サウン月の今月。一度ぐらいは、しっかり寺院をお参りしようと、早朝5時起きで、ダクシンカリに行ってきた。
『ダクシンカリ』とは、カトマンズから南(ネパール語でダクシン)方面に20km弱の所にある、カーリー女神を祭った寺院。
毎週火曜日(カーリーをお参りする習慣のある曜日)には、たくさんの信者がニワトリやヤギなどを生け贄にし、生き血を捧げながら、参拝する光景が見られる。(生け贄シーンを見られることで、外国人にとっての観光スポットともなっている)
しかし、今日は火曜日ではないことと、殺生を好まないサウン月であるため、生け贄をする人の姿は、あまり見られなかった。
寺院に続く表参道には、土産物屋や、供物を売る店が並ぶ。
線香、ココナッツ、花、ネパール菓子、アビル(お祈りに欠かせないティカ用の赤い粉)などが入った供物セットを1つ買い、参拝の列へ。
寺院内には、ニワトリの血などが滴っていて、少し残酷。
順番を待てないネパール人たちにもみくちゃにされながら、何とか参拝を終える。
帰路、ふと気がついた。
もしかして、ここも『パシュパティナート寺院』と同じく、ヒンドゥ教徒以外は寺院内立ち入りが禁止されていたのではなかったか?
そんな気がするが、もう遅い。
無理やり入ったわけではないし、入口で止めてくれなかった係員も悪い。牛肉も食べないし、生理中でもないから、多めに見てください、と、心の中で謝りながらカトマンズに戻ってきた。
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