ブログ移転のお知らせ

当ブログは、2021年12月より新ブログにて発信しています。新しい記事については 移転先→新日々のネパール情報 をご訪問ください!今後ともよろしくお願いいたします。

2012年11月14日水曜日

神聖なる牝牛の糞

 
牝牛(ガイ)や牡牛(ゴル)にプジャをする日。
 
マリーゴールドの花に、朱肉代わりの赤い粉(アビル)をたっぷりつけ、ハンコを押す要領でポンポンと、牛たちを飾り付ける。額のティカもこの要領で、ポンッ。
 
まじめなプジャのシーンなのだが、この豪快さがおかしい。
 
後ろにうっすら見えるのは、ランタン山脈。
 
 
 


そして今日は、牝牛のウンチにプジャをする日でもある。(ウンチなんて言うと、怒られるのだ)

ヒンドゥ教では、牝牛の糞(ゴバル)は神聖なものとされる。村の家の土間や土壁をきれいにするときは、ゴバルを塗って。



こんもり盛って整えたゴバルに、マリーゴールドと赤い粉(アビル)でプジャを。

2012年11月13日火曜日

ラクシュミプジャとククルティハール

 
 
街中の犬が、この日はマリーゴールドの花輪と、額に赤いティカをつけられていて、思わず笑ってしまう日、ククルティハール。
 
今年は同じ日に、ラクシュミ女神を家に招き入れる、ラクシュミプジャもあたっていて、オフィスでもささやかながら、プジャを。
 
 
 
ラクシュミ神が外から室内に入るための道しるべをつくる。
 

 

神棚には、ラクシュミ女神へのお供え物を。米ドル札なんかも入れてみたりして。

2012年11月12日月曜日

ティハール祭の花飾り

 
ダサイン中の前回の更新から、3週間以上あいてしまった。今度は光の祭り、そして、兄弟姉妹の祭り、ティハールが始まる。
 
前回の更新時に記事にした「竹のブランコ」。ダサイン終了後は、座る部分がはずされ、遊べないようになっていたのだが、ティハール祭に向けて、昨日よりまた復活。近所の子供たちが順番に遊んでいる。
 
ラジオから流れる音楽も、ティハールがらみのものばかり。
 
タメル地区では、本日からライトアップを始めているホテルや店も。私はただ眺めるだけだが、ティハールは、この、準備の雰囲気がとても好きなのだ。
 
今年は明日にあたっているラクシュミプジャ。オフィスでも毎年ささやかに行っていて、今日は、女性スタッフ3名が、明日のプジャ用買い出しリストを作成していた。
 
 
その中の一つ、マリーゴールドの花飾り。この時期街のあちこちで見かける、風物詩。
 
今年は15日にあたっているバイティカの日の必需品、千日草の花の首飾りも並んでいた。

2012年10月20日土曜日

竹のブランコ


10月16日から、ヒンドゥ教徒にとっての秋の大祭、ダサインが始まった。

ダサイン後には、ティハール祭も続き、祭りに浮かれた1ヶ月となる。

この祭りの間、各地に竹のブランコがつくられる。

近所の空き地でも昨日、地元住人たちが、ブランコの準備を始めていた。



夕方帰ると、骨組みが完成。座る部分は、明日設置される予定とのこと。

期間限定の竹のブランコが設置されると、いよいよダサインも本番に突入する。

2012年9月29日土曜日

ネパール国内線飛行機事故のこと

昨日起きたシタエア墜落事故は、外国人トレッカーにも人気の、エベレスト方面トレッキングエリアの玄関口、ルクラ空港を目指していた。
 
昨日も、私の会社の利用者の方の、早朝便の予約がいくつか入っていた。最初、スタッフからマウンテンフライト墜落、という情報が入り、その後ルクラ行と訂正してきたのだが、どちらの手配もあったので、朝から血の気が引く思いだった。

