先日(11月25日)、TG便にてカトマンズを発ち、バンコク経由で関西空港へ向かった方から、預け荷物盗難に関する連絡をもらった。
日本到着後、ソフトスーツケースにかけていた南京錠が壊され、中に入れていた携帯電話とMP3が盗難されたとのこと。
旅の最後に、このような目に遭ってしまい、とても残念に思う。
ヒマラヤン・アクティビティーズ利用者の方で、このルートで預け荷物の盗難/盗難未遂に遭われた方は、過去、何名かいらっしゃった。撮影後の大事なフィルムや、めがねを盗まれたり、盗難被害には遭わなかったが、かばんの鍵が壊されていたり。
ちなみに、日本~アメリカ便の場合は、治安上の目的で預け荷物の中身も検査される関係上、スーツケースの鍵を壊されることは、事前に告知されている。しかし、日本~バンコク~ネパール往復便でもそのようなことがあるのかどうかは知らない。少なくとも、私は日本~ネパール間の路線を利用した際に鍵を壊された経験はない。
犯行は、どの空港で行われたのだろうか?
可能性として考えられるのは、カトマンズの空港または、バンコクの空港なのだが、状況的には、後者での確率が高いように思う。
というのは、カトマンズの空港の場合、搭乗手続き時に荷物を預けた後、その荷物が機内に運び込まれる間は、せいぜい2時間ほどしかない。しかも、カトマンズ空港利用者の方ならご存知かと思うが、預け荷物はいったん、機内に詰め込む前に、青空の下に置かれる(これから乗り込む予定の機体のすぐそばに並べられるのだ)。
つまり、大勢の目の前にさらされている状況が長いので、短時間に鍵を壊し、金目のものだけ盗むという作業をこなすのは、難しいのではないか、という理由から。
しかし、バンコクの空港では、数時間の乗継時間がある。その間、カトマンズで預けた荷物が、バンコク到着後、どのように扱われているのか、まったくわからない。
バンコク発日本までの乗り継ぎ便がTG便でない場合は、いったん、倉庫のような場所に呼ばれ、カトマンズで預けた自分の荷物を確認させられる場合もあるが、TG便乗り継ぎの場合は、日本に到着するまで自分の荷物とは一切関わり無く過ごすことになる。となると、状況的には、バンコク空港でのほうが、犯行に及びやすいのではないか、と思ってしまう(あくまでも、ネパールびいきの私の勝手な憶測)。
いずれにしても、旅の終わりに、預け荷物盗難の被害に遭うと、せっかくの楽しい思い出も台無しになってしまう。
このような事態を回避するために、鍵をかけた預け荷物であっても、貴重品は絶対に入れないよう、気をつけよう。
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