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2006年10月1日日曜日

ダサイン祭9日目(ナワミ)にバイクにプジャをする



ダサイン9日目の今日は、機械類にもプジャをする日。

この日は、私のスクーターにも、毎年プジャをしてもらっている。今回も、知人の父親であるヒンドゥ教お坊さん(司祭師)の家に前日から泊まりこみ、翌朝プジャをしてもらってきた。

プジャにそなえ、昨日夕方、家の者が私のスクーターを近くの川で洗車してくれた。カトマンズ市内の川は聖なる川であっても大量のごみが捨てられ、ドブ川可していて、悪臭を放っているところが多いのだが、カトマンズから20kmほど離れたこの村に流れる川には、とてもきれいな水が流れている。しかも、雨期があけたばかりで水量も豊富。なんとも、効率的な洗車方法。



そして本日早朝、プジャ開始。

宗教の信仰度合いや、民族によってもプジャ方法は異なるようだが、ヒンドゥのお坊さん一家であるここでの方法は次の通り。

まず、交通安全を祈念し、『まんじ(卍)』(ただし、ネパールのまんじの向きは、この逆。ネパール語ではSwastikという。サンスクリット語も同じ)の模様を赤とオレンジの粉で描く。



赤と白の布を重要な場所に結び、その後、お経を唱えながら、聖なる水や花、色粉などを捧げる。

途中でオイルランプに火をつけ、火でまわりを清め、ほら貝をふき、悪霊を追い払う。

ココナッツをかち割り、その汁をスクーター全体にふりかける。プジャに使った聖なる色粉をお坊さんの手でおでこにつけてもらい、渡された聖なる水を口に含み、花を頭にのせ、勝ち割ったココナッツの一部を食べ、終了。



プジャ後は色粉やら花びらやらココナッツの汁やらで、スクーターはぐっちゃぐちゃ状態となり、どうも気に食わないのだが、とりあえずしばらくはこの状態で走らせることにしている。

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