2008年3月29日土曜日

最近のこと(3月末の報告)

更新が1週間ほどあいてしまった。3月ももう終わり。

一時期連日話題にしていた、ガソリン不足や停電は、その後どうなっているのか、という質問を先日もらったので、その他の内容も含め、現在の状況を一通り書いてみたい。

● 気候

毎日、日中は30度ぐらいまで気温が上がり、日差しの強い日々が続いている。湿度が少なく乾燥しているので、気温は高くても、ムシムシ不快な暑さではない点が救われる。朝晩は20度ぐらいまで下がるので、日中半袖でいても、夜には一枚羽織る物が欲しくなる。

インド人の果物売りのなかには、マンゴーを売るものも出始めて、夏の到来を感じる。が、この時期のマンゴーは、薬で熟れさせていることが多いうえ、値段も高く、まだ買う気にはなれない。シーズン中は1kg30ルピー(60円弱)で購入できるマンゴーだが、今は1kg200ルピー(400円弱)だとか。

● 情勢(ネパールの選挙とチベット混乱の影響)

選挙まで、あと2週間を切った。投票日は4月10日。街では選挙カーのようなものをよく見かける。

選挙日は、カトマンズ市内やその他の都市でも、車両規制等が厳しく布かれることが予想される。ネパールバンダ(ゼネスト)のときのように、公共交通手段や自家用車、場合によっては旅行者用の専用車も、簡単には市内を走れなくなるだろう。

この日やこの日前後にネパール入りまたはネパール滞在する予定の人は、移動の際の足をどうするか検討しておく必要がある。

チベットの混乱は相変わらず続いているようで、カトマンズでも抗議などが実施されている模様。チベットの影響で、ネパールも旅行できない状態なのか?という問合せを最近よくいただくが、ネパール旅行自体には、直接的な影響は全く出ていない。

● ガソリン不足その後

かなり解消された。しかし、選挙を控え、またいつ入手困難な状態になるかわからないためか、営業中のガソリンスタンドには、相変わらず多くの人が列を作って並んでいる。

それでも、1ヶ月ほど前の状況に比べると、順番待ちの人数はかなり減っている。
昨日私も、たまたまあいていて、しかもすいていたガソリンスタンドの横を通った際、迷わず並び給油してもらった。自ら列に並んだのは、実に半年以上ぶりだ。今までは最低でも1時間以上待つ必要があったので、給油はスタッフ任せだったのだ。

● 停電

相変わらず、週40時間程の計画停電が実施されている。(本日、私の住むエリアではなぜか、計画停電が予定通りに終わらず、1時間半も余分に停電してがっかりだった)

日没後の停電も、週4回実施中。しかし、最近18時半頃までは明るいので、暗闇で過ごす時間が多少減り、気分的には少し楽になったかもしれない。

2008年3月23日日曜日

2065年を前に



西暦の来月4月13日から、ネパールの新年(ビクラム暦2065年)となる。

今(西暦の3月半ば~4月半ば)は、2064年最後の月。街では新年(2065年)のカレンダーが売られるようになった。

何部か購入して、祭りの日程などを一通りチェックする。(太陰暦によって決まる祭がほとんどであるため、祭りの日は毎年変わるのだ)

来年(2065年)から、休みが増えると聞いていたのだが、本当にそうらしい。

ヒンドゥ教を国教とする国ではなくなった今、キリスト教、イスラム教の主要な祭(クリスマスやイード)まで、すべて国民の祭日となっている。

今までは祭日扱いではなかった、ネパールの各種主流民族の祭りの日も、休みとなっている。

数えてみると、今年(2064年)は、休日(公休日の土曜日や、その他の祝祭日含む)が年間約70日程度あったのだが、来年(2065年)は約90日と、20日ほど増えている。

それでなくても、よく理由のわからないバンダ(ストライキ)や抗議行動などで、突発的に休みになってしまうことの多いネパール。

そういう突発的な休み入れると、2065年の休日は、100日以上にはなりそうだ。

* 2065年(西暦2008年4月13日~2009年4月13日)の祭日程については、近日中に ネパールの祭と儀式 のページ に掲載します。

2008年3月22日土曜日

ホーリー祭終了(3月21日)


昨日3月21日は、ホーリー祭(色水や色粉を掛け合う祭。タイなどの水掛祭りとは別)だった。

ホーリー祭はインドにもある祭だが、カトマンズでのほうが1日早く祝われる(同じネパール国内でも南ネパール地方のホーリーは、カトマンズの翌日にあたる)

当日出歩くと、間違いなく水や粉を掛けられ大変なことになるので、私は一日中外出せずに過ごした。天気がよく、布団や洗濯物を干したかったのだが、こんな日に干すと、色水や色粉の被害を受けかねないので、あきらめる。

近所からは、朝から正午過ぎまで、歓声がひっきりなしに聞こえてきていた。隣の家の屋上から投げられた水風船の流れ弾が、私の住む家の敷地内にもボンボン飛んできては、破裂して水しぶきを上げていた。

