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2013年2月26日火曜日

麦茶用の麦を煎る


オフィスで飲んでいる麦茶がなくなったので、スタッフに大量に煎ってもらった。

麦を自分たちで煎って、麦茶用にしている。

乾燥した豆やトウモロコシを炒るときに使う、ハーディ(हाँडी)と呼ばれる、赤土で作られた素焼きの壺があり、これに麦を入れ、菜箸のような長い棒でかき混ぜながら、念入りに煎るのだ。

麦を煎る日は、オフィス中に広がる香ばしいにおいが芳香剤代わり。そして、壺と麦がすれて奏でる、単調なシャカシャカ音は、BGM代わり。

ちなみに、麦は、スタッフの実家から分けてもらっている。そのままだとゴミが混ざっていることもあるので、ナングロと呼ばれる竹ざるに麦を広げ、ふるって、ゴミを取り除いたものを用意しておいてくれる。






ところで以前、日本から来た方と「麦茶、自分たちで作っているんですよ」と話していて、途中で話が何だかかみ合わないと感じたことが。

「麦茶を作る」=「麦を煎るところから自家製」ということを言ったつもりだったのが、先方は「ペットボトルの出来上がった麦茶ではなく、麦茶用の麦を煮出しているところが手作り」と思っていたとのこと。

確かに、ペットボトル入りのお茶の種類も豊富にある、今時の日本。

麦茶を家庭で煮出す人は少数派で、すぐに飲める状態のものを買う、というのが、もしかすると当たり前になりつつあるのかな、と、やや逆カルチャーショックを受けたのだった。

2 件のコメント:

  1. 香ばしい香りがこちらにも漂ってきそうです。

    現在私の友達がネパールに旅行に行っているということもあって、以前NHKで放送された「エベレスト街道」(DVD)を再度観ています。

    やっぱり何度見ていても、感動します。

    また、何かに呼ばれているような気がして、なんだかそわそわしてしまっています・・・笑



    だいぶ前にお世話になった山口(九州)です。お元気そうでなによりです。




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  2. 英語ガイドのRとエベレスト方面へ行かれた山口さんですね?ご実家が、私の祖母の家の近くだった記憶が、、、。(記憶違いでしたら、ごめんなさい)

    コメントありがとうございます。またいつか、再訪の機会があるといいですね!

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