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2006年6月30日金曜日

古着寄付1


なかなかまとめられずに、報告が今日になってしまったのだが、去る6月16日(金)に、古着の仕分け(及び一部寄付)を行った。

2005年5月、10月に引き続き、大々的に仕分け(及び寄付)を行ったのが、今回が3回目。日本から送料を負担して送ってくださった方、ネパール旅行のついでにオフィスまで届けてくださった方など、前回(昨年10月)の仕分け以降も、延べ約20人の方から寄付していただき、集まった衣類はダンボール約25箱分程になった。

何度かこのブログにも掲載したことがあるのだが、ヒマラヤン・アクティビティーズでは、旅行業の傍ら、古着の寄付も募っている。村人や施設に寄付するためだ。でも、ボランティア活動をウリにして旅行業をしたくないので、細々と、できる範囲で行っている。

ネパールにボランティアとして関わる日本人は数多い。個人的なもの、大きな規模のもの、さまざま。筋の通った活動をしている組織もたくさんあるが、そうでない団体も多い。

ネパール語もわからずネパールのことを大して理解もせず、日本人の価値観で適当にこちらの人の日常をいじくりまわし、満足して去っていく。旅行者気分でネパールを訪問し、支援先に大歓迎されまくり、貧しい姿や弱い立場の人ばかりを見せ付けられ、「ネパールは貧しいけれど、人々の瞳はキラキラ輝いていて素晴らしいわ~」という感想を持ってネパール滞在を終える視察ツアーなど、一体何が見えて、何の意味があるのだろうと思うことがある。

ネパールを支援してます!という傲慢な態度もキライだし、同情しやすい日本人の心をうまくくすぐって、旅行とボランティアを結びつけるビジネスをしている会社もあるが、そういうのも気に食わない。

そんなこんなで、繰り返しになるが、古着受け入れ活動は、細々と行っている。

~つづく~

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