ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2018年6月29日金曜日

ダヒチウラを食べる日


ネパールの公暦・ビクラム暦3番目・アサール月15日(アサール・パンドラガテ)の今日は、ダヒ・チウラ(ヨーグルトと乾飯)を食べる風習のある日。

オフィスでの昼食にも毎年用意してくれる。

過去のダヒチウラいろいろ 
2016 / 2015 / 2014 / 2013 / 2012 / 2006

このほか、今年は、激甘ネパール菓子ラスバリ(रसबरी)と、きゅうり・人参・ジャガイモ・大根のピリ辛ゴマ和え(アチャール)、マンゴーも。

今日は、「田植え祭り」とも呼ばれていて、この日から田植えを始めたり、どろんこ祭り的なイベントを実施したり、と、アサールパンドラガテにダヒチウラを食べながらどのように過ごすか、という認識は各地で異なる。

私は、以前カトマンズ周辺の農家の人たちから聞いた、「体力を使う田植えも中盤に差し掛かっていて、この日にはダヒとチウラを村人皆で食べ身体を休めつつ、残りの田植えも頑張ろう、と、精力をつけるためにこの風習があるのだ」と言う話を、今日ダヒチウラを食べる理由、として認識している。

2018年6月27日水曜日

カトマンズダルバール広場のハト


先日撮った動画ですが。

カトマンズダルバール広場内ハト広場(勝手に命名)の様子。

ハトに餌ををやるとご利益があると言われていて、寺院がある場所では必ず餌(とうもろこしの粒など)を売る人たちがいる。

これ目当てにハトがたくさん集まり過ぎて、ちょっと怖いくらい。

2018年6月15日金曜日

1ヶ月32日間ある月(ネパール公暦ビクラム暦アサール月)

今日6/15からネパール公暦ビクラム暦3番目のアサール月が始まった。

アサール月は7/16まで続くのだが、なんと、32日間ある1ヶ月となる。

今年ビクラム暦では2075年なのだが、この一年、一ヶ月32日の月は今月のみで、他は、30日の月が4回、31日の月が5回、そして29日の月が2回ある。

ちなみに、例年だと、アサール月の次の月、サウン月が32日間となることが多いが、今年は31日間のみとなっている。

ネパールで手作り、枝豆納豆


夏になると暑さを利用して納豆をよく作る。

昨年までは乾物大豆を使っていたが、今年は旬の枝豆から。乾物大豆を一晩水に戻したり、柔らかく煮たりする手間が省け、便利。色どりがきれいなのもいい。

種菌にはネパールで日本人向けに売られている納豆(100g70ルピー:約70円)を利用するのだが、今回は、1月に一時帰国した際に冷凍してネパールまで持ち帰った納豆が冷凍庫に残っていたので、これを利用したら、出来上がりも日本の納豆そのものに。

(賞味期限はとっくに切れていたけれど、大丈夫でした。笑)

面倒に思いがちな高温での発酵作業。以前は、湯せんにしたり、使い捨てカイロを置いてタオルでおおったりと試行錯誤していたのだが、ここ数年は車内に数時間放置する方法で一発解決!

夏限定となってしまうが、屋外に駐車している車内温度が上がるのを利用して、容器を車内に放置するだけ。

本当は、40度ぐらいで15時間ほど発酵させるのがよいようだが、これよりも高温で、かつ、短時間の発酵でも、そこそこオイシイ納豆ができている。

毎年こんなことをしているもんだから、娘が小さかったときには、「お豆を車におくと納豆になるんだよね」という、「車=魔法の納豆製造マシーン」みたいな理解をしていたことがあった。