その後立て続けに、日本の報道機関国際部の方からの問合せ電話が2件。電話に出ながら並行して見ていたニュースで、乗客に日本人5名が含まれている可能性がある、ということを知る。その後、亡くなったのは中国人だったと発表されたが、日本人だったら、日本でも大きなニュースになっていたに違いない。

カトマンズ~ルクラ間、タラエア便とアグニエア便が定期運航している。シタエアは、最近運航状況が安定していなかったので、私たちは取り扱っていない。シタのルクラ便が、まだ運航されていたことに、正直驚いた。
  
今回の事故機は、離発着が難しい ルクラ空港行きだったが、墜落したのはカトマンズ空港そばだった。機体に問題があったのかと思っていたら、離陸直後、機体に鳥がぶつかったことが原因だという。
 
カトマンズ離発着便に鳥がぶつかる事故は以前から問題になっていて、何年か前には、鳥が廃棄肉をたかりに来るのも原因の一つ、という理由で、空港周辺の肉屋やセクワ(焼き鳥)屋を撤去させるとかさせないとかいう、あまり本質的な解決法ではないような話題が出ていたこともある。

余談だが、確かに、空港周辺、おいしいセクワ屋が多くて、「エアポートセクワ」と名付ければ集客できる、とも言われているほど。
 
話がそれたが、今回の事故では、原因の鳥の画像まで公開されている。しかし、本当に、鳥との接触だけが原因なのだろうかと、不審に思っている現地人も、周りには多い。

ところで、今回に限らず、ネパール国内での空の事故は多く、国内線定期便、チャーター機(飛行機、ヘリコプター含む)をすべて合わせると、毎年必ず2~3機は堕ちているのではないか、という頻度。
 
その中でも、外国人旅行者の利用が非常に多いルートで、当ブログでも記事にしていた、記憶に新しい事故は次の通り。
 
2012年5月14日アグニエア機 ポカラ発ジョムソン行き:
 
2011年9月25日ブッダエア機 カトマンズ発マウンテンフライト(日本人1名犠牲)
 
2010年8月24日アグニ機カトマンズ発ルクラ行(日本人1名犠牲)
 
2008年10月8日イエティ機カトマンズ発ルクラ行
 
ちなみに、確かシタエアだったと思うのだが、2004年10月、私の会社のガイドと日本人ゲストが乗ったカトマンズ発ルクラ行きが、ルクラ着陸時に胴体着陸。エンジンから火が噴き始めたとかで、乗客が、持っていたトレッキングポールで窓ガラスを突き破り、脱出した、ということもあった。

今思い返してみても、ぞっとする。

今回の事故も含め、すべて山岳方面へのフライト。ジョムソンやルクラ空港は、周囲を高い山に囲まれ、強風が吹くと翼が山に接触したり、視界不良で山に激突したりする危険を伴うため、すぐ欠航になる。そういう危険な空港へのフライトだから、事故も多いのかと思うと、直接の原因は、パイロットの判断ミスとか、鳥と接触とか、機体不良とかで、危険な空港発着便であるということとは、関係ないケースも多い。

事故は起きないまでも、どの航空会社も「テクニカルプロブレム」を理由に遅延や欠航となることもよくある。

つまり、どの路線でも、どの航空会社の便を利用しても、事故は起こりうるということ。

正直なところ、ネパールの国内線には乗りたくない、というのが、私の個人的な本音。

あと、余談だが、ルクラ路線の、特にルクラ発カトマンズ戻りの便。ハイシーズン中の混み合う時期で、しかも欠航続きでルクラ空港に待機客があふれ、空港が混乱しているときなど、他人の搭乗券を渡されて、来た便に乗り込む、というような状況になることも時々ある。

