2007年2月16日金曜日
シバラトリの本日、約3kmの道のり中、20箇所の通せんぼ
本日は、シバ神にまつわる祭、シバラトリで祭日。
シバ神への賽銭と称し、子供たちが道を通せんぼして、通行人から小銭を寄付してもらう習慣がある。
本日、出先までの約3kmほどの道中、実に、20箇所ほどで、この、通せんぼに遭遇してしまった。
いつも、交通量のなるべく少ない抜け道(住宅街)を通るのだが、それがいけなかった。家々が密集している地域では、5mおきぐらいに、子供たちが通せんぼをして通行車両を待ち構えていたのだ。
たまたま私の財布には、昨日から5ルピー札が10枚以上入っていたので、困ったふりをしながらも、はじめは気前よく5ルピーずつ渡していた。
が、次第に小銭(小額紙幣)も尽きてしまった。
それでも、まだまだ通せんぼ軍団が控えている。
本当にもう、小銭がないのだ。ゴメンね、帰りにあげるから、通してね、といっても、子供たちは通せんぼの紐をあけてくれない。
ダメダメ、シバ神への賽銭もくれないの?と、シバ神の写真や生花を乗せたかごを、目の前に突きつけられる。
本当なんだってば、ね、帰りに絶対あげるから、と何度も懇願し、通してもらうこと数回。
中には、10歳ぐらいの、なかなか賢い子供もいた。よし、じゃあ、スクーターの番号控えておくからね!じゃないと、絶対に通り逃げするに決まってるんだから!などと言うのだ。君の将来、なかなか有望かもよ。
そんなこんなで、いつもの1.5倍ぐらいの時間をかけながら、やっと目的地にたどり着いた。
上の写真:見づらいが、写真に写っている50m程の道上3箇所で、通せんぼをしている。
下の写真:車とバイクの間には、青い紐が渡されていて、通せんぼされている。小銭をもらうまで、ずっとこの状態。
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