夜になると、市内のあちこちで検問が始まる。
夜9時前、スクーターで家に帰る途中、自宅近くで検問に出くわした。
免許証も、パスポートも、今日は家に忘れてきてしまっている。こういうときは、笑顔で日本人であることをアピールするのが一番だ。
そうすると、いつの間にか世間話(「日本人なのに、ネパール語が話せるのか」、とか、「何年ここに住んでいるんだ」、とか、毎回お決まりの内容)が始まり、免許証があろうがなかろうが、いつのまにか通行を許可してくれてしまう。
大きな荷物を抱えていようが、怪しい身なりをしていようが、街を警戒しているポリスやアーミーに呼び止められたら、「私、ネパール人じゃないわよ」と言えば、ノーチェックで通してくれる。
諸外国では、「外国人」というだけでテロ実行犯と間違えられ射殺されることだってあるというのに。
ネパールでのセキュリティーチェック、こんなんでいいのか? と思ってしまう。
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