こういう便が、捜索が難しい山の中に墜落したら、、、。

・・・

事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

2012年9月28日金曜日

カトマンズ発ルクラ行シタエア機墜落事故


本日、カトマンズ空港を発ったカトマンズ発ルクラ行シタエア始発便が、離陸直後、空港近くの川に墜落。

乗客乗員19名が死亡したというニュースが。

本日も、タラエアにてルクラへ行くゲストがいて、事故のニュースに焦る。

写真は、以前ルクラ空港にて撮影した、シタエア機。

ルクラ便は、最近では2008年10月、2010年8月にも墜落している。

2008年10月:イエティ(現タラ)エア機墜落
http://dailynepal.blogspot.com/2008/10/blog-post_08.html

2010年8月:アグニエア機墜落事故
http://dailynepal.blogspot.com/2010/08/blog-post_24.html

今回の関連情報は、また後程更新予定。

2012年9月24日月曜日

ポカラ空港における抗議活動の実施について(大使館からのお知らせ転載)

2012924日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

ポカラ空港における抗議活動の実施について

大使館に入った情報によりますと、ポカラ国際空港の早期建設を求める団体は、ポカラ空港前で、抗議活動を以下の日程で実施するとしています。

925日(火)~28日(金) 8:0012:00
929日(土)、30日(日) 12:0015:00

このため、ポカラ空港は上記の時間帯において閉鎖される模様です。さらに、政府との話し合いにより、合意が得られない場合は10月1日(月)、終日空港を閉鎖するとしていますので、旅行等の予定のある方は今後の報道に注意して下さい。

===転載ここまで===

コメント:

秋の旅行シーズンに入っていて、影響続出なのですが・・。

ただし、先日もポカラ空港閉鎖が予定されていて、急きょバス移動に切り替えたところ、前日午後になって、撤回され、変更した意味がなくなってしまった、ということがありましたので、今後また直前に撤回される可能性大です。

事前の判断が難しいのですが、予約者の方で気になる方は、ご連絡ください。

2012年9月23日日曜日

ティージいろいろ


先日の、女性の祭・ティージ関連の写真を少し。

ティージ当日は終日断食をして過ごす女性も多い。唾さえ飲み込まない人もいるほど。

断食に備え、前日に、ダル・カネ(दर खाने )といって、ご馳走をたくさん食べる習慣があり、 オフィスのカジャ(軽食)も、この日(9/17)は、ちょっとしたご馳走メニューに。

当日は、女性スタッフも、サリーを着て出勤。

・ ・ ・
 
 
そして9/18、ティージ当日。
 
小雨が降る中、赤いサリーを着た女性たちの集団が、カトマンズ空港近くにあるパシュパティナート寺院に向かう様子。
 
例年周辺は混雑し、車両通行止めとなるほど。当日、ハイアットから空港までの送迎があったのだが、すいていれば15分もかからない道のりなのに、迂回を余儀なくされ、1時間以上かかった、というハプニングも。
 
 
 
・ ・ ・
 
中1日おいて9/19、リシ・パンチャミ。プジャをして、ティージが終わる。 カトマンズ市内の広場や、寺院でも、女性たちが司祭師を囲み、プジャをする光景が。
 
 
 
 
・ ・ ・
 
以前のティージ関連記事:
 

2012年9月17日月曜日

機械にプジャをする日:ビシュワカルマ・プジャ


ネパールにはいろいろなものにプジャ(祈りの儀式)をするのだが、本日は、機械類にプジャをする、ビシュワカルマ・プジャ(बिश्व कर्म पूजा)の日。

(カタカナ表記が難しく、過去自分が使ったカタカナを探ってみたら、ビソワカルマとか、ビスワカルマ、というのもあった)

