2013年2月28日木曜日

今日のカトマンズ


昼過ぎ、中央郵便局近くにて。スタッフによる撮影。

昨日届いた大使館からのお知らせによると、この近辺で13時頃から大規模な抗議集会が実施されるとのことで、渋滞が予想されていたが、集合している人もみられず、普段と変わらない様子だったと。

気持ちの良い風がふいていて、澄み渡る青空が広がり、朝から良い天気。カトマンズ市内からヒマラヤも見えていた。

しかし、この気持ちのいい風が山岳地方の空港では悪影響をもたらしたのか、エベレスト街道トレッキング発着地を往復するカトマンズ~ルクラ便、始発便は飛んだものの、その後、ルクラ方面の強風の影響で、11時頃に早々と欠航が決まった。

2013年2月27日水曜日

ホテルでの置き忘れへの、うれしい対応3件

今朝、カトマンズ市内某高級ホテルををチェックアウトしたゲストが、室内に財布を忘れていたようで、ホテルから、手配した私たちの会社宛に連絡が入った。

掃除担当の者がくすねてもわからない状況だったと思うが、きちんと報告してくれたことに感謝する。

先日も、ポカラのホテルで似たことがあった。ゲストがホテルをチェックアウトし、ポカラ空港移動後、室内にメガネが忘れられていることが発覚。ホテルのスタッフが、ポカラ空港まで忘れ物を届けに行ってくれたそうだ。

また、別の日には、カトマンズのホテルにスーツケースの鍵を忘れてしまった方もいた。ナガルコットのホテルにチェックインした夜、鍵がないことに気付き、私に連絡が入る。その時点で、カトマンズのホテルに確認を頼むものの、すでに別の宿泊客がチェックインしている状態。それにもかかわらず客にも理解を求めて、マネージャー自ら確認してくれたものの、見つけられず。

しかし翌日、宿泊客がチェックアウトした後に、丁寧に探したところ、室内の床の見えにくいところに落ちていて、その後ナガルコットまで届け、無事ゲストが手にすることができた、ということも。

これら3件、この2週間にあった出来事。

ホテルでの忘れ物、確認しても、ホテルスタッフが真剣に探してくれずうやむやにされたり、不要なものだと思ってすでに処分されてしまっていたりしたことも過去何度かあった。

しかし、最近あった3件のケースは、ホテルの協力的な対応がうれしい出来事だった。

2013年2月26日火曜日

麦茶用の麦を煎る


オフィスで飲んでいる麦茶がなくなったので、スタッフに大量に煎ってもらった。

麦を自分たちで煎って、麦茶用にしている。

乾燥した豆やトウモロコシを炒るときに使う、ハーディ(हाँडी)と呼ばれる、赤土で作られた素焼きの壺があり、これに麦を入れ、菜箸のような長い棒でかき混ぜながら、念入りに煎るのだ。

麦を煎る日は、オフィス中に広がる香ばしいにおいが芳香剤代わり。そして、壺と麦がすれて奏でる、単調なシャカシャカ音は、BGM代わり。

ちなみに、麦は、スタッフの実家から分けてもらっている。そのままだとゴミが混ざっていることもあるので、ナングロと呼ばれる竹ざるに麦を広げ、ふるって、ゴミを取り除いたものを用意しておいてくれる。






ところで以前、日本から来た方と「麦茶、自分たちで作っているんですよ」と話していて、途中で話が何だかかみ合わないと感じたことが。

「麦茶を作る」=「麦を煎るところから自家製」ということを言ったつもりだったのが、先方は「ペットボトルの出来上がった麦茶ではなく、麦茶用の麦を煮出しているところが手作り」と思っていたとのこと。

確かに、ペットボトル入りのお茶の種類も豊富にある、今時の日本。

麦茶を家庭で煮出す人は少数派で、すぐに飲める状態のものを買う、というのが、もしかすると当たり前になりつつあるのかな、と、やや逆カルチャーショックを受けたのだった。

