(11月8日付追記)11月10日、カトマンズ中心部で予定されていたマオイストの大規模集会は中止になったとのことです。
以下、参考までに、中止前に掲載した記事を残しておきます。
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この日、車での市内観光を予定している私たちのゲストがいるのだが、ひどい渋滞と混乱に巻き込まれる恐れがあり、観光は無理かもしれない、などと、残念だが考えている。厳密に言うと、過去の例から判断して、観光自体には支障は出ないが、観光の際の移動が困難になる恐れがあるのだ。
詳細は、次の通り。11月10日市内観光や移動を予定している人は、注意しよう。
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以下、11月7日付、在ネパール日本国大使館からのお知らせ転載
マオイストの集会
1.マオイストの大規模集会
マオイストは11月10日(金)、カトマンズ市のトゥンディケルにあるオープンシアターにおいて中央レベルの大規模集会を実施すると発表しています。当日は、プラチャンダが公の場でスピーチを行うことから、カトマンズ盆地外からも多数のマオイスト関係者が動員(強制的に動員されるものも含む)され、また、マオイストは集会開始前に市内をラリーすることを計画しているとの情報があります。従って、カトマンズ市内の交通に大きく影響が出る可能性があります。
(1)日程等(マオイストプレスリリースから抜粋)
●ラリー
日時:11月10日(金)午前10時から12時まで
場所:バラジュ、ゴンガブ、スワヤンブナート、チャバヒル、ドムバライ、ナヤンバ ネショワール、シーフォール、ジャワラケル、マンガルバザールから集会会場に向けてラリーを実施します。
●集会
日時:同日午後0時から
場所:トゥンディケルにあるオープンシアター(ラトナパーク近く)
(2)注意事項
●当日は、車両での外出を控える
●ラリーが行われている周辺には近づかない
2.マオイストの宿舎要求行為
(1)宿舎要求行為
マオイストは、地方から動員するマオイスト関係者に宿泊先を提供するためにカトマンズ盆地内の一般家庭に宿泊させることを要求する事案が発生しており、在留邦人の家庭にもそのような要求事案が発生しています。
マオイストは公式的には強制ではなく、任意的な協力を求める旨表明していますが、下部レベルの活動家まで全て統制がとれ、紳士的に要求するとは限りませんので、慎重に対応することをお勧めします。
(2)対応要領
● 個人で対処することなく、近隣等と相談して意思統一を図り、地域又は集団で対処 する。
● 相手をできるだけ刺激しない。特に拒否する場合はより丁重に断る。
例:日本人はネパールで参政権も有しておらず、日本人一個人としてネパールの政治に関与できないこと等を明確に説明する。
● 相手に譲歩し、要求を受け入れる場合でも必要最小限度の協力に止める。
例:宿泊はさせず、食物、毛布などの提供に止める
● 具体的な案件については、大使館領事・警備班に相談して下さい。
※ 大使館 電話(代表) 4426680
領事担当 98510-20-158
警備担当 98510-20-150
転載以上
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