本来は鉄でできたものへのプジャをするのだと聞いたことがあるが、機械やエンジン類を含む、工場や車などがプジャの対象になる。

先月買い換えた車にも、安全祈願のプジャをしてもらう。

エンジン部分に、ヒンドゥ教のプジャに欠かせない赤い粉や、花びらを置いて、最後にココナッツの汁をふりかける。

そんな異物を放り込んで、余計危険じゃないのか、と思ってしまうが、これをやらないと意味がないというから、司祭師に任せるしかない。

そういえば以前、「パソコンにもプジャしたほうがよくない?」と持ちかけられたことがあった。

精密機器にココナッツの汁をふりかけられてはたまらないと、隅に小さく、プジャの印の赤い粉をつけてもらうだけにとどめておいたが。

2012年9月13日木曜日

道の真ん中でくつろぐ犬



ネパールの人は、車やバイクの警笛をとにかく必要以上に鳴らす。

以前、カトマンズ市内の道約3㎞を40分かけて歩いた際、明らかに耳に入ってきた警笛音が436発だったことがある。

以前の記事:
http://dailynepal.blogspot.com/2008/02/blog-post_28.html

日本と比べること自体ナンセンスだが、先日4か月間一時帰国していた際に耳にした警笛音は、軽く鳴らすお礼音を除き、ゼロだった気がする。



警笛音があちこちにあふれ過ぎているせいか、至近距離での警笛にも注意を払う通行人は、あまりいない。聞こえているのかいないのか、知らん顔、ということが多い。

それは、犬も同じだったりする。

通勤途中の道の真ん中に、いつも横たわっている近所の飼い犬。

車で徐行しながら至近距離まで近づいても、そっぽを向き続けている。

警笛を何回か鳴らして初めて、面倒くさそうに顔をこちらに向ける。そしてやっと、重い腰を上げて、のそのそ道をよける。

何秒でどいてくれるか、を計るのが、毎日の楽しみになってしまった。

2012年9月11日火曜日

ネパールの釈迦頭・サリファ


秋の味覚の一つ、サリファ(सरिफा)。バンレイシ、仏頭果、釈迦頭とも呼ばれる果物。

カトマンズの果物屋で1㎏150ルピーほど。

私が気づかなかっただけかもしれないが、カトマンズの果物屋で見かけるようになったのは、最近なのではないかと思う。

手で割ると、中からトロッとした、濃厚で甘い果実が出てくる。カスタードアップルともいわれるそうで、なるほど納得する味。

カトマンズでは馴染みの薄い果物だが、12年前のダサインの季節、カブレ郡に住むタマン族の知人の家まで険しい山道を歩いて訪問した際、このサリファが道すがらあちこちの木になっていて、もぎ取っては食べた、という懐かしい思い出がある。

今考えるととても贅沢なことだった。

2012年9月6日木曜日

ネパール国内線値上げ:2012年9月5日より

ネパール国内線、燃油料値上げに伴い、半年ぶりに値上げとなっています。

旅行者の利用の多い主な路線の代金は、以下の通りです。

≪片道国内線料金(燃油料込)≫
 カトマンズ~ポカラ間 100USドル → 102USドル
 カトマンズ~ルクラ間 138USドル → 140USドル
 マウンテンフライト 176USドル → 182USドル
 ポカラ~ジョムソン 94USドル → 95USドル

今回の値上げ料金については、私の経営する旅行会社・ヒマラヤンアクティビティーズの国内線運賃のページに、主要ルートの新料金を掲載していますのでご参照ください。

http://www.himalayanactivities.com/domesticflight.htm

2012年9月5日水曜日

ニガウリ



毎日オフィスのキッチン担当スタッフが、カジャ(軽食)を作ってくれる。

軽食といっても、おなかにたまる、割としっかりした食事。

最近は、季節がら、ニガウリメニューが多い。



ネパールでは、ニガウリは綿や種も一緒に調理してしまう。

わっか状態もきれいだが、中身が入った断面図もまた芸術的。

2012年8月29日水曜日

【追記:バンダ中止に】ポカラにおけるバンダの実施について(8/31、9/1)