2013年2月25日月曜日

満月の夜


今日は満月。

毎日12時間の計画停電があるカトマンズ。夜停電の日は、外灯も消え、懐中電灯がないと、外は歩けない。

しかし、満月の夜には、月明かりが外灯の役目を果たしてくれる。

月の光はこんなに明るいものなのかと、毎回実感させられる。

2013年2月24日日曜日

今日の残念なカジャ


オフィスでは毎日ランチ時に合わせて、台所担当の女性スタッフがおいしいカジャ(軽食)を準備してくれる。

カジャ以外にも、仕事始めに岩塩入りレモンティ、日本人の来客時には、オフィスで炒って作った自家焙煎の麦茶、ネパール人の来客があるとチヤ(ネパール風ミルクティ)、夕方近くに第二弾のカジャ(おやつ代わり)など、タイミングよく用意してくれる。

しかし、先月第2子出産し、3月末まで休職中。このため、現在は、近所のホテルのルームメイドをしている女性を臨時雇用中。仕事の合間に2時間ほど来てくれ、カジャを作ってまたホテルへ戻っていく。

作ってもらっておいてなんなのだが、メニューに広がりがなく、いつも大量のジャガイモが入る。

いつでも手に入り、腹持ちもよく、値段も安いジャガイモはネパール料理にかかせず、だいたいどのスタッフも、始めはいつもジャガイモ中心のタルカリ(おかず)を作るのだが、毎日だとうんざりしてくる。以前のスタッフの時もそういうことがあり、ジャガイモ使用禁止令を出したことも。

今の臨時スタッフにも、少し控えるよう昨日頼んだところ、今日はほうれん草のみの炒め物が出てきた。

これにキノコとか、ネパールでも手に入るトーフをこんがり炒めた物が入るとおいしいのだが、ほうれん草一種類のみとは。

私も常勤スタッフたちも、毎日のカジャを楽しみにしているので、今日は皆でがっかり。 メニューのアドバイスをして、明日からまた頑張ってもらうことに。

・ ・ ・
 
ところで、過去のカジャメニューの一部を、写真でどうぞ。

 ≪ネパール風蒸し餃子・モモ≫
トマトのピリ辛ソース添え

ゴマダレ添え


≪ネパール風焼きそば・チョウメン≫


≪ネパール風うどん(チベットのトゥクパ風)≫

≪夏限定、ニガウリ炒めと、枝豆の胡麻和え≫

≪ジャガイモ入りロティ(パンケーキ)と、豆のカレー≫


≪ロティとカリフラワのタルカリ≫


≪ネパール風モツ炒め・ブトン≫

≪茹でトウモロコシ≫


≪寒い日限定、カレー味の手打ちきしめん風≫


≪つけ麺風≫

たくさんあるバリエーションの中の、ごくごく一部のメニュー。

オフシーズン限定で、カジャ屋も開こうか?などと冗談を言って、店の名前をどうするかで盛りあがったりしたことも(笑)。

2013年2月22日金曜日

今日の訪問者(サドゥ)

オフィスには、客以外にもいろいろな人がやってくる。

物乞い、寄付金を募る人、文房具や辞書などの訪問販売員、、、。

以前、タメル近くにあるキャンパスから、修学旅行に行くから寄付金をよこせ、と、学生たちが集団でやってきたこともある。

彼ら、「将来有望な僕たちの修学旅行のため、資金援助するのは当たり前」との言い分で、見ず知らずのオフィスを周り、寄付を強要していたのだった。

また別のときには、純朴そうな見知らぬ青年が「帰省するお金がないから、バス代を恵んでくれないか」とやってきたこともあった。切々と訴える姿は演技には見えず、「バス代」としての20ルピーだけ渡したが、この方法で毎日平均50軒から20ルピー恵んでもらえれば、1日1000ルピー、1ヶ月で3万ルピー。彼、かなりの高給取りだったりね、などと、いらぬ皮算用をしたことなどもある。

とにかく、珍訪問者も多い。

さて本日の訪問者は、インド人のサドゥ(行者)。シバ神の恩恵を受けられるティカ持ち歩き、それを額につけてくれるので、お布施を渡すと去っていく。(→以前の訪問者

しかしタメルに表れるサドゥは、本物でない場合も多い。旅行者に写真を撮らせて、高額見返り(お金)を要求するケースもあるので。今日のサドゥも、なんとなく偽物っぽい感じ。