そして、納豆の旬は夏、とも。でも、あながち間違っていないかもしれない。

過去の納豆記事: 車内発酵の手造り納豆 / 納豆を育てる

カトマンズの牛乳売りととうもろこし


毎朝自宅に絞りたての牛乳を配達してくれる、カトマンズ郊外の村に住む農家の人。

今日は初採りのとうもろこしを持って来てくれたので、12本購入。一本約15円。

オフィスで10時のおやつに。


こちらのは日本のように粒が柔らかくないのだが、噛めば噛むほど感じられる甘さが美味。

2018年6月14日木曜日

ネパールの保存食・しめ縄みたいな「干しずいき」


今日のオフィスご飯。

一般的な食材から、あまり見かけない珍しい食材まで、日々飽きないようにいろいろな食材を使って、美味しいご飯を作ってくれるキッチンスタッフ。

ついに「しめ縄」に挑戦することに! というのは冗談で、しめ縄みたいなこれは「干しずいき」。

キッチンスタッフ宅自家製。

水に戻してから調理する。繊維ぽさは全くなく、とろりと優しい食感。

2018年6月13日水曜日

カトマンズの建築風景


カトマンズの建築現場にて。

シャベルを使った砂利やセメントを混ぜる作業。一人だと負担が大きいので、こうやって二人一組になって力を分散させる。シンプルな方法ながら、利にかなっている。



作業員にヘルメット着用は義務付けられていない。思い思いの格好で、ぞうりやつっかけ履きの人もいる。怪我しないように気を付けてね。

2018年6月8日金曜日

カトマンズの楽しい野菜たち


ネパールの八百屋での楽しみは、楽しいカタチの野菜を見つけること。

先日は、たまたま立ち寄ったカトマンズ市内の八百屋で、最近見かけていなかった二股大根に、一度に四本も遭遇!

いつになく美しい足ぞろい。しかも写真を撮ってくださいと言わんばかりにきれいに並んでいた。先客がふざけたのかな。

そしてある時は、私を買ってくださいと言わんばかりのジャガイモが目に飛び込む。


ありそうでなかなかない、かわいいハート型。


規格なんてないネパールの自由な野菜たち。今まで出会った楽しい野菜をツイッターにまとめています。

2018年6月7日木曜日

カトマンズに咲く花々


カラッと晴れたカトマンズの空のもと、自然光に映える。色とりどりの花たち。

今の季節、カトマンズでもアジサイの花も咲く。

そして、色の種類豊富なブーゲンビリア。赤紫、白、薄ピンク、黄色っぽいオレンジに、普通のオレンジ。カトマンズでは割と一年中咲いている花。

2018年6月5日火曜日

キチカンディ:ネパールの女のお化け


ネパールを走るタクシーや車には、女性の目や、写真のようなステッカーを貼っていることが多い。

単なる飾りではなく、キチカンニ(किचकन्नि)またはキチカンディと呼ばれる美しい女性のお化け(日本で言う雪女や口避け女的な存在)に目をつけられるのを避けるため。いわゆる魔除け。

車内に、ネパール女性の伝統的な腕輪をぶら下げている車もそう。

以前の記事:運転手が厄除けに飾るチュラ(ネパールの腕輪)

2018年5月31日木曜日

カトマンズのエンジェルストランペット


今の時期カトマンズのあちこちで見かけるエンジェルストランペット。

2~3m程もある高さから、花径20cmもありそうな巨大なラッパ状の花をたくさんぶら下げている姿は目をひく。

花の下を通るといい香りが降ってきて、いつも立ち止まって深呼吸してしまう。




以前住んでい家の寝室の窓の外に、黄色いエンジェルストランペットの大群が咲いていた。

カトマンズが一年で一番暑くなる5月、体調を崩しベッドで寝ていると、こちらを向いて一斉に咲いているこの花が窓越しに見えた。
体調不良が続いているのは、この大きな花に毎日精気を吸い取られているからかも、なんて錯覚を感じるほど。

きれいでありながら、ちょっと不気味さをも秘めているような、エンジェルストランペットなのだ。

2018年5月22日火曜日

カトマンズ市内、放し飼いの七面鳥


ネパールの首都カトマンズ、昨今の発展は著しいが、裏道や住宅街に入ると鶏を放し飼いにしている家も多い。

自宅近所にも何軒かあり、常にコッココッコ言いながら駆け回っている。

その中に、最近、やたらと大きくて黒いのが混ざっているなあと思っていたら、七面鳥だった! 

もちろん食用。メジャーではないが、扱っている肉屋もある。

2018年5月8日火曜日

ヒンドゥ教寺院で待つ犬


カトマンズのあちこちにある小さなヒンドゥ教寺院。

日没後は参拝客が捧げるオイルランプの灯りがきれい。厳かな雰囲気に、通りすぎる際こちらの頭も自然と下がる。

・・・で、ふと足元を見たら、寺院入り口に寝そべっている犬。参拝に来ている飼い主を、放し飼いにされている近所の犬が待っているようだ。

参拝を終えた飼い主が「行くよ」と声をかけたら、犬もすっと立ち上がって、家路につき始めた。

2018年5月7日月曜日

日本語入りケープ


カトマンズ市内理髪店にて。散髪客がしているケープに日本語が。近づいて読むと、なかなか哲学的。


「果たして 髪は女の命なのか?」
「髪型は個性なのか?」
「楽が一番の髪型」
「ロングヘアで人生ゲームを生き抜く」

等々、なんだこれ?


