以前から予告があった通り、ポカラを含む周辺の郡のストライキが実施されていた今日。
2泊のポカラ滞在を終え、陸路でカトマンズに戻るのだが、利用車両が通行妨害される可能性のある赤ナンバープレート車(一般車両)。念の為、車体の前後にTOURIST ONLYと書いた紙を貼って出発。
最近のバンダでは、外国人旅行者用に登録されている緑ナンバープレート車両や外国人旅行者には妨害を加えないよう、バンダ主催者側から徹底した通達がされている事が多いそうで、「外国人」であることを強調すれば、影響を受けないことが多いのだ。
本日のバンダは、新憲法に反対する一部のグルン族団体が主催している。バンダ実施エリアはグルン族が多く住む、ゴルカへの分岐点となるアブカイレニ以西~ポカラ周辺。ポカラ~アブカイレニ間は、救急車や緑色ナンバー車両を数台見かけた程度だった。
途中、カトマンズ発ポカラ行ツーリストバス(緑色ナンバープレート車両)とすれ違う。どれも違う会社のツーリストバスだが、他に走行車両がないバンダの日は自然と連なって移動することが多い。その方が安心でもあるし。
しかし、攻撃対象になりかねない一般車両(赤ナンバープレート車)や公共バス(黒ナンバープレート車)は、バンダ地域の手前(アブカイレニ)で停車されられ、長蛇の列ができていた。
ツーリストバスとはいっても外国人車両として登録していない黒ナンバープレート車両もあって、このようなバスも止められていた。
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ちなみに、対向車両がほとんどなく速度を出すことができたため、途中停車させられたり、何度か休憩を入れたりしたにもかかわらず、いつもより短い時間でカトマンズまで移動することができた。
ツーリストバスとはいっても外国人車両として登録していない黒ナンバープレート車両もあって、このようなバスも止められていた。
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ちなみに、対向車両がほとんどなく速度を出すことができたため、途中停車させられたり、何度か休憩を入れたりしたにもかかわらず、いつもより短い時間でカトマンズまで移動することができた。
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通過した町の中心や交差点で見る事ができた、昨日地面に描かれた新憲法公布を祝うメッセージやイラスト。どれもデザインが素晴らしい。
≪ダマウリにて≫
通りの中心に、「新憲法ようこそ」の文字。ここでは朝、一般車両がバンダ主催団体から攻撃されたとのことで、私たちの車両も、ダマウリ到着手前の警察チェックポストで、様子見のため一時停車させられた。警察がダマウリ現地の警察と連絡を取り、通行しても問題がないと確認をとってくれた上で、通過。
しかし、一番最初に掲載した写真に写る、私たちの前を走っていた赤ナンバー車両。私たち同様「TOURIST ONLY」と書いた紙を車体に貼ってはいたが、実際に乗車していたのはネパール人のみ。
安全性を確保できないと、さらに様子見で引き止められていたようだ。
≪アブカイレニにて≫
ゴルカへの分岐店となるアブカイレニ。T字路に描かれたネパール地図には、新しく誕生した7つの州が色分けされている。
≪ノウビセ近く≫
ネパール地図の中に「ネパール憲法2072を心より受け入れます」の文字。===
あちこちでお祝いムードを感じる中で、未だ反対している人たちもいることも、忘れてはいけないのだが。
人々が幸せになること、それこそが国家の目標であると思います。民が前に進もうと心を合わせることができるとき、必ずや笑顔あふれる未来が見えてくると思います。
返信削除何もできませんが「がんばれネパール!」です。
ご無沙汰しております。いい方向に向かっていけるといいなあと思っています。
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