ところで、サドゥがやってくるのは久々で、珍しいね、などと話していたら、「そろそろシバラトリもちかいからね」と、スタッフの一人が言う。

シバ神誕生祭のシバラトリが近くなると、カトマンズ市内パシュパティナートに、インドからも大量のサドゥがやってくる。祭り前後に今日の訪問者みたいに市内各地に出没したり、、祭り後はすぐ国に帰らず、タメルや観光地でコブラの笛踊りを見せ、副業していたりするのだ。

今年のシバラトリは3月10日。これから、サドゥの訪問者も増えるかもしれない。

2013年2月21日木曜日

最近のトレッキング道情報

毎日夕方、各地へ出ているガイドと連絡を取り報告を受ける。

最近では、山の中でも携帯が通じるところが多く、とても便利になった。

この一週間ほどの情報を、記録もかねてまとめてみたい。

● エベレスト方面

先週末ゴラクシェプ~カラパタールを目指したガイド。積雪の影響を受けることなく登頂はできたが、エベレストは全く見えなかったと。下山途中に降雪。同じころ、カトマンズも曇りで、夜から雨が降り始めた。)

2日後に同じルートを歩く予定だったガイドによると、積雪(膝上)のため歩行困難で、カラパタール行きは断念。

しかし今日到着したガイドによると、雪はほとんど溶け、影響は全くでていないとのこと。

この一週間のカトマンズ~ルクラ便、16日・17日・20日が、飛行に適さない天候により全便欠航となっていた。

● ランタン方面

本日現在、ゴサイクンドへ向かう途中のシンゴンパ(3350m)先チョランパティ方面で、腰あたりまで積雪があり、先へ進めないと。(ゴサイクンダを通過しスンダリジャルへ抜ける予定だったのだが、しばらく無理そうなので急遽キャンジンゴンパへ行くことに変更)

ランタン方面も先週末に雪が降り、ちょうどその時ランタン(3500m)にいたガイドからは、腰あたりまで積雪があったと聞いている。その後大分溶けたようだが、日当たりの悪い場所では溶けたり凍ったりを繰り返していると。

ちなみに、今週初めの情報では、キャンジンリまでは往復できたものの、チェルゴリは積雪の影響で断念。

● アンナプルナ方面

ゴレパニ~タダパニ間やプーンヒルまでの道が、今の時期凍結し滑りやすくなる。1月には、この区間で滑り、手の指を骨折された方もいた。

ABC方面でも、今週初めの情報では、アイゼン(軽アイゼン)を使用しないと滑りやすくなっていた場所が多かったとの報告。

・・・ 

どのコースでも念のためアイゼン持参で出かけたが、アンナプルナ方面以外では、使わなかったとのこと。

2013年2月20日水曜日

ネパールにもある金平糖(こんぺいとう)


カラフルでかわいらしく、万人受けする日本のお菓子、金平糖。

ネパールにも、まさに同じものがある。ただし、お菓子としてではなく、神様へのお供え物として。


ヒンドゥ教寺院参道の、お供え物が売られている露店で必ず見つけられる。





一袋に100個ほど入っていて、たったの10ルピー(10円)ほど。

本来は、プジャ後に神様にお供えした後、その恩恵を受けるため、1~2個口に含む(食べる)、という方法で使われる。

色は白一色のみだけど、袋の中には、金平糖と一緒に、神様の絵も同封されていて、ちょっとしたお土産みたい。

神様の絵の種類はいろいろあるから、おまけ感覚で全種類揃えたくなってしまう。

「日本のよりおいしいよね」というのは、家人の4歳児の弁。

写真の金平糖は、カトマンズ市内ヒンドゥ教寺院パシュパティナートで購入。

2013年2月19日火曜日

9か月ぶりのネパールバンダ、カトマンズ市内の様子

 
 
告知通り、本日ネパールバンダ(ネパール全国規模のストライキ)実施された。約9か月ぶり。
 
記録もかねて、本日のバンダレポートを。
 
 
 
