2005年7月2日土曜日
ローカル飲み屋
ローカルな飲み屋(のような場所)には、ゲテモノ好きにはたまらないメニューがたくさんあって面白い。
お酒を飲まない私だが、飲み屋(のような場所)にしかないメニューが好きで、時々知人に連れて行ってもらう。
そこには、ヤギや水牛の舌をスライスしてカリカリに焼いたものとか、耳や目を焼いたもの、脳みそを炒めたもの、内臓類を炒めたもの、骨髄を腸に詰めソーセージのようにして揚げたもの、などあって、時々無性に食べたくなるのだ。そうそう、ヤギの太い骨をじっくり煮込んだスープなどもあり、これもまたおいしい。
きっと、これらをつまみにしてお酒を飲んだら、格別にいい気分になるんだろうなあ、と思いながら、つまみだけ食べる私。
写真は、ローカルレストランで食べた『ポレコ・マス』類(ポレコ・マス=焼いた・肉)。
上から時計回りに、
カレジョ(肝臓:レバー)
カーン(耳)
ジブロ(舌)
セクワ(焼き鳥のようなもの)
全てヤギ肉。
カガティ(レモン)
ヌン(塩)
クルサニ(唐辛子)
ティムール(山椒)
も付いている。
===
初めてネパールを訪れる人には、衛生面ではあまりお勧めできないローカルな食べ物屋だが、お腹の丈夫さに自信があって、お酒+ゲテモノ好きの旅行者の方は、是非一度、ローカル飲み屋をお試しあれ。
===余談===
ネパールはベジタリアンが多い国、と思っている人もいるようだが、民族によって食習慣はかなり違う。
ヒンドゥ教を強く信仰している高いカーストの人たちは、牛肉だけでなく(ヒンドゥ教徒にとって牛は神様。神様を食べることはタブー)、肉類を一切口にしない人もたくさんいる。(外食時に限り、ヤギ肉なら口にする人もいるが、家の台所には絶対に肉は持ち込まない、という人も多い)
そうかと思えば、ネワール族は、ヤギや水牛の肉を少しも無駄にせず、色々な調理法で調理し、食す。内臓、脳みそなども、捨てたりはしない。(でも、牛肉は食べない)
シェルパ族やタマン族などは、牛肉を食べることに抵抗がない人も多い。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