2005年7月26日火曜日
ヘナ
ヘナ(Henna)とは、ネパールやインドに自生する植物のこと。辞書によると、『指甲科(しこうか)』の植物になるようだ。
このヘナの葉や実から出る色素を利用して、女性たちは髪の毛を染めたり、肌に模様を描いたりする。色をのせた部分は赤く染まる。(日が経つと、色素は落ちて、もとの肌の色に戻る)
このヘナ(メンディともいう)、乾燥粉末状の物が市販されているので、粉を水で溶いて使用する事が多いのだが、実は、ヘナと同じ役目をする植物が、そこら辺の空き地に普通に育っていたりするのだ。
それは、ホウセンカ。ネパール語では『トュリ(Tyuri)』という。
* 注意! 間違えても「トゥリ」と発音しないように。悪い意味のネパール語です。
庭を少し手入れしていたら、すみのほうに育っているのを発見した。(写真参照)
葉を乳鉢のようなものに入れすりつぶすと、汁が出てくる。この汁を爪楊枝などの先につけて手のひらに模様を描いたり、髪の毛に乗せたりして、肌や髪を染める。
雨期中の今。雨が降って、室内にいる時間がたっぷりある時に、のんびりと、ヘナのオシャレを楽しむのもオツなもの。
でも本当は、髪にヘナを乗せたら、日光に当てたほうが発色がよくなるんだけどね。
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