近所にある軍の施設の、高くて長いレンガの外壁。
昨年7月に降った大雨で、いとも簡単に崩れ落ち、当ブログでも話題にしていた。
その後、4月25日の地震発生前日まで、修復工事が続けられていた。資材や壁破壊後の残骸を公道に山積みにし、周辺歩きにくい状態にしながら。
2 月23日時点のツイッター記事:
普通に修復するなら半年以上もかからないから、これを機に補強しているのだろうと思っていたら、4月25日の地震で、修復途中の壁がまた崩壊(冒頭の写真。4月26日撮影)。
昨年7月のときよりも長い範囲で。修復が終わっていた部分も含めてすべて。
半年以上も時間をかけて、一体、何してたんだろ?
B級コント並の見事な崩壊っぷりに、不謹慎ながら、思わず声を出して笑ってしまった。
横を歩いていた一般庶民に被害がなかったのは本当に良かった。
・・・
今回の地震後では、政府や軍、警察関係の外壁がことごとく壊れている光景を、あちこちで見かけた。
たとえば、
バルワタールにある、首相公邸の外壁とか(↑4月25日撮影)、
ナラヤンヒテイ王宮博物館(元王宮)正門横の小さなゲートとか(↓4月25日撮影)、
博物館に隣接する軍施設の外壁もことごとく崩壊(↓2枚とも4月25日撮影)。
このほか、マハラジガンジにある大統領公邸の外壁、元国王が住む家の外壁、ナクサルにあるポリスヘッドクウォーターの外壁、その他あちこちの軍・政府関連施設で目撃。
中には、道路拡張工事により、つい最近新しく作り直したばかりの壁もあるのに。
周辺の一般庶民の家の壁は何ともないのに、この差はいったい何?
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