2005年7月5日火曜日
指紋押印後
ちょっとした用事で、お役所へ行ってきた。
必要な書類を作る際、署名のほかに、やたらと指紋押印が必要なネパール。
両親指にインクをつけ、とにかく書類のあちこちに指紋を押さなくてはいけない。
今日は指紋を押さなくてはいけないだろうな、という日、私はあらかじめぬれタオルを用意して出かける。親指のインクをきれいにふき取るため。
でも、ネパール人には、そんな準備は必要ナシ!
自分の頭と、適当な壁があればOK!
ネパール人たちはどうやって親指のインクをきれいにするのかというと、、、
● まず始めに、両親指を髪の毛になすりつける。
→ ネパール人の髪の毛も、日本人同様黒い。黒い髪に、黒いインクをなすりつけても分からないし、残インク効果で髪がつややかに見える(!?)という理由で、みんな決まって、親指を髪になすりつけるのだ。
みんなが無心で親指を髪の毛になすりつけている光景、かなり笑えます。
● 次に、指にまだ残っているインクを、その辺の壁になすりつける。
→ 写真参照。本来クリーム色の壁であっただろうこの部屋の壁、指紋をなすりつけた跡でいっぱい。どの役所にいっても、書類に指紋押印をしなければいけない部屋などに入ると、壁は『指紋マーク』でいっぱい。
役所の壁には、ちゃんと貼り紙がしてある。
『指紋を壁に擦り付けないで下さい』
でも、その貼り紙の効果なし。貼り紙の上にまで、指紋をふいた後がある。そしてこの、ぼろぼろの貼り紙。なんだか(貼り紙が)気の毒。
それにしても、随分上まで、つけたもんだね。
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