、眼をぎらぎらさせ鼻歌なんか歌いながら、周りを蹴散らかして泳いでいる。ああ、まさにネパールでの多くのドライバーの振る舞いそのもの。周りの金魚は被害を受けて困り顔。これはもちろん बेठीक(良くない)。

Selfishなどという魚はいないが、いわずもがな、GoldfishのフィッシュとSelfishのフィッシュをかけている。

これ、日本人のデザインなのだろうか。素晴らしくて感動した。

でも、この標語にわが身を恥じ、マナーある運転を心がけるドライバーが、このカトマンズに果たしてどのぐらい出てくるのか、と考えると、先は暗い。

2011年6月10日金曜日

土産の行方



 ↑ ピンボケですが、鶏です。

ネパールトレッキングのオフシーズンに入り、スタッフやガイドたち、順番に帰省している。

一般的に、ネパールの人たち、秋の大祭ダサインやティハールに合わせて、年に一度帰省することが多いのだが、この時期トレッキングオフィスにとってはとても忙しく、帰省などしていられないので、オフシーズンの今の季節に、次々帰省していく。

そして、カトマンズに戻ってくる時には、村から何かしらのお土産を持ってきてくれる。その土地の特産(?)物から家庭の味まで、実用的な食料をいろいろと。

例えば最近では、ジャガイモ、豆、グンドゥルック(発酵乾燥野菜)、すもも、自家製ロキシー(酒)やはちみつ、ギウ(バター)などが届けられた。

ジリ(カトマンズから東に約140km程の場所にある、エベレスト街道を徒歩で歩く場合の旧発着地点)近くの村に帰省していたスタッフが昨日持ってきてくれたのは、生きている鶏。もちろん食用。

バイクに家族3人乗りで出かけたそうなのだが、戻ってくるときには、3人+鶏2羽(オフィス用に1羽、自分達用に1羽)、その他野菜などの食料をたくさん持ち帰って来たそう。(こちらの人、バイクでなんでも運ぶから、、、)

その鶏、昨日はオフィスのキッチンに、ドコ(竹製背負いかご)をかぶせたまま帰宅。餌としてチウラ(乾し米)を与えて。

今日は、営業時間中、時々思い出したように、甲高い声で「コケコッコー!」と叫んでいて笑いを誘っていた。(ネパール語ではククリッカ~: कुखुरी काँ と鳴く)

取引先の人たちが訪れているときにも大声で何度か鳴いたのだが、ある人は全くの無関心。カトマンズ市内、放し飼いにされている鶏はそこら中で見かけるので、鳴き声が間近で聞こえても特に違和感なかったのだろう。

また、ある人は、「誰の携帯?大きな音で!」とキョロキョロあたりを見渡していた。

ネパールの携帯、着信音に鶏の鳴き声が入っているのもあるのだが、これが本物そっくりの音なのだ。まさか、オフィス内に本当の鶏がいるとは思わないから、携帯の着信音だと本気で思ったようだ。

さて、鶏まるまる1羽、オフィスのカジャ(軽食)用にしては多すぎる。スタッフの一人が、家に生きたまま持って帰ることになり、運び方を思案。

結果、バッグに入れていくことに。このスタッフ、以前も、生きた鶏を、普通の布製手提げ袋に入れ、顔だけを袋から出してやって、バイクで持ち帰ったことのあるつわもの。

今回は、使っていないビデオカメラ用バッグがあったので、それに無理やり押し込んでみたものの、さすがにきつくて鶏がかわいそうになり、断念。



その後、少し大きめの布バッグに入れることになり、一件落着。

こんなことを書いていると、動物虐待みたいに思われてしまいそうだが、虐待も何も、すでに夕方絞められて、食用肉の塊と化し、一部は調理され、人間様の胃に入ってしまったらしい。

2011年6月1日水曜日

ピクニック2011~第二部~

ピクニック2011~第一部~ からの続き。



第一部のあとは、踊り続ける組と、まったり過ごす組と、次の食事を作る組になんとなくわかれる。




11時半頃1回目の食事(軽食)が済み、2回目の食事が始まったのが15時頃だったのだが、食事前に、代表者が今までの反省や注意点、今後の抱負や目標を語ったり、ガイドたちの意見交換があったり。




その後2回目の食事。メニューは、プラウ(ナッツ類やレーズン、グリーンピース、ニンジン、ギウ:乳脂肪などを炊き込んだピラフのようなもの)、ヤギ肉のカレー、鶏肉のカレー、カリフラワーとジャガイモのカレー、グゥンドゥルック(乾燥発酵菜っ葉)とトマトのアチャール、平茸と青菜の野菜炒め。

食べて飲んで踊って、、、という感じで朝から過ごしたピクニックも、そろそろ終盤。

片付けをし、手分けしてみんなで荷物を車まで運んでいく。




余談だが、ピクニックというと、こちらの女性たち、普段は着ないようなおめかし着でやってくるのが一般的。アウトドアとは程遠い、街にお出かけにでも行くの?というような格好。

例にもれず、女性スタッフの一人も履きなれないパンプスを履いてきていたのだが、荷物を運んで移動する途中、突然おもむろに靴を脱ぎ、片手に持って裸足で歩き始めた。



足が痛くてやってらんない、裸足の方が楽!という理由で。

その潔さ、というか、たくましさに、思わず、以前書いたネパール人の裸足パワーを思い出す。

なにはともあれ、今年も楽しく過ごせたことに感謝しつつ、ピクニック終了!