ブログ移転のお知らせ

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2007年12月31日月曜日

カトマンズ中央郵便局にて



毎年、ネパールから年賀状を出している。切手の横に『○○年元旦/年賀』と目立つように書いておけば、外国からの年賀状も、日本では元日に配達してくれる。

郵便局によっては、年末は忙しいためか、『年賀』印をまったく無視され、3年連続で元日前に配達されてしまった地域もあった。しかし、たいていは元日に配達してもらえているようで、普通の賀状にまぎれて、ネパールからの賀状も元旦に届くことを喜んで下さる方も多く、準備する側としても賀状製作は楽しい作業だ。

今年も賀状を作ったのだが、郵便局に行くのが遅くなり、とうとう本日になってしまった。元旦配達を期待して、『年賀』印を目立つように書いたのだが、意味がなくなってしまった。

ところで、ネパール(カトマンズ)では、郵便物を出す際、市内のポストに投函してはいけない。ポスト経由の郵便物は、回収されているかもわからず、まず先方に届くことはない。

私も、10年以上前、カトマンズ市内のポストから、日本の実家(自分)あてに手紙を送ったことがあるが、いまだに届いていない。もしかすると、まだポストの中に残っているのかもしれないが、それはそれで夢があって楽しい。

(なるべく)確実に宛先に郵便物が届くべく送付するには、郵便局に送付物を直接持って行き、自分の目の前で、切手に消印を押してもらう必要がある。それでも、郵便物が行方不明になることは稀にあるが、確率的には少ないといえる。

消印を押してくれる場所は、郵便局内1階カウンターにある。送付物が少ないときは、この一般的なカウンターに持っていけばいいのだが、枚数が多くなる場合は、郵便局の内部に入り、配達前の手紙が山積みになっている倉庫のようなところで、まとめて消印を押してもらうと手っ取り早い。

前置きが長くなったが、本日の写真は、局員の男性が見事な手さばきで消印を押してくれているところ。

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このブログをご覧くださっている方のお手元にも、この賀状が届くかもしれません。元日配達は無理となってしまいましたが、正月明け頃までには無事に届きますように。

2007年12月30日日曜日

ネパールの長距離移動は目的地に着けるだけでラッキー?

ここ連日、朝霧発生は続いている。一昨日、夜空がきれいに見えているから翌日の早朝便は順調に飛ぶか?などと書いたのだが、まったくアテにならなかった。

今の時期よくあるのだが、朝霧のために午前中運航できないと、1日に決まっている便数を消化できないまま日没近くなってしまい、午後発便が欠航となるような事態になることがよくある。

昨日も、午前中の濃霧の影響で午後のフライトが消化できず、欠航になっている便があった。

この影響を、私たち(のゲスト)もポカラ路線でもろに受けた。

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正午過ぎぐらいまでにカトマンズに到着できる便にてネパール入国する場合、同日中にポカラ行き国内線に乗り継ぐことができる。

12月20日過ぎからほぼ毎日、このようなパターンでポカラへ行くゲストを扱ってきた。大幅遅延はあったにしろ、同日移動はできていたのだが、ついに昨日、午後発の予約便が欠航となる事態に巻き込まれてしまった。他のフライトを当たったが、同日中にポカラに到着する他のフライトも満席か欠航。

急遽車をチャーターすることになった。夕方4時頃カトマンズを出発しポカラへ向かうという、強行手段。ポカラに到着したのは夜11時近く。

ネパール入りした直後の、数時間の陸路移動。快適な(?)空の旅を予定していたのに、突然予定外の陸路移動を余儀なくされるという、これほど納得できないことはない。

日中の移動であれば、遠くに見える白いヒマラヤと田園風景に心癒され、不安と怒りを鎮める効果も多少期待できるが、日没後の移動では景色はまったく見えず、不安を掻き立てるばかり。