8月30日付追記:
昨日掲載した、8月31日、9月1日に予定されていたバンダ(Banda;ストライキ)は、中止となったとのことです。


参考までに、昨日の記事も残しておきます

・・・・

2012年8月29日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

ポカラにおけるバンダの実施について

大使館に入った情報によりますと、ポカラ国際空港の早期建設を求める団体は、8月31日及び9月1日に、ポカラにおいてバンダを実施するとしています。

このため、ポカラ市内の交通機関,商業施設は全て閉鎖されます。また、ポカラ空港も終日閉鎖される模様です。

さらに政府との話し合いにより合意が得られない場合は、無期限でポカラ空港を閉鎖するとしていますので、旅行等の予定のある方は今後の報道に注意して下さい。

===転載ここまで===

ポカラ空港の早期建設を求める、つまり、ポカラにたくさん旅行者を呼びたい人たちが、バンダ(Banda:ストライキ)を実施し、旅行者を困らせて、早期建設を求める、という考え、ちょっと理解不能です。

2012年8月28日火曜日

バダウ月の雨



現在、ネパールの公暦ビクラム暦では5番目のバダウ(भदौ)月。(8月17日~9月16日)

雨季も後半、といったところ。

バダウ月には、夏に収穫したトウモロコシや唐辛子を保存用に乾燥させるのにちょうどいい、強烈な日差しが降り注ぐ。

しかし、そうかと思うと、突然、バケツをひっくり返したような大粒の雨が、局地的に短時間降る。

傘をさすのも間に合わないぐらい急に。

こんなバダウ月の唐突な大雨のことを、バダウレ・パニ(भदौरे पानी)という。

冒頭の写真、雨水を生活用水にすべく溜めるため、軒下に置かれるバケツ。雨が降るとあちこちで見られる光景。



タメルにある私のオフィスでも、大雨が降り始めると、スタッフがバケツを持って慌てて外に置きに走る。室内のタンクに貯水し、トイレ用の水とするのだ。

水道局から供給される水が来る時間が安定しておらず貯水できないため、調理用の水は購入し、それ以外の水は、近くのドゥンゲダラ(共同水場)から汲んだり、大雨が降った日にバケツに溜めたりするという、水事情。

(タメルにあるドゥンゲダラ↓)


ところで、バダウ月の雨、予測できないぐらい急に降るから困ることも多いのだが、短時間ですぐに上がるし、雨上がりの青空は格別で、ちょっとしたワクワク感も味わえる、楽しい雨でもあるのだ。

2012年8月22日水曜日

ポカラ空港の閉鎖について

2012年8月22日付、在カトマンズ日本大使館からのお知らせを転載します。

===転載ここから===

大使館に入った情報によりますと、明日23日(木)ポカラに国際空港建設を要求する抗議団体によりポカラ空港が終日閉鎖されることのことです。

そのため、全ての飛行機がポカラ空港から発着できませんのでご注意ください。

また、今後の政府との話し合いにより合意が得られない場合は、8月31日から,無期限の空港閉鎖を実施するとのことですので、旅行等の予定のある方は今後の報道に注意してください。

===転載ここまで===

ヒマラヤンアクティビティーズ利用者の方で、ポカラ路線予約者の方で、影響を受ける可能性のある方には個別にメール差し上げています。

メールが届いていない方はご連絡ください。

2012年8月20日月曜日

計画停電増大へ(8月20日から)/タメル地区スケジュール掲載

8月20日より計画電時間が増えました。週35時間だったのが、週48時間へ。

まだ雨季真っ最中のこの時期から、毎日約7時間停電とは。

過去、毎日16時間計画停電していたこともあるカトマンズ。時々突発停電も加わり、1日20時間ほど電気がない日もよくありました。

次の乾期には毎日何時間停電するのか、今から先が思いやられます。

参考までに、旅行者の利用が多いタメル地区の、8月20日からの計画停電時間は以下の通りです。

日曜日 12:00-15:00, 20:00-23:00
月曜日 11:00-16:00, 22:00-24:00
火曜日 07:00-11:00, 19:00-22:00
水曜日 07:00-10:00, 18:30-21:30
木曜日 06:00-09:00, 16:00-20:00
金曜日 04:00-07:00, 13:00-17:00
土曜日 10:00-12:00, 17:00-20:00