これを使用している理美容院けっこう多いようで、あちこちで見かける。カトマンズだけでなく、先日はチトワンの散髪屋でも。


「ワンレン 朝シャン 枝毛切り 懐かしワード」
「ファッションの保守化につられて、ヘアも再びのコンサバ返り」

全てに「髪」というワードが入り80年代後半をほうふつさせる、バブル感あふれる文章の数々。

日本で流行らせてほしい!

2018年5月4日金曜日

ネパールの自由な野菜たち


規格なんてないネパールの野菜たち。

八百屋でおもしろい形の野菜を見つけると、思わず手に取ってしまう。

今日見かけたのは、丸まったオクラ谷や、大きな唐辛子(見た目、万願寺とうがらし風の)。

売り物のジャックフルーツをお盆がわりに並べたら、絵になるなあ。

まわりにある野菜は、ハヤトウリ、カボチャなど。

・・・

自由な野菜の数々を、ツイッターのモーメントにまとめていますので、よろしければどうぞ。

https://twitter.com/i/moments/992433657867657216

2018年5月2日水曜日

ネパールではGUのロゴに注意!

以前何度か、ネパールでは無印良品のロゴ「MUJI」に要注意!という話を書いたことがあるのだが、「MUJI」と同じように、現地の人に袋を渡すと一瞬ぎょっとしその後クスっと笑われるのが衣料品ブランド「GU」。

シンプルなロゴの袋で使いやすいし、ネパール人に物を渡すときなどついついこの袋を使いたくなってしまうのだが、受け取るときにロゴを二度見され、くすっと笑われる確率100%!

親しい間柄ならわざとこの袋を使って笑いをとってもいいが、それほど親しくないと、お互いやや恥ずかしい思いをすることになる。

だって、GU=「グ」は、ネパール語では「うんち」の意味だから。

だからは渡すときには、聞かれもしないのに、「グ」じゃなくて「ジーユー」だからね!って言い訳をしてしまうのだ。

・・・余談・・・

以前のMUJIに関する記事:無印良品の広告にぎょっとする

「I am MUJI」とか「MUJI to GO」と書かれた袋を手にしたネパール人男性なんかは、若い女性たちにおもむろにこれらの袋を見せながら、「ほれほれ、ここになんて書いてあるか読んでみ」とパワハラまがいのことして喜んだりすることも(苦笑)。

2018年4月30日月曜日

デコトラの智慧の眼


満月の今日はブッダ生誕祭・ブッダジャヤンティ。

ブッダにちなんで智慧の眼の話を。

先日国内陸路移動時のこと。目の前を走るトラックに描かれたボダナート画を見るともなしに眺めていたら、肝心の「智慧の眼」が描かれてない事に気づいた。

もったいないなあ、なんて思いっていると、おもむろに、追い越しを始めるそのトラック。

更に前のトラックが現れ、その絵柄を見て、同乗者一同、おお!と大盛り上がり。どこにでもあるブッダの智慧の眼ではあるが、ボダナート画に書かれていなかったそれ、ココにあり!

2018年4月27日金曜日

地鎮祭


2002年よりタメルで営業しているウチの会社。2004年に今の場所に引っ越してからかれこれ14年。

以前から計画していた自社建物への移転実現に向け、今朝、建築予定現場でヒンドゥ教の方法にのっとり地鎮祭を行った。

プジャ(儀式)用品に加え、スコップやつるはし、金槌、巻き尺などの道具も置き安全祈願。

ネパールでは、一軒の家を建てるのに平均一年半!ぐらいはかかるので、これから着工して実際に移転できるのは、早くても2019年末の予定。気の遠くなるような話、、、。

2018年4月26日木曜日

いい香りがマグマグ漂う


例年よりだいぶ早くテイカカズラ(の一種)が満開になり、そろそろ枯れ始めている。

「夜の女王」の意味で「ラトキラニ」(रातकी रानी )と呼ばれているこの花。

夜、もくもくと、ジャスミンのような甘い香りが漂ってくる。

・・・「もくもくいい香りがする」という日本語での擬態語の使い方って、あっただろうか。「もくもく」は、煙い時に使うんだったかも。

でもネパール語だといい香りが漂う様子を「मग मग(マグマグ/モグモグ)」と表す。発音がモクモクと似ていて、いい香りが漂う様子を表すときについつい使ってしまう。

2018年4月24日火曜日

トリスリ川の泥汚染


カトマンズ郊外、ポカラへいく途中に見える、ランタン方面から流れて来るトリスリ川。

この川の上流、ガルチからトリスリへ抜ける途中に砂を洗う場所ができたそうで、ベニガート付近まで川が泥で汚染されひどいことになっている。


明らかに泥色で、目を疑うほど。少なくとも昨年末頃まではきれいな水だったと思うのだが、、。