不幸中の幸いだったのは、道中、道路封鎖に巻き込まれなかったこと。

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話し変わって、本日。

本日も、ネパール入国してすぐ、カトマンズを出発し、カトマンズから100kmほど離れた『マナカマナ』という場所まで車で陸路移動する予定があった。

『マナカマナ』はカトマンズ~ポカラを結ぶルートの途中にある。

昨日とほぼ同じ時刻、同じルートを通って、カトマンズを夕方4時ごろ出発したところ、その約2時間後、カトマンズから約40kmほど行った場所『ガジュリ』にて道路封鎖に巻き込まれた、という連絡がガイドから入った。これ以上進めそうにないため、仕方なく『ガジュリ』にて宿を探しているという。





『ガジュリ』はツーリストが訪れるような場所ではないため、外国人が快適に過ごせるような宿は、まず見つからない。タメルの安宿よりも劣悪な、長距離ドライバーが利用するような汚い宿に泊まることになるのだろうか、と考えていると、再びガイドから連絡があった。

こういう状況のためか、付近の宿はどこもいっぱいで、一行は車で夜を明かすこことにしたという。22時現在、封鎖は解除されたが、移動は翌朝早くすることにしたそうだ。初日からこのような状態に巻き込まれ、ゲストの方に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

~ ~ ~

もし、今日の道路封鎖が昨日実施されていたら、と思うとぞっとした。ポカラ行きフライトの欠航に巻き込まれ、陸路移動に変更したはいいが、今度は道路封鎖に遭い、結果、ツーリスト用の宿などないような辺鄙な場所にて1泊する/または、宿も取れずに狭い車内泊、という羽目になっていたら、最悪だった。あぶないところだった。昨日が今日ではなくて本当によかった。

・・・と、こんなことを書いても、いったい何を言っているかまったくわからない読者の方も多いと思うが、まとめると、

ネパールの国内移動は、空路/陸路のどちらを利用する場合でも、その日のうちに、目的地につけるだけで、とてもラッキーなのだ

ということだ。

特にこの時期、空路利用の場合は数時間の遅延や欠航に遭遇する可能性大。陸路はといえば、先日も書いたが、最近、道路封鎖に巻き込まれないほうが運がよい、といえるぐらいの遭遇率。

予定通りの時間に、予定通りの方法で移動できなくても、目的地にその日のうちに到着できるだけで、ネパールの旅は『ついている』のだ。

随分次元の低い話で申し訳ないが、長距離移動(空路/陸路移動どちらでも)を予定している旅行者の方にはよくご理解いただきたい。

(地図は、ガイドブック『地球の歩き方』巻頭頁のものを撮影借用)

2007年12月28日金曜日

カトマンズの朝霧発生と国内線遅延




今週に入って、冬の名物・カトマンズの濃い朝霧が発生するようになった。

午前10時過ぎになってやっと太陽の日が差し始めることもある。

この影響で、ネパール国内線は朝から大幅遅延となっている便も多い。

早朝(6:30)発のマウンテンフライトやルクラ行きは、連日、午前10時を過ぎてやっと飛び始めている状態。ポカラ路線においても、大幅な遅延を確認している。

今の季節、国内線を利用する場合、最大数時間の遅延は避けられない。空港内(特に国内線)待合室は非常に寒いので(15度以下?)厚着をすることを忘れずに、そして、飲食料&暇つぶし用品(本など)持参で臨んでいただきたい。

ちなみに、本日は、今週の夜空の中では、星空が比較的はっきり見えている。こういう日の翌朝は、霧も発生せず、早朝発便でも1時間ほどの遅延で順調に飛ぶことが多いのだが(ネパール国内線では、1時間程度の遅れは遅れのうちに入らない)、明日の早朝便はどうなるだろう?

2007年12月26日水曜日

ガソリン代再び値上げ

今年10月後半に値上げとなったばかりだが、12月27日より、さらにガソリン代が値上げされることとなった。

10月前の価格、1リットル67ルピー(約120円)から比べると、13ルピーの値上げで1リットル80ルピー(約145円)となる。

日本のガソリン代よりは多少安いかもしれないが、こちらの現地人の一般的な収入が、日本の何10分かの1であることを考えると、驚くべき高額なガソリン代となる。しかし、こればかりは仕方がない。

今年に入ってからまともにガソリンが手に入ったことはなく、以前よく利用していたガソリンスタンドは、いつ行っても閉まっていた。営業していた日数のほうが少なかったといってもいいぐらいだ。