※ 停電時間は、場所によって異なりますので、すべてのエリアがこのスケジュールで消えるわけではありません。

※ スケジュールは予告なく変更になりますので、注意が必要です。

===

在ネパール日本大使館のホームページに、各地区の停電スケジュールが掲載されています。

http://www.np.emb-japan.go.jp/jp/index.html

2012年8月17日金曜日

道路拡張工事つづき



それにしても本当にすごいことになっている。道路拡張工事中のカトマンズ市内。

以前、破壊予告印の話を書いたことがあったが、この印に従い、通りに面した建物の、破壊作業真っ最中。





庭の一部の土地を道路としてとられるのなら、かわいいもの。多くの場所で、道路に面した建物の一部を取り壊し、空いた土地を道路に捧げなければならないことになっている。

そうはいっても、鉄筋と煉瓦で組み立てられ、セメントで塗り固められた建築物。豆腐のようにスパッと端から〇cm、簡単に切り取れるわけではない。一体どするのだろう、と思っていたら、

まず、壊さなければいけない部分より内側に新しい壁や柱を作って補強。その後、壊さなければいけない壁を、ハンマーで叩き壊し、周辺の体裁を整える、

という作業が進められていた。

こうすると、さも初めから壁は内側にありました、と言わんばかりの、通りに面した奥行きが短くなった建物が出来上がることになる。

次の建物は、シャッターが内側に移された例。本当は、もっと通りに面した外側に設置されていたから、あれ、目の錯覚?と思ってしまった。



近いうちに、シャッター位置より通りに面した側の壁と天井、その上に続く2階部分も壊されるのだろう。

次のは、通りに面した間口がつながっている大きなビルだったが、一・二階部分の一部を取り壊し中。



こんな単純な、一時しのぎ的な取り壊し&再築方法で、建物は大丈夫なのだろうか、土台や基礎は? と、呆気にとられてしまう。

※ 写真はすべてカトマンズ市内ラジンパト通りのもの。16日午前撮影。

2012年8月16日木曜日

一ヶ月32日あるネパールのカレンダー(ビクラム暦)

本日、ネパールの公暦・ビクラム暦4番目サウン月最後の日、4月32日。

今月サウン月は、32日目まであるのだ。

今年は、5月半ばからの、ビクラム暦2番目のジェト月も、一ヶ月32日間あった。

おもしろいビクラム暦。

2012年8月12日日曜日

夏の味覚に間に合った



約4か月の一時帰国を終え、8月初旬にカトマンズに帰着。

先日帰着後初めて外出したら、まだマンゴーが売られていました。

店に並ぶ前の4月初めに一時帰国、例年8月頃には見かけなくなるので、今年はあきらめていたのですが。

出始めの頃は、薬品で売れさせたものも出回るのですが、今売られているのは、自然に熟れたもの。旬は過ぎたとはいえ、甘くておいしい! 1㎏100円もしません。

帰国中、祖母が住む南九州を訪問したのですが、そこには、2個で1万円という高級マンゴーが売られていて、びっくりしました。本当においしいのでしょうか。ぜひとも味見をしてみたいものです。

ところで、毎朝、自宅まで農家のおばさんに搾りたての牛乳を届けてもらっているのですが、このおばさん、家で収穫できた野菜もついでにもってきては、安くで販売してくれます。

今朝、届けてくれた牛乳をお鍋に1マナ(約600ml)注いでもらっていると、「マッカイ カネ ホ?(トウモロコシ食べる?)」と。朝収穫したトウモロコシを持ってきているとのこと。

今年はもう時期的に終わったと思っていたので、まだ残っていたとは、感激。

喜んで10本購入。1本8ルピーで、合計80ルピー(約80円)也。

秋の気配を感じ始めているカトマンズですが、マンゴーとトウモロコシ、夏の味覚に間に合ってよかったです。