ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2013年3月13日水曜日

札束


100枚ずつ輪ゴムで何重にもくくられ、さらに太いホチキスで厳重に止められている、ネパールの札束。

くくられていないほうを2つに分けて持ち、大胆に左右に引っ張ると、うまい具合にホチキスから紙幣がはずれてくれるのだが、ひどい時には5か所ぐらいにホチキスが刺さっていて、うまくはずすのに手間取ることも。

ホチキスの穴もあちこちに開いていて、これがお金でなかったら、確実にゴミ箱行きとなっていそうな状態のものも多い。

誰かの携帯番号がメモられている確率もかなり高い。

現在のお札には、エベレストや、ネパールの国花ラリグラス(シャクナゲ)が印刷されているが、以前は国王画が印刷されていた。

参考記事:
http://dailynepal.blogspot.com/2006/10/50.html

その国王画入り紙幣が、2011年3月15日から使えなくなる、と国民をパニックにさせたたこともあった。

参考記事:
http://dailynepal.blogspot.com/2011/01/blog-post_28.html

私も、2011年3月15日に大手スーパーマーケットで買い物をした際に、国王画のお札を出したら頑なに受け取り拒否された記憶がある。

しかし、流通中の紙幣を、ある特定の日を境に突然使用中止する、ということなど不可能なわけで、その後すぐに撤回。

国王画紙幣は徐々に銀行が回収していくのだろう、と思っていたのだが、2年たった今でも、100枚の札束中半分以上が国王画のものだったりすることもあって、2年前のあのニュースはなんだったのだろう、と、国王画紙幣を手にするたびに、首をかしげてしまう。

0 件のコメント:

コメントを投稿