色水や粉を掛け合い楽しむ祭り、ホーリー。
日本の地方でも見られる「泥かけまつり」の、泥が「水」と「色のついた粉」である、というと、イメージしやすいだろうか。
以前は、ホーリー前からかなり白熱していて、水かけの対象になりやすい若い女性は出歩くのも大変だったほど。なので、ホーリー前日と当日の2日間、女性スタッフには休みを与えていたのだが、今年は休みなし。
ホーリー当日に女性を出歩かせるわけにもいかないので、順に車で送迎して、出勤してもらう。
この日はいつも、交通量が極端に減る。色かけ被害を避けるため、シャッターを閉める商店も多く、バンダ(Banda:スト)の日のようになる。
街には、体中色とりどりの粉をつけて闊歩する人たち。
バケツにたくさんの水風船を用意して、戦い準備にいそしむ若者の姿もあちこちで見かける。
旅行者街のタメルでは、カメラをビニール袋にくるみ、大事そうに抱えながら、参戦する外国人たちも多数。
タメル北では、イベントが行われていて、ダンスミュージックをガンガンに鳴らしながら、踊りまくる人たちの姿も。
オフィスから150mほど離れていたにもかかわらず、近所のホテルの壁に大音量がそのまま反響し、そのうるさいことと言ったら。
スタッフたちも今日はみな、顔に赤い粉をたっぷりつけて、ホーリー気分で仕事に臨む。
オフィス内だけではなく、送迎のため空港に出かけたスタッフたちも皆、赤い粉を顔中につけていたので、ぎょっとした方も多いかもしれない。
送迎のとき、ゲストにも「ハッピーホーリー!って言いながら、色粉つけよっか?」という提案もあったのだが、さすがにそれはやめておいた。
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