 
 
カトマンズ市内、走行する車両はほとんど見られず、だだっ広さが強調される道路。普段は多くの車両で混雑しているのだが。
 
 
 
 
通りに面した店はほとんどシャッターを下ろし、タメル地区もこの通り。
 
緑ナンバープレートの旅行者専用車両への通行妨害はしない、ということだったが、実際には完全に守られるはずもなく。
 
早朝の空港への移動、まだ暗いうちなら大丈夫だろうと、バンダ支持者からの通行妨害を避けるため、朝4時半過ぎに車を手配していたところ、旅行者専用車両だったにも関わらず、空港近くで妨害を受けたと。
 
仕方がないので車だけ引き換えし、徒歩で空港まで移動した、という連絡から、1日が始まる。
 
 
 
日中の空港~市内移動には、ネパール観光局が手配する、警察同乗の臨時シャトルバスを利用。バンダなどの非常時に限り、主要ホテルや旅行者がよく訪れるエリア(タメルなど)を中心に、市内各方面行3~4コース運航される。
 
ネパール人・外国人同料金で、運賃200ルピー。車内、かなり込み合っていたとのこと。
 
 
けっこう便利なので、普段から運行してくれるといいのに、といつも思うのだが、平常時には採算は取れないのだろう。
 
 

 
 
バンダの日は、人力車の稼ぎ時。普段は走行エリアが限定されているが、バンダの日は、各地に出現する。エンジン付き車は攻撃対象になるが、自転車なら大丈夫であることも多いため。
 
バンダによっては、人力車さえも攻撃対象となることもあるのだが、今日は妨害対象にはなっていなかった様子。
 
 
カトマンズ空港前にはたくさんの人力車とリヤカーが待機していたとのことで、空港からの移動予定があったガイドの中には、人力車を使った者も
 
人力車、とても助かる存在なのだが、上り坂に弱い、という欠点が。
 
多くのリキシャワーラー(人力車こぎのおじさん)が、上り坂に差し掛かると、自転車を降りて押し始める。その際、乗客もおろされて、坂が終わるまでは歩いて移動させられる、なんてことも多い。
 
・・・
 
バンダの影響を受けたのは、カトマンズだけではない。
 
アンナプルナ方面トレッキングを終え、フェディからポカラまで車両移動予定があったガイドたち。ポカラまで歩く覚悟でダンプスから早朝下山を始めたそうなのだが、たまたまフェディで車が見つかり、途中通行妨害されないことを祈りながら、恐る恐る利用。
 
何とかポカラまで無事戻ることができて、ホッとしたそうだ。
 
ツーリストバスも、カトマンズ~ポカラ間運行分は、多くが通常運行していた。しかし、カトマンズ~チトワンは1車のみ運行。いずれも、道中ほとんど通行車両がないため、順調に目的地に到着できたとのこと。なお、チトワン~ポカラ間はすべて運休だった。
 
・・・
 
バンダ、体験したことのない方にとっては、「1日中緊迫ムードが漂って、危険な日」というような印象を受けてしまうかもしれない。しかし、そんなことは全くない。
 
普段は排ガスがひどいカトマンズだが、バンダの日は車が走らないため、空気も澄み、徒歩で出歩く分にはもってこいの日となる。
 
 

 
道は歩行者天国状態となるので、子供たちが道いっぱいに広がって、サッカーやクリケットを楽しんだり。
 
以上、本日の写真はすべて、各地に出ていたスタッフたちによる撮影。
 
・・・
 
長くなってしまったのだが、バンダのたびにいつも書いている農家のおばさんの話も、また書いてしまおう。
 
毎朝7時半過ぎに、自宅まで搾りたての牛乳を届けてくれる、郊外に住む農家のおばさん。本日バスが走っていないにもかかわらず、いつも通り到着。片道2.5時間かけて、歩いてきてくれたのだ。
 
毎日20軒ほどに配達しているそうで、1日でも休んで大量の牛の乳を捨てるよりは、何時間かかっても配達したほうが、無駄にもならないし収入も得られるからね、とおばさんはいうのだが、それにしても、プロ意識(?)には毎回感心するばかり。

