日中、FMラジオをかけっぱなしにしていた。流れていたのは、女性DJが、電話をかけてきたリスナーにいくつかクイズを出し、その合間に曲を入れる、というような番組。
聞くともなしに聞いていたのだが、女性DJが次のクイズを口にしたとき、思わず手を止め、ラジオに集中してしまった。
少々気取った女性DJが出したクイズはこれ→1年のうち、28日ある月は何月でしょう?
間髪いれずに突っ込みたくなる。そんなの、2月に決まっているじゃないの!
しかし、回答者である男性リスナーは、答えられない。うーんと考えている。
はじめを聞き逃してしまったので、男性の年齢や職業はわからなかったのだが、声から判断すると、決して子供ではない。若くても、10代半ばはいっている声だ。
しかし、答えられない。
常識的なこんな簡単なことがわからないこの男は、アホなのか?と思いたくなるところだが、日常的にビクラム暦が使われているネパールでは、大の大人でも、グレゴリオ暦の月と日数を瞬時に答えられない人は多いのだ。(本日、2006年11月14日は、ビクラム歴では2063年7月28日)
実際、ネパールの役所を訪れると、グレゴリオ暦の月と日数(たとえば、January -31、Februay-28・・・)を記載した早見表が、恥ずかしげも無く戸棚に貼られている光景を、目にすることがよくある。
日数の移り変わりは、31日→30日→31日・・・と繰り返されるので、8月は30日までしかないと勘違いしてしまう人も多い。
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