隙間の多いネパールの家にはネズミがよく侵入する。
電話が不通でおかしいなあと思っていると、電話線がネズミにかじられていたり、プリンターのコードがかじられていたり。
日本から送った食材がカトマンズの中央郵便局に届いて、楽しみに受け取りに行ったら、見事にネズミにかじられていた、ということもあった。
過去のネズミ被害関連記事:郵便局で荷物をネズミにかじられた
何年か前には、大学の試験の答案用紙がネズミにかじられた、という事件がニュースにもなっていたほど。
ところで、オフィスに出没するネズミを何とかしようと、スタッフたちが相談中、「アサンでネズミ取りでも買ってくれば?」と私が口をはさむと、スタッフの一人に、人差し指を口にあて「チュップ!(シーッ!)」と制された。
ネパールには、ネズミを退治する計画をネズミに聞かれてはいけない、という俗信があるのだ。聞いたネズミが、逃げ出してしまって作戦失敗してしまう、と。
だから、ネズミを退治する計画を建てるとき、こちらの人たち(特に年配のひとたち)、急にひそひそ声になる。ネズミに作戦が漏れないよう、キョロキョロ部屋の隅に目をやりながら。
そんな真剣な人間たちの様子を、ネズミたち、物陰でこっそり盗み見しているのかなあ、などと想像すると、おかしくてしょうがない。
最近の情報では、某郵便局から地下通路で運ばれたノートPCで他人の無線LANを使ってネットやり放題らしいですぜ、「お頭」
返信削除妄想は楽しいですな。
ヤツら、本当にしてそうで、油断できません!
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