2013年2月18日月曜日

明日は久々のネパールバンダ予定


先日来、上のような掲示物を、通りのいたるところで見かけていた。
 
マオイストの一派が主導する、ネパールバンダ(Banda=ストライキ)告知。
 
(ネパール公暦ビクラム暦)ファグン月8日(西暦2月19日)に実施予定のネパールバンダを成功させよう!という呼びかけている。
 
本日昼前、大使館からのお知らせも届き、明日のバンダが公式に告知されたことを知る。
 


交通量の多い通りでは、明日実施予定のバンダに関する詳細が書かれたチラシも配られていた。

バンダ、当日になり撤回されることもよくあるのだが、明日のバンダは主催団体、かなり本気で実施しそうな勢い。

ところで、毎日私が車を停めている、タメル内にある駐車場の管理者は皆、筋金入りのマオバディ(マオイスト)。

バンダや抗議活動前には、マオイストの赤い旗をたくさん準備し、活動に備えている。その姿は、生き生きしていてさわやかなのだが、事が事だけに、複雑な光景。

「明日車出せないと困るんだよねー」というと、彼ら、口をそろえて、「大丈夫!緑のナンバープレートの車(※)の通行は妨害しないから!」と。

(※)緑のナンバープレートの車:外国人旅行者専用車両として登録されている車。

明日はまた、空港~市内移動、観光、チトワンからポカラやカトマンズへの移動、トレッキングを終えてポカラやカトマンズに車で戻ってくる人たちの移動など、各地でたくさんの予定が入っている。車をつかえないと、予定を調整するだけで一日終わってしまい、本当に困るのだ。

駐車場スタッフの彼らの言葉を信じ、明日、旅行者用車両には影響が出ないことを切に願っているところ。

バンダ実施当日の様子は、各地に出ているガイドやスタッフからの生の情報を、随時ツイッターで更新します。

日々のネパール情報 ツイッター版 https://twitter.com/infonepal

【3/1付一部訂正】バンダの実施について(大使館からのお知らせ一部転載)

2月18日付大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

バンダの実施について

大使館に入った情報によりますと、共産党マオイスト(バイディア派)とMJFヤダブ・グループは、政府へ圧力をかけるためにそれぞれ下記の通りネパール・バンダを実施するとのことです。

○ 2月19日(火)バイディア派
○ 3月 7日(木)MJFヤダブ・グループ(3/1付日付訂正)

学生団体と警官隊との衝突のおそれもありますので、群衆には絶対に近寄らないでください。今後の政治情勢によっては、変更や中止も考えられるため,報道等にご注意ください。

===転載ここまで===

バンダとは、Banda=ストライキのこと。

バンダが実施されると、バンダ主催関係者からの妨害を恐れ、タクシーや一般車両の通行が非常に困難になります。

2013年2月17日日曜日

箒を買い替える


オフィスの箒を買い替えた。竹箒2種と、アムリソ箒の、計3本。

掃除するたびに穂先が少しずつ抜けていってしまうので、1~2ヶ月に一回は買い替えが必要。しかし、掃除スタッフが使っている箒をたまたま見たら、掃除の効率が悪そうなほど貧相になっていて、朝、買い替えを指示。

昼前、タイミングよく、「ほうき~、ほうきはいらんかね~」といった感じの、箒売りの声が通りから聞こえてきて、スタッフが窓から呼び止める。

オフィスまで上がってきてもらって、女性スタッフたちで、品定め。穂先のしなやかさ、太さ、竹のささくれがないかなどを念入りにチェックして、値段交渉し、3本購入、120ルピー也。


今日の箒売りは、インド系のおじさん。3本売り上げた後は、箒の束を頭にのせ、大きな売り声を響き渡らせながら、通りに消えて行った。

・・・

ネパールには、箒にまつわる興味深い俗信がいろいろあります。
以前の記事も合わせてお読みください。
http://dailynepal.blogspot.com/2006/05/blog-post_19.html

2013年2月16日土曜日

ヒマラヤザクラ?それとも桃?