営業しているときにはたいてい長蛇の列ができていて、給油まで何時間も待つのが当たり前となっていた。

帰宅が遅くなった日の夜、ガソリンスタンドの横を通ると、翌朝から給油を始めるという情報を聞きつけて、すでに列を作って待っている車などを見かけることもあった。

こんな状況も、いよいよ改善されるのだろうか。

2007年12月24日月曜日

クリスマスイブのちょっとしたサプライズとがっかり

暮らしの中のささいな出来事を。

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本日、帰宅が少し遅くなり、20時を過ぎていた。

庭に洗濯物を干しっぱなしにしていたことを思い出し、帰宅するなり、台所から外に出た。一軒家の1階部分を借りて暮らしており、玄関とは別に、台所にも戸がある。そこから洗濯物を干すスペースに出ることが出来る。

戸をあけてびっくり驚いた。見慣れない大きな家具が、暗闇に鎮座していたからだ。

そういえば、5日ほど前に、台所に置く食器棚をオーダーしていたことを思い出した。完成まで1週間ほどかかる、と言われていたので、心の中で、早くて10日後、年内いっぱいぐらいにできれば御の字、と思っていた。しかし、ネパール人には珍しく、納期を守るどころか早い仕上がりとなったようだ。

設置には事前準備が必要だから、持ってくる前に私の在宅を確認してくれるよう強く念を押していたのに、無駄だったようだ。アポを取ることをしないこちらの人たち。出来上がり次第運んで来たのはいいが、依頼人(私)が留守だとわかって、そのまま庭に置きっぱなしにして帰ってしまったらしい。やることが大雑把。

でも、よしとすることにした。暗闇の中で確認すると、予想以上によい出来だったから。それに、このサプライズ、なんとなく、クリスマスの朝起きたら枕元にプレゼントが置いてあったときの、驚きと嬉しさが混ざった感じに似ている。

今から台所の模様替えをするには時間が遅すぎるので、とりあえず、そのまま庭に置きっぱなしにし、明日の朝作業をすることにした。今の時期、夜間雨に降られることもないし、こんな重くて目立つもの、泥棒が盗んでいくこともないだろう。

しかしひとつ気がかりなことに思い当たった。それは、大家が庭で放し飼いにしている犬のマーキング。半年前、新しいスクーターを購入した際にも、乗って帰るなりタイヤの前後に、おしっこを引っ掛けられた記憶がある。

嫌な予感がして月明かりの下よく見ると、四隅が濡れていた。すでにおしっこを引っ掛けられてしまったらしい。食器棚なのに。こんなオチはいらなかった、という感じだ。

2007年12月23日日曜日

ネパールトレッキング:新許可証TIMS、2008年1月1日より実施

半年ほど前に少し触れたことのある、トレッキングの新許可証制度TIMS

いよいよ、2008年1月1日より実施されるようだ。

概要については、以前記載した通りなので、以前の記事(上記下線部)をクリックして、ご確認いただきたい。訂正、詳細事項については、追って掲載したい。

TIMS、すでに、『ティムス』という通称も確立している。

2007年12月22日土曜日

ネパール長距離陸路移動の不確実性

ネパールの長距離陸路移動は、『道路封鎖』により、順調に行かないことが多い。

少し前までは、政治的な理由による『道路封鎖』が多かったのだが、最近は政治的な理由以外での道路封鎖が多発しており、不便な状況に巻き込まれることが多くなっている。

『ひき逃げ事故被害者家族による道路の封鎖』が、それはもう頻繁に、あちこちで実施されまくっているのだ。

ネパールの法律では、ひき逃げ事故に対する補償制度が整っていないらしい。

ひき逃げ事故で、被害者に下手に傷害を負わせてしまうと、加害者は、被害者に対し、長い間治療費を払い続けなくてはならない。これは、加害者にとって大きな負担となる。

しかし、いっそのこと被害者が死んでしまえば、加害者は短い間牢屋に入って、小額の補償金を支払めばすむらしく、負担は少なくてすむらしい。

よって、ひき逃げ事故では、被害者が死んでいなければ、一度走り去った加害者がわざわざ引き殺しに戻ってくる、というケースも、よくあるとのことだ。

こうなると、困るのは被害者一家で、身内の殺され損でしかなくなる。なんの補償も受けられない。以前は、泣き寝入りする被害者家族も多かったようだが、最近では、被害者家族や親戚知人が結束し、加害者に対して、多額の補償を要求するための抗議行動を起こすのが一般的となっているようだ。

