オフィスで、毎日おいしい食事を作ってくれる女性スタッフに、昨日、第2子(男児)が生まれた。
産気づくまで休みはいらない、と、いつ生まれてもおかしくない大きなお腹を抱えながら、働いてくれていたのだが、先週末より前駆陣痛が始まって休みに入り、その4日後に無事出産。
彼女は、カトマンズで生活しているということもあり、基本的な検診は無料もしくは低料金で受けられる市内の産科専門病院で、ほぼ日本と同じ間隔で毎月定期検診を受け、そして、その病院で出産した。
しかし、ネパール全体で見ると、検診を一度も受けず、自宅出産する人も多いのが、実情だと思う。
ところで、以
前、日本のTV番組のロケで、印象的な「窓」がある家を探し、そこの住人に、その窓から見える思い出話などをインタビューしたことがある。
以前の記事: http://dailynepal.blogspot.com/2009/07/bs-tbs.html
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「生まれた時からこの家で育ち、この窓の外の景色を見ながら大きくなった」というような話をしてもらった時に、「じゃあ、あなたはここでうまれたのですね?」という質問をすると、みな「そう、ここで生まれたんだよ」と答えてくれた。
「ここ」の言葉を、私は、その土地を指す広域の意味で使っていたし、彼らの回答に出てきた「ここ」も、そうだと認識していたのだが、実は違った。
「ここで生まれたんだよ、病院じゃなくてね」と答えてくれた人がいて、「ここ」とは、「まさにこの家」のことを指していたことに気付かされた。
ちょうどその4か月前に、自らも出産を経験していたためか、「この家でうまれたんだよ」と語ってくれたときの彼らの顔が、とても誇りに満ちているように見えて、今でも忘れられないシーンとなっている。
ちょうどその4か月前に、自らも出産を経験していたためか、「この家でうまれたんだよ」と語ってくれたときの彼らの顔が、とても誇りに満ちているように見えて、今でも忘れられないシーンとなっている。
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