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2006年1月20日金曜日

外出禁止令中の生活(当日朝編)

昨夜、母屋とブログにアップした通り、本日20日8時~18時まで、カトマンズ市とパタン市を囲むリングロード内の内側で外出禁止令が発令されているカトマンズ。

外出できないから、家にいることになるのだが、家にいる分には、とってものどかな1日を過ごせるのが、実際のところ。

発令時間に入っても、私の家の近所の人たちは、近くの道を普通に歩いているし、子供も道で遊んでいる。一応、私が住む場所は、発令エリア(カトマンズ市とパタン市を囲むリングロード内)に位置するのだが、緊迫した雰囲気、はっきりいって、ゼロ。

どういう事情で外出禁止令が出されるのかにもよるのだが、一昨年(2004年)の9月に、5日間ほど日中の外出禁止令が続いた時も、今回と同じで、ウチの近所では、のどかな雰囲気しか漂っていなかった。 (2001年6月、前国王一家全員が暗殺されたときには、緊迫した外出禁止令だったが)

さて、今朝、砂糖が切れたので、近所の商店に買いに行ったら、普通に店は開いていたし、人々はいつもの朝と同じように、世間話をしながら店の前に集っていた。

テレビをつけてネパール語の番組を見ても、のどかな風景をバックにした、男女の愛の掛け合いの歌(民謡)とか、どうでもいいコメディー物とか、そんなものしか流れていない。

日本だったら、こういうとき、番組変更して、執拗なぐらいに、最新情報を繰り返し流すのだろうけれど。
むしろ、インドのニュースや、BBCなどで、けっこう深刻に今のネパールの状況について、専門家が語っていたりする。

今回は、とりあえず1日で外出禁止令も終るのだろうから、よい休息日という感じだ。 (数日続くと、さすがにうんざりしてくるけれど)

ぽかぽか天気もいいので、普段は出来ない大掃除と、家中の布団を干そう。

それにしても、今回は、固定電話は遮断されていないので、こうやってネットにもつなげるというのは、とても嬉しい。(ただし、携帯は、昨日19日朝から遮断されたまま)

昨年2月の政変時には、1週間固定電話が使えず、ネットも出来ず、携帯にいたっては数ヶ月使用が出来なくなっていて、非常に不便だった。

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