しかし、この抗議方法に問題がある。

被害者と加害者の間で交渉がうまくまとまるまで、事故現場周辺の一般道をすべて封鎖し続けることによって抗議をするのが主流で、事故にはまったく関係のない一般車両までもが、長時間の立ち往生を余儀なくされる状態になるのだ。

交渉がすぐにまとまれば、短時間だけの封鎖で終わるが、交渉が長引く場合は、日中ずっと道路封鎖が実施されることもある。

・・・このような、痴話げんかの延長のような理由での道路封鎖が、最近、ネパール各地で、3日に1度は実施されているのではないかというぐらい、頻繁に、堂々と起きている。

旅行者の利用が多いカトマンズ~ポカラ間、カトマンズ~チトワン間、ポカラ~チトワン間の陸路でも、頻繁に実施されているような印象を受ける。ちなみに本日も、チトワン~ポカラ間の一部で、まさに上記による理由での道路封鎖が起きていた模様。

ネパールの長距離道路は、たいてい1本道だ。迂回路はない。日本のように、高速道路が封鎖されたら下の一般道を迂回する、という選択肢はない。

よって、狭い地区だけの封鎖であっても、どこか一箇所が封鎖されると、先には進めず、引き返したところでどうにもならず、にっちもさっちも行かなくなってしまう、ということになる。

以前、政治的理由で道路封鎖が起きたり、車両通行が出来なくなっていたときは、あらかじめ予告されていたことも多かったから、多少回避のしようもあった。

しかし、ひき逃げ死亡事故関連の道路封鎖の場合、いつ、どこで事故が起きるかなどわかるはずもない。遭遇してしまった場合は、封鎖解除となるまで、とにかく待つしか方法はない、という最悪な状況になっている。

空路の定期便が飛んでいる区間については、あらかじめ国内線を利用すればすむことだが、本日影響を受けた、チトワン~ポカラ間には空路の定期便はなく、一般的には陸路移動をするしか方法はないため、道路封鎖に巻き込まれる可能性は回避できないということになる。

2007年12月20日木曜日

カトマンズ周辺に降りる霜




今冬はまだ、早朝濃霧が発生し一寸先も見えない、というような状態になった日は数えるほどしかない。このため、今の時期、朝霧の発生で遅延がつき物の、午前発着便のネパール国内線も、霧の影響を受けることなく、比較的順調に飛んでいる。

昨年は、12月前半から朝霧に包また日が多く、国内線は連日大幅遅延していた。

さて、霧が発生しない代わりに(?)、カトマンズ市内よりも200~300mほど標高が高くなっている周辺の村々では、朝、連日霜が降りているようだ。

写真は、朝7時頃のカトマンズ周辺の村。霜の様子は写真ではわかりづらいが、畑や草むらなど、地面一面に白い粉を降りかけたような光景が、見えているらしい。

2007年12月18日火曜日

カトマンズの計画停電

停電がらみのコメントを何個かいただいたので、こちらに回答もかねて停電情報を掲載したい。

本日から、カトマンズの停電が拡大した模様。ニュースからの情報によれば、1週間に2日、17時~20時までと、今までより前後30分ずつ伸びたようだ。今までは17時半~19時半まで2時間停電だった。

停電曜日は、地区によって異なる。

旅行者の利用が多いタメル地区では、毎水・木曜日が計画停電日。

安宿では自家発電は期待できないし、中級レベルのホテルでも、停電中は、フロントなどの共有スペースのみ発電機による電気供給をし、部屋には電気が来ないところも多い。

トレッキングに行かない旅行者でも、懐中電灯があると役立つ。

2007年12月17日月曜日

最近のこと

1週間以上更新を怠ってしまいました。

快晴が続いているカトマンズです。

夜の星もきれいです。

まだ、(カトマンズに限っては)、深い朝霧が連日発生する、というような時期には入っておらず、午前中の国内線も、比較的順調に飛んでいます。

2007年12月7日金曜日

ネパール国内線値上げ:07年12月8日発券分より

燃油料の値上げに伴い、ネパール国内線運賃が、今年8月に続き、再び値上げされることとなりました。

値上げ価格については、 ヒマラヤン・アクティビティーズのサイトに近日中に掲載しますが、目安として、各路線2~10USドル程度の値上げとなっています。(例:カトマンズ~ポカラ路線は片道2ドル値上げで、81USドル→83USドルへ。燃油料、保険料込)

