2012年8月17日金曜日
道路拡張工事つづき
それにしても本当にすごいことになっている。道路拡張工事中のカトマンズ市内。
以前、破壊予告印の話を書いたことがあったが、この印に従い、通りに面した建物の、破壊作業真っ最中。
庭の一部の土地を道路としてとられるのなら、かわいいもの。多くの場所で、道路に面した建物の一部を取り壊し、空いた土地を道路に捧げなければならないことになっている。
そうはいっても、鉄筋と煉瓦で組み立てられ、セメントで塗り固められた建築物。豆腐のようにスパッと端から〇cm、簡単に切り取れるわけではない。一体どするのだろう、と思っていたら、
まず、壊さなければいけない部分より内側に新しい壁や柱を作って補強。その後、壊さなければいけない壁を、ハンマーで叩き壊し、周辺の体裁を整える、
という作業が進められていた。
こうすると、さも初めから壁は内側にありました、と言わんばかりの、通りに面した奥行きが短くなった建物が出来上がることになる。
次の建物は、シャッターが内側に移された例。本当は、もっと通りに面した外側に設置されていたから、あれ、目の錯覚?と思ってしまった。
近いうちに、シャッター位置より通りに面した側の壁と天井、その上に続く2階部分も壊されるのだろう。
次のは、通りに面した間口がつながっている大きなビルだったが、一・二階部分の一部を取り壊し中。
こんな単純な、一時しのぎ的な取り壊し&再築方法で、建物は大丈夫なのだろうか、土台や基礎は? と、呆気にとられてしまう。
※ 写真はすべてカトマンズ市内ラジンパト通りのもの。16日午前撮影。
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