ブログ移転のお知らせ

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2016年7月26日火曜日

冠水するカトマンズの道路


今年の雨季は雨が多い。ここ一週間ほどは連日雨。

6月15日に雨期入りしてから昨日までの41日の間に、ネパール国内線・カトマンズ⇔ルクラ便の全便欠航が18回(18日)あった。

エベレスト遊覧飛行(マウンテンフライト)欠航は14日。ポカラ往復便全便欠航は3日。

雨季だから雨が降るのは当たり前だが、こんなに欠航が多い6~7月は珍しいような気がする。

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冒頭の写真はカトマンズ某所で今朝見かけた光景。

昨夕から続いてた本格的な雨の影響で、道にはひざ下ぐらいまで水がたまっていた。車やバイクは水しぶきをあげ走行。通行人は塀によじ登り金網にしがみつきながら通過。


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そしてオフィスに到着すると。

向かいにあるビルのガラスの屋根を、小雨降る中、命綱もつけず洗剤を流しながらブラシで掃除する人たちの姿。滑りそうで怖い。

当の本人たちの、「こんなとき地震来たらどうするー!?」なんて声も聞こえてきて、私たちも向かいの窓から、ハラハラしながら見ていたのだが、何事もなく作業が終わったようなので良かった。

2016年7月25日月曜日

ターキッシュエアラインズその後


2015年3月4日早朝、カトマンズ空港着陸失敗事故を起こしたターキッシュエアライン機。

撤去する方法がなく、未だに、国内線ヘリポートの近くに放置されている。



大きな機体の下は日よけや雨宿りにちょうどよく、今や、近くにあるヘリコプター会社職員たちにとっての「チョウタラ」(※)的役割を果たしているように見えなくもないとか。

実際のところは、そんなのんきな状況ではなく、駐機料がかさみ、いずれ分解され撤去される予定とのことだが。

※チョウタラというのは、菩提樹や大きな木が植えられている、休憩所。カトマンズのような都会にも、山道にも、南の方にも、いたるところにある。木の下に腰かけながら、休んだり、世間話をしたり、チヤを飲んだりする、庶民の憩いの場。

(以上写真二枚、7月24日朝、スタッフによる撮影)

・・・以下、チョウタラいろいろ・・・

↓カトマンズ市内にあるチョウタラ。菩提樹の木の下にお茶屋もあり、いつも誰かしらくつろいでいる。




↓トレッキングルート途中にあるチョウタラ。大きな桜の木が植えられていて、地元の人のみならず外国人トレッカーの休憩所にもなっている。

2016年7月20日水曜日

地球の歩き方・3年ぶり改訂


7月初旬に3年ぶりの改訂版が売り出された、地球の歩き方・ネパールとヒマラヤトレッキング2016~17年版。

本来なら1年前の2015年に改訂されるはずだった。

9年前の2007年前から、私も改訂時の現地取材に協力させていただいていて、1年前も、2015~16年版の発行に向けて、依頼のあった内容について4月末までに調査を終わらせるべく、作業進めていた。

週明けの4月26日にでも、いったん集まった調査結果を日本に連絡しようかと思っていた矢先の、4月25日(土)、あの、大地震発生。

地震の被害を受けた世界遺産も多く、今までの調査の大部分が、いったん白紙に戻されることに。そして、発行1年延期の知らせ。

地震で変わってしまったネパールのことを受け入れざるを得ず、無念に思ったことを覚えている。

あれから1年。

また再調査が進められて、ついに7月に発売されることになった。

前回発行されたのが2013年。この3年の間でいろいろ変わり、物価も上昇したのだが、調べていて意外だったのは、ローカルバス代金が安くなっていたこと。

世界的な原油料の下落が、ココでも影響しているのだなあ、そして、ちゃんと運賃を下げてくれるのだなあ、と、感心してしまった。(でも、タクシー代金は上がっていたけれど)

手元に届いたガイドブックをパラパラッと見て見たところ、いくつか間違い(※)も発見してしまったものの、改訂版の発売は、本当にうれしい!

是非新しいガイドブックをもって、ネパールにいらしてください!

