ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2014年5月26日月曜日

ライチの季節


先週末、一年ぶりに、ライチ売人がこの場所に出没し始めた。
 
毎年この時期、この通りの両側にライチ売りが10人ほど並び、「どう?買う?」と言わんばかりにライチを掲げながら車道にまで出てきて、熱く売り込むのだ。 
 
 


1年ぶりのこの光景に懐かしく、そして嬉しくなって、昨年と同じ顔ぶれなのかなあ、などとキョロキョロしながら徐行してしまったから、大変! 後ろから前から売人たちが小走りに近寄ってきて、取り囲まれてしまった。
 
ごめんなさい、まだ高めなので、購入するのはもう少し後。それまでは、毎日ライチ売人を冷やかしつつ、通り過ぎることにしよう。

2014年5月19日月曜日

コタンのハレシ寺院


昨日放映されたTBSホムカミ。今回のホムカミさんの実家があるのが、ネパール東部のコタン郡。

コタンときいて思い浮かべるのは、「東のパシュパテイナート寺院」と呼ばれる有名な「ハレシ寺院」。

ネパール国内に限らず、国外のヒンドゥ教徒、仏教徒にとって、死ぬまでに一度は訪れたい、と皆が思う、有名な場所だ。

今回、ホムカミさん出身の村からも比較的近く、村での撮影があった4泊は、撮影に同行していたスタッフたち、この、まさに「ハレシ寺院」巡礼者のために作られた宿に寝泊まりしていた。

 
写真中央のやや下にある、青い屋根の4階建てが宿。
 
今回のホムカミで親善大使役をされた俳優・西村和彦さんのブログにも、宿ネタがあります。


宿から寺院まで徒歩約2分ほどの近距離という好条件。そんなこともあり、この機会に、スタッフたちのハレシ寺院へのお参りも実現。

カトマンズから陸路で行くと、崖下転落の恐れのある危険な道を約10時間以上かけていくことになる(チャータージープの場合)。

事前に得ていた情報によれば、あまりにも危険な道のりで崖下転落事故が後を絶たず、日没~未明までの車両通行が禁止されている区間もあるのだとか。

ヘリだと1時間弱なのだが、高額。

気軽に訪問できるような場所ではないが、日本人にはあまり知られていない隠れた名所。ネパールのリピーターの方で、主要観光地はほぼ周り、新しい場所を探している方がいれば、是非訪れてみてください!

・・・

ところで、本日また、ひょんなことから突然ハレシへ行く機会に恵まれたスタッフ、往復ヘリに乗り、日帰りで訪問。

ハレシのヘリポートにヘリが着陸しようとして目にしたものは、銃を構えたたくさんのアーミーと、ダカトピ(男性が正装時にかぶる帽子)をかぶり身なりを整え、手にはマラ(マリーゴールドの首飾り)を持ち整列してる村の人たち。

2週間に2回も訪問することになり、VIP待遇で歓迎してもらえるのか?と混乱しながら、スタッフがヘリを降り始めると、マラを持った村人たちが、スタッフたちの首にマラをかけるべく、接近。

さらに混乱していると、村人たちの後ろから「ちがうちがう!」の声。あわてて引き返す村人たち。

本日、元首相がヘリを使ってハレシを訪問する予定があったそうなのだが、たまたま、元首相の到着直前に、うちのスタッフたちが乗ったヘリがハレシに着陸。元首相歓迎のためヘリポートに待機していた村人たち、ヘリから降りるスタッフたちを、元首相の息子かと思い、歓迎しそうになった、というハプニングだったそうだ。

2014年5月15日木曜日

TBS/MBS「ホムカミ」5月18日放送分


5月18日(日)22時~
TBS系「ホムカミ~ニッポン大好き外国人!世界の村に里帰り」

公式サイト http://www.mbs.jp/homecoming/
公式facebook https://www.facebook.com/MBS.homecoming

今回の親善大使は俳優の西村和彦さん。
西村さんの 公式ブログでも、ネパールでの撮影の事に少し触れられています。

ホムカミ撮影のお手伝いをさせていただくのも、これで3度目。

今回も、撮影許可証の事前手配や、ロケ中の通訳、撮影補助、移動や宿泊等の手配をさせていただきました。

撮影許可証手配で情報通信省へ出向いたスタッフ、顔なじみの役人たちに、「おう、ホムカミsir!」と呼ばれた、という笑い話も。役人たちにも浸透している「ホムカミ」です(笑)。




是非ご覧ください!