午後になって、騒ぎも一段落したのだが、夕方頃までは、あちこちで水や色の掛け合いが続いていた模様。

写真は、おしとやかに(?)色を塗りあう、年頃の女の子たち。

2008年3月18日火曜日

季節の変わり目

昨日今日と、カトマンズでは雷を伴う雨が降った。

昨日は昼頃。朝から雲行きは怪しかったのだが、昼前から空がゴロゴロしだし、その後強い雨が1時間ほど降った。

本日は夕方過ぎから夜にかけて。今もまだ、ときどき稲妻が光り、ゴロゴロ雷も聞こえている。

先日までアンナプルナ方面のトレッキングルートでも、午後になると連日雨が降っていたとのことだ。

季節の変わり目になると、降る雨。これからネパール入りする場合、雨傘を持っていると、雨対策だけではなく日よけ代わりにもなって役立つこと間違いない。(ネパール人は雨傘を日よけにも使うので、兼用でなくても恥ずかしいことはない)

2008年3月17日月曜日

猫の話


飼い猫が死んで、3ヶ月程が過ぎた。

猫を飼っていたときはよく家の敷地内に野良猫が遊びに来ていたのだが、最近では野良猫を見かけることはほとんどなくなっていた。

が、本日、久しぶりに庭に猫が遊びに来ていた。見るとまだ子猫だ。

顔は少々不細工だが、人懐こくて、近づいても物怖じしない。どこかの飼い猫なのかもしれない。

よく見ていると、部分的に、以前飼っていた猫の毛色にそっくりなところがある。

飼い猫が生きていた頃、寒い冬の日、白地に玉模様のあるガールフレンドを室内に連れ込んで、一緒に寝ていたことがよくあったのだが、今日庭に遊びに来ていた子猫の毛色も、白地に玉模様。玉模様の部分が、死んだ飼い猫の毛色と同じ。

きっと、この2匹の子孫に違いない、と勝手に思うことにした。チーズをあげて餌付けをしたので、またやってくるかもしれない。

2008年3月16日日曜日

カトマンズ発チベットツアー無期限中止に?

先週からのチベット騒乱の影響で、カトマンズ発チベットツアーも、無期限中止となっている模様。

私たちは、チベットツアーは手配のみしているのだが、主催旅行社に確認したところによると、2008年3月中のカトマンズ発チベットツアーはすべて中止となるだろう、とのこと。

チベットの混乱が長引けば、夏頃まで旅行できない状況になるのではないか、との声も聞かれた。

例年、これからがチベットツアーのシーズンとなる。旅行を予定していた人は、もう一度状況をよく確認してみる必要がありそうだ。

2008年3月15日土曜日

ホーリー祭もうすぐ


3月21日はホーリー祭。当日は、色粉や色水を掛け合って楽しむ。

街では水鉄砲なども目立つように売られ始めている。写真はアサンの小さな商店にて。

色粉や色水を掛け合うのは祭当日のみに限られるが、祭の一週間前から前日までは、水なら掛けてもいいことになっているので、すでに水風船を投げ合って楽しんでいる子供たちの姿を路地などで見ることができる。

若い女性や外国人などは、狙われる対象となりやすい。

日中はだいぶ暖かくなってきたので、水程度なら掛けられてもすぐ乾くからいいのだが、見知らぬ若者に、至近距離で水風船をぶつけられ、痛い思いをすることもあり、楽しむつもりのない者にとっては不愉快な祭でもある。

バイクで走っていて、水風船を投げられハンドルを取られ、危険な思いをしたこともある。

ホーリー祭当日は、外出をすると、先述の通り、水だけではなく、色粉で狙われることになるので(そしてその色粉が服につくと、洗っても落ちない状態となり苦労するので)、祭を楽しむつもりのない者は、屋内にこもっているのが正解。

2008年3月14日金曜日

2064年最後の月


ネパールの公暦として用いられているビクラム暦(2064年)の、最後の月(チャイト月/12番目の月)に、今日から入った。

ビクラム暦の大晦日は、今年は西暦の4月12日にあたる。4月13日は、ビクラム暦2065年の新年。

ビクラム暦チャイト月の今月28日(西暦4月10日)には、選挙が予定されている。あと1ヵ月を切った。

街では、政党の旗を持った集団なども見かけるようになった。

アサン市場周辺には、マオイストの旗もはためいていた。

2008年3月11日火曜日

突然初夏に

ここ一週間で、また暖かく、というよりも、突然暑くなり始めた。初夏に近い。

空気が乾燥しているので、不快な暑さは感じないが、昼間の外の気温は30度近くまで上がっていて、汗ばむ陽気。

隣の家に植えられているジャスミンの花も、一気につぼみをつけ始めた。昨日は咲いていなかったのだが、本日見たら数個の花をつけていた。

2~3日後にはいっせいに開花して、よい香りを放ち始めそうだ。

2008年3月10日月曜日

200ルピー分の罰

深刻な石油製品不足のカトマンズだったが、少しずつ給油できるようになって、10日程経つ。

しかし、未だに、『いつでも』『充分に』ガソリンを確保できる状況ではない。どのガソリンスタンドも、閉まっているか、もしくは、営業しているとすれば長蛇の列ができている、という相変わらずの状況が続いている。