以前、ネパール国内で見栄えのするヒマラヤ桜を探すお手伝いをしてから、スタッフともども、桜を見かけるとついつい反応してしまう。

1月末頃から、桜のような花が咲いているのをカトマンズ市内の何か所かで見かけていた。しかし、ネパールで見られるヒマラヤ桜は11月頃が開花シーズン。カトマンズでは、12月初め頃に桜は散り、本格的な冬に入る。

その後、暖かくなる2月半ば頃からは、スモモや桃の花が咲き始める。

なので、1月末頃から見かけた桜のような花は、桜ではないのだろうなあ、と思っていたのだが、近くで見てみると、どうも桜である様子。

昨日の訪問地でも同じ花を見つけ、管理している人に聞いてみると、やはり「桜」だという。

ヒマラヤ桜、日本のように手入れされた土地で育つわけではなく、ほぼ野生に近いため、同じ種であっても、開花時期にもかなりばらつきがあると教えてもらったことがある。

だからやはり、これは桜なのか。それとも、スモモ(または桃)なのか。

どちらでも、きれいであることには変わりはないのだけれど。

2013年2月15日金曜日

春になる日・バサンタパンチャミ


 
今日から暦上春になる日・バサンタパンチャミ。
 
例年、この日は青空が広がり、程よく春風が吹いて、ぽかぽか暖かい陽気となることが多いのだが、今日はどんより曇り空、雨が降りそうな空模様の1日となった。
 
しかし、それほど寒さを感じることもなく、冬はすでに終わっていることを実感。
 
そしてもうひとつ、今日は、学問の女神・サラスワティ(弁才天)にプジャをする日でもある。
 
朝、お供え用に摘んだ花々を手にして登校する子供たちの姿を、あちこちで見かけた。
 
写真は、カトマンズ市内住宅街の一角にある、サラスワティ寺院。普段は静かなこの寺院に、この日は、就学児童生徒を中心に、たくさんの人たちがお参りに訪れる。
 
 
新しく勉強や習い事を始めるのに適した日とされていて、私も、半年ほど延び延びとなっていた、ある特訓を、この日を機に始めよう、と思っていたのだが、、、またもや延期となってしまった。

2013年2月14日木曜日

カトマンズ市内、異なる3つの抗議デモ

 
今朝、カトマンズ市内わずか半径1㎞圏内で、異なる目的で武装警官が警備にあたっている場所が3か所もあった。
 
ひとつは、バルワタールの首相官邸前。
 
昨年12月から女性中心に行われている、首相官邸前での性的暴行抗議デモ。何日かぶりに通ったら、いつもに増して抗議者も増え、一層大規模に行われていた。外国人の姿も見られた
 
そして、そこからわずか100mほどしか離れていない、三叉路では、別の警備が。
 
 
この道の先にあるのは中国大使館。一昨日、ボダナートでチベット人が焼身自殺を図ったため、その関係で、中国大使館周辺警戒していたのだろう。

 
そして最後は、タメル北のラインチョウル通り。ここには2つのキャンパスがあり、昨日、調理ガスが値上げとなった時にも一時荒れていたのだが、その後政府が値上げを撤回。落ち着くと思いきや、この対応が気に食わないと、政府へ抗議する学生たちのデモが午前中予定されていた。
 
通過時デモは終わっていたが、抗議のレンガ投げを激しくした様子がうかがえる跡があちこちに。
 
今は、道路拡張工事の一環で、瓦礫のレンガがいたるところに散乱しているから、学生君たち、抗議用レンガ集めも楽だったかも。
 
 
 

ところで、最初に書いた、首相官邸前での抗議活動、警備にあたっている警察は、女性が多かったのが印象的だった。

2013年2月13日水曜日

調理ガス値上げに伴う学生のデモ行動と、3連休!?

