最近よく見かけるプチトマトほどの大きさのこの実。タライ地方(南ネパール)が原産の『バヤル』(Bayar)。和名はたぶん『ナツメ』。
インド人果物売りのおじさんたちが、改造自転車(?)に乗せて売り歩く姿をよく見かける。
ネパール人でも、知らない人も多い、Bayarの実。
発酵しかけたりんごのような、りんごと椰子の実を足して2で割ったような、そんな味がする。
カトマンズにも、この木はあるけれど、実はそれほど大きくならないし、鳥たちについばまれて終る程度。
食用とされるよりは、菩提樹の木(*)同様に扱われる事も多い。
* 『チョウタラ』と呼ばれる休憩場所が、町や村の道のところどころにあって、そこには、菩提樹の木が必ず植えられている。そのそばには、Bayarの木も植わっていることがあって、人々が、木の根元にプジャをする光景を見ることができる。
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