写真は、今回のホムカミさん(ライさん)の村へ行くときに通った、道のりの一部です。

2014年5月13日火曜日

ビザ


ネパール滞在に必要なビザ。先日更新完了。

私のはビジネスビザ。1年間のビザ代300USドル。

以前は、申請用紙に手書きで記入し写真を貼付したものを、イミグレに提出していたが、最近は用紙での申請は受け付けておらず、オンライン申請し、申請番号を提出するのだそうだ。(諸々の手続きすべてスタッフ任せなので、他人事のような口調です)

File No.のところに、以前はイミグレ内で保管されている個々のファイル番号が書かれていたのだが、今回のにはonlineと書かれているのが、今までと変わった点。

紙の時代の過去の情報も、すべてオンライン化されたとイミグレスタッフは言っていたそうだが、膨大な情報の移行作業、無事に終わったのだろうか。

2014年5月12日月曜日

煙草パッケージの警告表示


ネパールのメジャーな煙草「SURYA」。一箱130ルピー程度だとか。

最近出回っているパッケージの警告が、直接的で強烈。

धुम्रपान तथा सुर्तीसेवनले फोक्सोको क्यान्सर हुन्छ
(喫煙や噛み煙草使用は肺癌を引き起こします)

という文言の下に、健康なものとは思えない、黒い肺の画像。

煙草を吸う習慣のない私の目も、釘付けに。

2014年5月11日日曜日

短日程でのカラパタール方面トレッキング

限られた日程でトレッキングに出かけたい、しかも、標高のなるべく高い場所まで行きたい、というご相談を受けることが時々あり、過去の登山経験などをお聞きし慎重に対応している。

このGW中も、カトマンズを出発してから帰着するまでの日数6泊7日で、カラパタール到達を目指したい、という方の手配を行った。

歩かれたのは30代男性(日本人)。

初めは無難にタンボチェあたりまでを予定していたが、いけるところまで行ってみたい、というご希望で、協力させていただくことに。

・・・

別の方になるが、過去にもGW中に超特急トレッキングを何度か手配したことがある。

2011年5月10日投稿分
短日程でのゴーキョピークトレッキング

条件が似ているため、このときの様子も参考にしていただいた。

・・・

今回のケースは次の通り。

◎実施日数◎
6泊7日を予定していたが、1日目のカトマンズ発ルクラ行国内線が欠航になったことにより、実際は5泊6日行程となった。

◎最終到達地◎
カラパタール(5545m)をめざしていたが、初日のルクラ行欠航により1日ロスしたことに加え、通常2~3日で歩く行程を1日で歩き進めたことによる疲労などが見られ、途中で下山することに。

ロブチェの先でゴーキョピークの手前にある、イタリアの研究施設・ピラミッドのあるあたりまで(標高約5000m)が最終到達地となった。

◎行程(カトマンズ発~着5泊6日)◎
◇0日目:午前8:30カトマンズ発ルクラ行便に乗り、定刻通りの運航であれば同日中にナムチェバザール(3440m)まで登ってしまう予定だったが、あいにくの悪天候によりフライト欠航。

明日の振替便も8:30発が取れたため、飛ぶことに賭け、また出直すことに。

(カトマンズ泊)

◇1日目:カトマンズ→ルクラ(2800m)→ナムチェ(3440m)
(この日フライトが飛んだので、この日を1日目として再出発)

午前8:30カトマンズ発。この日はほぼ定刻通り飛ぶことができ、9時半頃にはルクラ着。

予定通り飛べ、カトマンズ待機スタッフたちも、みなでホッとする。

9時半頃から歩き始め、15時頃には、「ナムチェに到着した」というガイドからの電話。あまりの早い到着に、驚く。

(私事で恐縮だが、以前1日でルクラ→ナムチェまで歩いたことがあり、途中何度かの休憩込で9時間かかった)

◇2日目:ナムチェ→ペリチェ(4252m)

◇3日目:ペリチェ(4252m)→ロブチェ(4930m)→イタリアンキャンプ(5000m)→ペリチェ(4252m)

