今朝、カトマンズ市内わずか半径1㎞圏内で、異なる目的で武装警官が警備にあたっている場所が3か所もあった。
ひとつは、バルワタールの首相官邸前。
昨年12月から女性中心に行われている、首相官邸前での性的暴行抗議デモ。何日かぶりに通ったら、いつもに増して抗議者も増え、一層大規模に行われていた。外国人の姿も見られた
。
そして、そこからわずか100mほどしか離れていない、三叉路では、別の警備が。
この道の先にあるのは中国大使館。一昨日、ボダナートでチベット人が焼身自殺を図ったため、その関係で、中国大使館周辺警戒していたのだろう。
そして最後は、タメル北のラインチョウル通り。ここには2つのキャンパスがあり、昨日、調理ガスが値上げとなった時にも一時荒れていたのだが、その後政府が値上げを撤回。落ち着くと思いきや、この対応が気に食わないと、政府へ抗議する学生たちのデモが午前中予定されていた。
通過時デモは終わっていたが、抗議のレンガ投げを激しくした様子がうかがえる跡があちこちに。
今は、道路拡張工事の一環で、瓦礫のレンガがいたるところに散乱しているから、学生君たち、抗議用レンガ集めも楽だったかも。
ところで、最初に書いた、首相官邸前での抗議活動、警備にあたっている警察は、女性が多かったのが印象的だった。
学生運動と言えば先輩の日本。投石、ゲバ棒、はては爆弾。総括、リンチ、連合赤軍、あさま山荘事件。
返信削除もうずいぶん昔の事になってしまったが・・・。
このブログを見ている方の中にも当事者であった人もいるかもしれない。
エスカレートする抗議活動は、時に憎しみも伴うことがある。本来の抗議活動とは別の事が起きてしまう。
煉瓦投げ程度で済んでほしいものだ。
しかし学生が元気でないと国の未来は心配。
そうですね。
返信削除暴れすぎも無関心も、考え物ですね。
ほどよく暴れてすぐに収まるぐらいが、ちょうどいいかもしれないですね。