・・・

(※)発見してしまった間違いとは、、、

(例)
161ページのマナカマナのケーブルカー代金。外国人料金往復で15USドルとの記載があるが、これは2013年5月頃までの料金のハズ。

その後私が訪問した2013年9月時点で既に往復20USドルで、地震後の2015年7月も20USドルだった。また、先日確認する機会があったのだが、やはり20USドルとのこと。更新モレですね。

<一年前のものですが、マナカマナケーブルカー料金表>

2016年7月16日土曜日

1ヶ月32日間ある月(ネパールの公暦ビクラム暦サウン月)

今日からネパール公暦ビクラム暦4番目のサウン月。

8月16日まで、一ヶ月32日間ある月。

ヒンドゥ教徒たちはいつもに増してシバ神を敬う。ベジ食を徹底したり、殺生を避けるため髪や爪を切るのを控えたりする人たちもいる。

今年は、ビ暦2番目のジェト月も一ヶ月32日間あった。

ジェト月とサウン月が32日間ある年は多い。

2016年7月14日木曜日

ネパールの先割れスプーン


庶民が利用するパーティーパレス(パーティ用に作られた会場)で、振る舞われる食事と共に置かれるのは、先割れスプーンであることが多い。




ケータリングを利用してもしかり。




これ一本で、スプーンとフォークの二役をこなせるからのようだ。
一般家庭や普通のレストランでは、あまり見かけないのだが。

2016年7月8日金曜日

最近のタメルのこと


タメル地区にオフィスがあり、ほぼ毎日行き来しているにもかかわらず、オフィス周辺以外のタメル最新事情にはことごとく疎い私。

昨晩久々に夜のタメルを歩いていて、地面にグルグル映し出されるおもしろい光を見つけ、思わず立ち止まってしまった。



ここ数年の間に中国系のホテルやレストランが増えているのだが、夜になると、プロジェクターライトを使って地面にロゴ投影するのが最近の流行りみたいなのだ。昨晩の訪問場所近く2か所で発見。

・ ・ ・ 


もう一件タメルの話題を。

6月初めごろからだろうか。「禁煙、20㎞速度制限、警笛音禁止」の注意を促すバナーがあちこちに掲げられているのを見かける。

関係者曰く、公共の場でのマナーを守ろう、という目的で始めたとのこと。

歩きたばこや、狭い道を歩行者をひき殺さんばかりに走るバイクや車、危険だからなあ。

以前、車両進入禁止とする計画が実施され、しばらくの間タメルへ入る道のあちこちを封鎖していたこともあったが、非現実的な計画で、自然消滅的に廃止となっていたこともあった。

2016年7月4日月曜日

ネパール国内線料金値下げ(2016年7月4日より)

燃油料値下げにより、7月4日発券分より国内線料金がわずかに値下げとなっています。

旅行者の利用の多い主な路線の片道料金は、以下の通りです。

≪片道国内線料金(燃油料+空港利用料込)≫
カトマンドゥ~ポカラ間 126USドル → 125USドル
カトマンドゥ~ルクラ間 161USドル → 160USドル
カトマンドゥ~バラトプル(チトワン)間 114USドル → 113USドル
カトマンドゥ~バイラワ(ルンビニ)間 145USドル → 143USドル
カトマンドゥ発マウンテンフライト 203USドル → 199USドル
他の主要ルートの新料金については、私の経営する旅行会社の国内線運賃のページに掲載していますのでご参照ください。

オフシーズン中のプロモーション価格として、8月末頃までの予定でお安くなっている路線もあります。

2016年7月1日金曜日

雨の一日



カトマンズ、今朝未明から本格的な雨が降り続き、夕方一時やんだものの、夜になってまたしとしと降り続いている。




市内のあちこちで冠水している道も見かける。国内各地の土砂崩れも心配。旅行者もよく通るナラヤンガート~ムグリン間では、土砂崩れが多発していると聞いている。

郊外の学校で豪雨により壁が崩れ、生徒たちが死亡したというニュースも見かけた。

国内線も欠航続き。国際線にも影響が出ていた。



こんな日に限り、オフィス前では、また道路の掘り起こし作業が。1か月前にも、水道管工事のためこんな状況になっていたのだが。雨がたたきつけ、周辺泥だらけ。

ところでたまたま写真に写り込んだ、生活用水確保のため、バケツに雨水をためる光景。

昨夕、雨の降り始めに、自宅近所の店でも、雨水確保のため軒先にたらいを並べているのを見た。しかも7つも!(冒頭の写真)

洗濯用にでもするのだろうが、どれだけたまったかな?