~ ネパールの運転免許3 のつづき ~
実技試験本番の列にいざ並ぶと、なんとなく緊張するもの。でも、実技は簡単。余裕でジグザグ運転をしてのけた。そして、見事パス。
合格/不合格はその場ですぐにわかる。合格の場合は、写真のように立会人が緑のカードを掲げてくれるからだ(不合格の場合は、赤いカード)。写真は他人の試験風景。
帰り道、舗装状態の悪いカトマンズ市内の道路を走りながら、気づいた。実技で試されるあのジグザグ運転は、道路のあちこちに突如として現れる穴をうまくよけるために実施されているに違いない。
カトマンズの道路は、舗装はしてあっても、つなぎ目だらけのことが多く、段差はもちろん、あちこちにボコボコ穴があいているのだ。
普段、通り慣れている道では、どこにどの程度の大きさの穴が開いているか(または、段差があるか)を、たいてい把握しているからよいものの、慣れない道を走るときは、目の前の穴に突然気づき、あわててひょいっとハンドルを切り替えなくてはいけなくなることも多い。
そんなとき、あのジグザグ実技試験は、多少は役に立つかもしれない、などと思ってしまった。
~ おわり ~
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