12月8日発券分より適用とのことで、現時点でヒマラヤン・アクティビティーズに正式なお申し込みをいただいている方の航空券に関しては、すべて本日付で発券しました。(通常は、お客様の急なキャンセルにも対応できるよう、ネパール入り直前に発券していますが、今回は特別な措置として)

よって、お知らせしている代金をお支払いいただければけっこうです。

正式なお申し込みをされていない方に関しては、値上げ後の運賃を適用させていただきますが、ご了承ください。

航空会社や、旅行会社(他社)のサイトでは、いまだに1年以上前の安い運賃が掲載されていたり、燃油料込みではなかったりして紛らわしいことがありますので、ご注意を。

2007年12月6日木曜日

寒いときは頭から温める

今週に入って、寒さが増してきた。

飼い猫も死んでしまい、心も体も寒い毎日。

今年も、暖房(灯油ストーブ)は出来るだけ使わないでがんばろう、と思っていたのだが、寒さに打ち勝つ気力もなくなり、月曜日に早々と出してしまった。

石油製品価格の値上げ前に、冬用に灯油20リットル分を買いだめしておいたので、しばらくは不自由しないのだ。

しかし、5年近くストーブの芯を変えていなかったためか、ぼろぼろになっていて使えず、結局まだ、いつも通りの厚着でしのいでいる。

こちらの人は、足元は裸足にサンダル履きで見るからに寒そうでも、頭を冷やしてはいけないといって、寒くなり始めると早々と帽子をかぶったり、ショールを巻きつけたりする。熱は穴から逃げる、とのことで、『頭』というよりも『耳』を覆うことに意義がある。

もともと、私には帽子をかぶる習慣もなく、また、寒いときには足元から温めるもの(頭寒足熱)、と信じきっていたので、頭ばかり温める人たちを半ば馬鹿にしていた。

しかし、どうしても寒いので、試しに毛糸の帽子を耳まで覆うようにしてかぶってみると、体全体が温かくなる感じがして、なかなかよい。

郷に入らば郷に従え、いままで、ネパール流・体の温め方を馬鹿にしていて悪かった、という感じだ。

2007年12月2日日曜日

猫のこと

またまた私事で申し訳ありませんが、

飼っていた猫が、本日息を引き取りました。何度かこのブログでも写真を載せたことのある、流し台に丸くなって寝るのが好きだった、あの雄猫です。3歳半の短い命でした。

室内と屋外を自由に行き来していたため、室内飼いの猫に比べれると長くは生きないことは予想していましたが、寿命が長いからよいとも限らない、ねずみを獲りながら猫らしく生きてほしいと好き勝手にさせていた無責任な飼い主でした。

この1ヶ月、皮膚病が目立つようになっていましたが、注射をしてもらい少しよくなったところでした。

金曜日には、久しぶりに念入りなブラッシングをしてあげ、その後、表情もすっきりし、少々元気になったように見えていました。

しかし今朝、突然状態が悪化し、死んでしまいました。朝用意して、食べられなかった餌が、まだ容器に残ったままです。

体調が悪くなってからも、日の当たる玄関での日向ぼっこは続けており、最近では、大家の犬と寄り添いながら寝ていました。

しかし、これは、以前のように元気にシャーっと追い払う気力がなかったからなのでしょう。3日前に撮ったのが最後の写真となりました。







ネパールでは、カトマンズ周辺に限った習慣かもしれませんが、家畜やペットの死骸を焼く習慣はなく、埋葬するのが一般的だそうです。大きな飼い牛が死んだときなども、大きな穴を掘って、埋めるそうです。

明日、うちの猫も、木の下に埋めてやる予定です。