今朝、カトマンズ市内某高級ホテルををチェックアウトしたゲストが、室内に財布を忘れていたようで、ホテルから、手配した私たちの会社宛に連絡が入った。
掃除担当の者がくすねてもわからない状況だったと思うが、きちんと報告してくれたことに感謝する。
先日も、ポカラのホテルで似たことがあった。ゲストがホテルをチェックアウトし、ポカラ空港移動後、室内にメガネが忘れられていることが発覚。ホテルのスタッフが、ポカラ空港まで忘れ物を届けに行ってくれたそうだ。
また、別の日には、カトマンズのホテルにスーツケースの鍵を忘れてしまった方もいた。ナガルコットのホテルにチェックインした夜、鍵がないことに気付き、私に連絡が入る。その時点で、カトマンズのホテルに確認を頼むものの、すでに別の宿泊客がチェックインしている状態。それにもかかわらず客にも理解を求めて、マネージャー自ら確認してくれたものの、見つけられず。
しかし翌日、宿泊客がチェックアウトした後に、丁寧に探したところ、室内の床の見えにくいところに落ちていて、その後ナガルコットまで届け、無事ゲストが手にすることができた、ということも。
これら3件、この2週間にあった出来事。
ホテルでの忘れ物、確認しても、ホテルスタッフが真剣に探してくれずうやむやにされたり、不要なものだと思ってすでに処分されてしまっていたりしたことも過去何度かあった。
しかし、最近あった3件のケースは、ホテルの協力的な対応がうれしい出来事だった。
日本では当たり前と言える忘れ物の対応。
返信削除日本人は言います「外国で落とし物、忘れ物をしたら絶対出てこないよ」
確かに99%そうだと思います。
でもそれでもと当人は思います。「無理だよな」そう思っても「あったら嬉しい」と、心で願っています。
私は旅館業をしています。
お客様が忘れ物をされて問い合わせをいただくと、旅館の人間というのは「え!」と言って従業員みんなで懸命に探します。
半分はお客様の勘違いが多いのですが、実際に見つけてお渡しできた時などは「ありがとうございます」そう言って深々と頭を下げて行かれます。
おそらくはお互いに「良かった」そう思う瞬間ではないでしょうか。
互いに他人様のことを思う、それができればと思います。
同感です。
返信削除忘れ物が見つかり、それをお客様の手に届けることができたときは、皆のチームワークで成し遂げた達成感のようなものを感じます。