 
本日、調理ガスが一気に630ルピー値上げしたことに反対する学生たちのデモが、カトマンズ市内各地で起きていた。
 
通勤中のラジンパト通りで、まさにこのデモに遭遇。3台ほど前を走っていた政府ナンバーの車両、ガス値上げとは直接無関係だろうに、学生たちに投石されてしまった様子。
 
自宅~タメルのオフィスまで、通常15分ほどの道のりなのだが、学生たちが暴れている場所では通行止めになっており、迂回路は渋滞。結局1時間以上かかってしまった。
 
市内各地での渋滞が予測されたので、正午前後にタメルやダルバールマルグから空港へ送迎を予定していたゲストたちの出発時間を、余裕をもって30分早めたところ、これが大正解。
 
通常30分ほどで空港まで到着できるのに、今日は1時間半もかかってしまったと。
 
タメル地区北側のラインチョウル通りに、キャンパスが2校ある。何かにつけて、抗議行動勃発しやすく、今日も荒れていた様子で、午前中は一時通行止めに。
 
昼前のタメル地区、突然シャッターを閉める音があちこちで聞こえはじめ、オフィスがある2階から通りを見下ろすと、ラインチョウルから発生した学生たちのデモ隊がタメル地区に進入してきていた。
 
いつもそうなのだが、キャンパス周辺が荒れデモがタメルに入ってくると、血気盛んな学生たちに投石されて被害を受けないよう、通りに面した店は一時的にシャッターを閉める。でも、その後、すぐまた平穏が戻り、またシャッターを開けるのだが。
 
ところで、抗議行動が拡大化して、バンダ(banda=ストライキ)になりそうな気配だなあ、と思っていたら、やはり17日(日)がバンダ予定なのだと。
 
2月16日の土曜は公休日。日曜日はネパールでは平日なので、本来なら17日(日)は休みなし。翌18日(月)は民主記念日で休日。・・・つまり、抗議行動と称して17日をバンダにして、3連休にしようという魂胆だったりして。

※ 2月14日付追記:以下の抗議活動、すべて中止となったそうです。

学生団体等による抗議活動の実施について(大使館からのお知らせ転載)

2月14日付追記:以下の抗議活動、すべて中止となったそうです。
記録として記事はそのまま残しておきます。

===

2013年2月13日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

学生団体等による抗議活動の実施について

本日「大使館からのお知らせ(13-15)」で学生デモの中止をお知らせしましたが,政府の決定は完全な値上げ撤廃ではないとして,11の学生団体が下記の通り政府に対する抗議活動を実施すると発表いたしました。

○ 14日,15日午前9時から午前10時まで各大学前でのデモ
○ 16日夕刻,トーチ・ライト・ラリー
○ 17日カトマンズ盆地バンダ

このため,14日,15日は大学周辺で渋滞等が予想されます。また,学生団体と警官隊との衝突のおそれもありますので,これらの場所や群衆には絶対に近寄らないでください。

今後の報道にご注意ください。また,新たな情報が入りましたら,ご連絡いたします。

===転載ここまで===

学生たちのデモの話、つづく。 

2013年2月12日火曜日

クルタとサリーで即席撮影会


カトマンズの、いまどきの若い女の子。
 
民族衣装の一つ、ショール+ワンピース+パンツの3点がセットになったクル タ・スルワルを着るより、普段から、日本の同年代の女の子とあまり変わらないような洋服を着ている子が多い。
 
でも、パーティーのときなど、今風のクルタスルワルや、サリーを着て、衣装に合わせたお しゃれなティカをつけ、ばっちりアイラインを引くと、見違えるようにかわいく(美しく)なる。
 
とある(日本の)本へ掲載するため、クルタとサリーを着たネパール人女性の写真が必要になる、とのことで、スタッフの姪(20)をモデルにして、本日、オフィスのガイドたちの部屋にて、即席撮影会実施。
 
カメラマンさんが照明2台持参してくださって。(写真の手前に写っているのは、扇風機ではなくて照明)
 
ついでに、クルタを着ていたバイトのスタッフ(18)も撮影していただく。
 
照明の前でポーズをとって写真を撮ってもらうチャンスなどなかなかないから、緊張しながらも、本人たち、楽しんでいた様子。貴重な経験をさせていただいた。
 
ところで撮影前モデルを頼むに当たり、スタッフの姪へ連絡を入れた際、快諾してくれるかと思ったら「お父さんに聞いてみないと、、、」と。撮影目的と、どんな本へ掲載されるのか、を、父親に伝え、撮影許可を得た、という経緯が。

