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2007年2月13日火曜日

忍び寄る恐怖の停電拡大

今日はビクラム暦11月1日。今日から毎日6時間の停電が始まるといわれていた。

前日からドキドキ。今までは毎日3時間停電だったのだが、+3時間分は、いったいどの時間帯の電気が消えるのだろうか?

はっきりしないままハラハラ過ごすのは嫌だ。朝、電気局に電話をし、本日からの新しいスケジュールを問い合わせた。

すると、電気局の職員は言った。今日から6時間停電のはずだったが、まだ停電スケジュールが決まっていないから、今日は今までどおり3時間停電だけだ、と。

では、6時間停電は、いつから始まるのか?ときくと、新聞に発表された翌日から開始だということを教えてくれたのだが、では、新聞にはいつ発表されるのか、ときくと、平然と、知らない、という。

電気局の人間ながら、責任感の全くない、いい加減な回答が、いかにもネパールらしくて困ったものだ。

埒が明かないので、電話越しに他の職員を呼んで来させた。そして、同じ質問をすると、『新聞に停電スケジュールが掲載されるのは明日(14日)、6時間停電は明後日(15日)から開始(の予定)』との具体的な回答が返ってきた。

明日の新聞(*)に計画表が掲載されていることを願う。

* たいてい毎回、停電の新しいスケジュールは開始前日に『ゴルカパットラ』(新聞)に公式発表される。ネパール語表記。

ちなみに、そのうち、毎日12時間停電というのも計画されているようだ。確か昨年も同じ時期に計画されているというウワサがあったのだが、情勢が悪化しているうちに、いつの間にか停電は回避されていたので、未体験。

毎日12時間停電。日本や他の先進国では、絶対にありえないだろう。生活自体が成り立たなくなり、混乱がおきること間違い無しだ。その点、ネパールでは12時間停電になっても、当たり前のごとく静かに受け入れてしまうのだろうから、順応性があるというかなんというか。

1日の半分は電気のない生活。いったいどんな風なのだろうか?不便だろうが、ある意味、体験の価値はありそうだ。・・・なんて強気なことを言っていられるのも、今のうちだけだと思うが。

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