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2012年9月13日木曜日

道の真ん中でくつろぐ犬



ネパールの人は、車やバイクの警笛をとにかく必要以上に鳴らす。

以前、カトマンズ市内の道約3㎞を40分かけて歩いた際、明らかに耳に入ってきた警笛音が436発だったことがある。

以前の記事:
http://dailynepal.blogspot.com/2008/02/blog-post_28.html

日本と比べること自体ナンセンスだが、先日4か月間一時帰国していた際に耳にした警笛音は、軽く鳴らすお礼音を除き、ゼロだった気がする。



警笛音があちこちにあふれ過ぎているせいか、至近距離での警笛にも注意を払う通行人は、あまりいない。聞こえているのかいないのか、知らん顔、ということが多い。

それは、犬も同じだったりする。

通勤途中の道の真ん中に、いつも横たわっている近所の飼い犬。

車で徐行しながら至近距離まで近づいても、そっぽを向き続けている。

警笛を何回か鳴らして初めて、面倒くさそうに顔をこちらに向ける。そしてやっと、重い腰を上げて、のそのそ道をよける。

何秒でどいてくれるか、を計るのが、毎日の楽しみになってしまった。

2 件のコメント:

  1.  いやあコメントしがいのある題材です。
    ずーっと昔から、少なくとも私が知る1984年からネパールに於ける犬はこーしていました。
    たしかに常にめんどくさそうに、実に怠惰にそれも沢山、めちゃくちゃあちこちに、そしてわがもの顔に道路の真ん中にいました。そして当時は数が多くて、タメルから裏通りを経てチェトラパティに至る道には100Mの間に5.6匹はいました。
    あんまりいるので狂犬病も怖いし、こっちがジグザグに避けて歩きましたね。
    実際欧米系のトレッカーなんかは自分で注射してました。
    「それなに?」て聞くと「犬の病気の薬だ」て言って「へえー」って言ったら「日本には犬の病気はないのか?」と聞かれたのを覚えています。

     まあ昔話はともかく、路上に寝るのは暑いからで、日々の労働を強制されていない彼らはとりあえず空腹でもなんとかその日を暮らしていける自信があるのでしょうな。
    ネパール政府がいつだったか野犬を掃討した時があって、そのときはほとんど犬をみませんでした。
    でも勝手に(まあいちいちことわらないとはおもうが)子孫は増えていくので昔ほどではないにしろ今はまた目につくのだろうし、沢山いないから餌にあんまり不自由しないから、のんびりしてるのでしょうね。

     まあ、路上に寝る犬の姿こそ、ある意味ネパールそのものなのかと、私は思います。
    そして彼らを嫌いではありません。
    牛も、山羊も、鶏も。
    「早くドケー」とは思いますが。

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  2. 夜道をスクーターで走行中、野良犬(放し飼いの飼い犬?)複数に追いかけられたことがあり、狂犬病のことが頭をよぎったことがあります。

    同じ犬なのに、昼間はのんびりしているんですけどね、、、。

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