生け贄のヤギは、解体されて、食用肉となる。
みんなで分け合い、各自、家に持ち帰る。
冷蔵庫のない家で暮らす現地の人たち。1回では食べ切れる量ではない肉類をどのように保存するのか。
腐りやすい内臓類は、その日のうちに調理して、お腹の中に入れる。
その日のうちに食べきれない肉類には、石(写真右)を使ってつぶしたニンニクやしょうが、マサラ(スパイス)類をなじませ、火を通す。こうすることで、腐りにくくなるのだ。
近くに住む親戚などにも分け、明日明後日頃までには食べ切る、という計算だ。
ネワール族や、他の民族ではこの日、水牛を生け贄にする事も多い。
解体後の大量の肉は、このようにして干し肉にする。(村のネワール族宅にて撮影。逆光のため、シルエットのみとなりました)
これもまた、おいしい。
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