私たちの場合、手のあいているスタッフを給油の列に(バイクで)並ばせてはガソリンを確保し、保管用のタンクに少しずつ備蓄する、ということを繰り返している。

そんな折、「横入りをしたのに気付かれず、30分ほど待機しただけで、満タン(10リットル分)のガソリンを給油することができた!」と、得意げに戻ってきたスタッフがいた。

ガソリン確保が半日~1日がかりの仕事となりかねない昨今、短い待機時間で、しかも満タンに出来たことはラッキーかもしれない。

彼の手柄(?)のおかげで、私たちにも分け前が回ってくるわけなので、どんな方法で入手できたにせよ、嬉しいことには変わりない。

しかし、最近のガソリン確保が難しい状況で、『横入り』で手に入れたガソリンを我が物顔で使っていると、罰が当たりそうな気がして怖い。

絶対に何か悪い見返りが来るから、『横入り』で手に入れたガソリンを使っている間は気をつけたほうがいいよ、と半分冗談、半分本気で話していたのが、本日の午前中のこと。

午後、「・・・やっぱり横入りの罰が当たってしまった」との知らせが入ってきた。聞くと、外出中、2回の軽い追突事故に巻き込まれたという。

1回目は、乗り合いテンプーに後ろから軽く追突され、バイク後方部ライトを壊されたとのこと。交通警察がやってきて、加害者であるテンプーのドライバーに、300ルピー(約540円)の弁償を命じてくれ、修理代は確保できたという。

なんだ、それなら、罰が当たったとは言わないじゃない、というと、続きがまだあるのだという。

そのすぐ後に、今度は別の場所で、自分が同じような軽い追突事故の加害者となってしまい、前を走っていたバイクのライトを壊してしまったのだそうだ。交通警察が間に入り、加害者であるスタッフに、被害者に対して500ルピー(約900円)の修理代を弁償するよう命じたため、支払ってきたという。

差し引き200ルピー(約360円)分の罰。なんだか、よくある教訓めいた童話のようだ。

やっぱり神は見ていたんだねと、信仰深いスタッフは苦笑していたが、ガソリン確保のための横入りの罰として、妥当なのかどうなのか。今の状況(横入りでガソリンを入手することがばれると、袋叩きにでも遭いそうな状況)を考えると、その程度の罰で済んで、感謝すべきかもしれない。

『横入り』で入手したガソリンには、私は手をつけないことに決めた。

2008年3月7日金曜日

最近の気候

季節の変わりめのせいか、約1週間ほどはっきりしない天気が続いていたが、気温は日に日に上がってきている。

今の季節、街を歩く現地人を見ていると、真冬~真夏までの様々な格好の人がいて、おかしい。

太陽が出ていれば、屋外だと汗ばむこともある今の季節だが、室内にいるとまだまだ半袖では寒くて、重ね着は欠かせない。

私が始めてネパールに足を踏み入れたのが、大学3年~4年にかけての春休み、ちょうど今の季節(3月中旬)だったのだが、毎日外を歩き回っていたためか、1日中、半袖で過ごしていた記憶がある。

しかし、現地の人は、まだダウンジャケットを着ていたり、毛糸の帽子をかぶっていたりして、こんなに暑いのに、ずいぶん季節感がない国民だなあ、などと感じていたことを思い出す。

2008年3月3日月曜日

マハ・シバラトリとネパール軍の日の宣伝飛行



正午前、かなり長い間ヘリコプターが上空を旋回していた。

何か政情が急変したのかと不安になったが、そうではなく、今年は3月6日にやってくる『マハシバラトリ』(シバ神生誕祭)と『ネパール軍の日』を宣伝(告知)する飛行だった。






軍のヘリコプターが宣伝(告知)用の垂れ幕をなびかせながら、ぐるぐる空を回っていた。

シバラトリの日は、ヒンドゥ教寺院『パシュパティナート』を目指し、毎年インドからもたくさんの修行者がやってくる。

修行者たちはどんどんカトマンズに到着し始めているようで、この前後になると、旅行者の多く集まる『タメル』などでは、インドに戻るまでの間、旅行者相手に一儲けする修行者の姿も見られる。

~ ~ ~

話し変わって、本日は午後から雷を伴う大雨が降った。毎年この時期、季節の変わり目に、こうやって雨が降る。

一雨ごとに暖かくなってくる季節。

ここ3日ほど、ぐずついた天気が続いていたが、この雨で明日はすかっと晴れるかな。

2008年3月1日土曜日

すももの花満開



日に日に暖かくなっているカトマンズだが、本日は曇り空。日が差さず、久しぶりに少し肌寒い一日だった。

郊外では、すもも(の一種)の花が満開で、春の気分を盛り立てる。

もうしばらくすると、直径5cmほどの球状のおいしい実をつける(ネパール語でArupakhadaという)。