2013年2月11日月曜日

ロサール新年、シェルパの家のお供え物

 
新年ロサール。民族によって、祝う日にちが違う。タマン族やシェルパ族の多くが祝うロサールは、毎年2~3月にあたっていて、年によって、同じ日だったり、違う日だったりするのだが、今年はどちらも、本日、2月11日にあたっていた(ソナム・ロサール)。
 
 
 
 
シェルパ族のお宅で、朝、簡単な祝い料理をいただく。レーズンや乾燥チーズ、ココナッツのかけらが入った甘酒のようなもの、豆のようなイモのような食感の、ハレの日に使用するという高価なナッツ入り、砂糖がけご飯(見た目が赤飯っぽい)。あと、写真にはないがバター茶、カプセなども。
 
 


ロサール用のお供えがしてある祈祷部屋に、ジャマラ(大麦を発芽させたもの)の鉢も置かれていた(1枚目の写真)。ジャマラといえば、ヒンドゥ教徒が祝う秋の大祭ダサインに欠かせないもの。意外なところで見かけて、驚く。

2013年2月7日木曜日

春ももうすぐ







 1月末頃から日に日に暖かくなっていたカトマンズなのだが、昨日まで2~3日天候が悪く、また肌寒くなっていた。しかし今日は天気が回復。

午前中、朝霧が出ていたもののすぐに晴れ、その後は久々に青空が広がり、カトマンズ市内からも、雪をかぶったヒマラヤが見え、気持ちのよい1日に。

屋外の日の当たる場所にかけられている電光温度計は、午後3時頃、26度を表示していた。



冬から春になる日「バサンタパンチャミ」、今年は2月15日に当たっている。

毎年この日を境にぐんぐん暖かく(暑く)なり、季節の移り変わりを楽しむ間もないほど、一気に季節が変わっていく。

2013年2月6日水曜日


朝霧は、ネパール各地での冬の風物詩。例年、濃い朝霧が発生し、その影響で、国内線運航にも支障をきたす。

・・・のだが、今年の冬は、例年ほど霧が発生しなかったように思う。

カトマンズ市内でも、霧が発生しやすいところ、しにくいところの差がかなりあるのだが、私の自宅付近は霧が発生しにくい地形のようで、他で濃霧が発生しているときも、あまり気が付かない。

しかし今朝は、深い霧に包まれていた。朝8時過ぎ、近所にて写真を撮った時にはもう、だいぶ引いてきてしまっていたが、この冬一番の霧だったのではないかと思う。

2013年2月5日火曜日

ネズミとの知恵比べ

隙間の多いネパールの家にはネズミがよく侵入する。
 
電話が不通でおかしいなあと思っていると、電話線がネズミにかじられていたり、プリンターのコードがかじられていたり。
 
日本から送った食材がカトマンズの中央郵便局に届いて、楽しみに受け取りに行ったら、見事にネズミにかじられていた、ということもあった。

過去のネズミ被害関連記事:郵便局で荷物をネズミにかじられた

何年か前には、大学の試験の答案用紙がネズミにかじられた、という事件がニュースにもなっていたほど。
 
ところで、オフィスに出没するネズミを何とかしようと、スタッフたちが相談中、「アサンでネズミ取りでも買ってくれば?」と私が口をはさむと、スタッフの一人に、人差し指を口にあて「チュップ!(シーッ!)」と制された。
 
ネパールには、ネズミを退治する計画をネズミに聞かれてはいけない、という俗信があるのだ。聞いたネズミが、逃げ出してしまって作戦失敗してしまう、と。
 
だから、ネズミを退治する計画を建てるとき、こちらの人たち(特に年配のひとたち)、急にひそひそ声になる。ネズミに作戦が漏れないよう、キョロキョロ部屋の隅に目をやりながら。
 
そんな真剣な人間たちの様子を、ネズミたち、物陰でこっそり盗み見しているのかなあ、などと想像すると、おかしくてしょうがない。