◇4日目:ペリチェ(4252m)→シャンボチェ(3750m)→クムジュン(3900m)→ナムチェ(3440m)

◇5日目:ナムチェバザール(3440m)→ルクラ(2840m)

◇6日目:早朝のフライトにてルクラ発カトマンズへ。午前8時過ぎにはカトマンズ到着。

ネパール出国は、翌々日予定だったのだが、ルクラ路線の欠航によりネパール出発までにカトマンズに帰着できないケースも多いため、安全を見て中1日予備日を設けておいた。

しかし、初日のルクラ便が欠航になったことにより、当初の予定通り6泊7日日程でトレッキングを実施すべく、予備日を削ってトレッキングにあてる案もでていたのだが、結果的に変更しなくて正解だった。

この方がルクラ→カトマンズ間をとんだ日は、比較的順調にルクラ路線もたくさん飛んでいたのだが、その前日も翌日も、天候不良により数便しか飛べずに、待機客が続出していたのだ。

予備日を削ってトレッキングにあてていたとしたら、ネパール出国便に間に合うようにカトマンズには戻ってくることはできていなかった。

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通常であれば、トレッキング自体で12泊13日は必要になるコースを、約半分の日程で歩いた今回のケース。

高度順応をせずに進めるトレッキングは命にかかわることもあるため、私たちも興味本位で手配しているわけではないし、日程を削ったトレッキングを推奨しているわけでもないことを、もう一度書き加えておく。

一般の方は、是非、ゆっくり楽しんでください。

2014年5月10日土曜日

水不足

 
 
一年中水不足のカトマンズだが、毎年この時期、乾期の終わりにはさらに深刻になる。
 
私が住む家も、前回水が来てから3週間ほど経つとか。水道局から供給される水ではとてもやっていけないので、トイレや洗濯、皿洗い用の生活用水にはモーターでくみ上げた井戸水を濾過したものを充て、調理用には飲用に適した水を買っている。
 
以前は、何千リットル入りという給水車を頻繁に呼んでいたが、昨年堀った井戸がまだ枯れておらず、今年はまだ給水車は呼ばずにもっている。
 
 

今朝カトマンズ市内を移動中、給水車に群がり水を奪い合うように容器ためている人たちを見かけた。

聞くとこの地域でも、もうずっと水道局からの水が供給されておらず、週に1回、こうやって6000リットル入りの給水車が来るのだという。

20~30リットル容器に水を汲んでは、家との間を何度も往復する人たち。でもいくら頑張って運んでも、次の給水まで一家全員分足りるわけないよ、と、水汲みの順番をまっている男性が言っていた。

カトマンズの水不足は本当に深刻だ。

2014年5月9日金曜日

道路整備中のアサン


先日、久しぶりにアサンを歩いた。ここでも道路整備中で、片側通行に。

いつも混み合っているこの道だが、道の片側に人が集中するためさらに混雑。

リュックのサイドポケットにスマホを差し込んだまま歩いている旅行者がいて、危険ですよ、とおせっかいながら忠告。

スリ被害にはお気をつけください。

2014年5月2日金曜日

日本テレビ「Going! Sports & News」5月3日&4日放送分


日本テレビ
「Going! Sports & News」
5月3日(土)、4日(日)23:55~24:50
http://www.ntv.co.jp/going/
2夜連続、約7分ずつの予定で、ネパールで野球普及活動をされている日本人が紹介されます。




撮影許可証準備や、その他手配については、私およびヒマラヤン・アクティビティーズでさせていただきました。

ネパールでの撮影許可証は映画やドラマ、ドキュメンタリ等用のものと、ニュース用のものがあるのですが、今回はニュース用のものを申請。

一昨日までロケが行われており、スタッフ2名が同行しました。

是非ご覧ください!

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この番組、「7daysチャレンジTV」という企画に参加しているそうです。

「7daysチャレンジTV」といえば、偶然にも、昨年もこの企画に参加している別の番組の撮影手配をしていました。ちょうど1年前のことです。 

・・・

ところで現在、別局番組の撮影ロケ手配も進行中です。昨日はカトマンズ市内での撮影がありました。


現在地方ロケ中で、スタッフ3名が同行しています。

こちらの放送は来月頃の予定。詳しくは後日。