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2006年6月24日土曜日

ランタントレッキング報告1



~ ネパールはやっぱり素晴らしい! のつづき ~

[6月18日(日)晴れ] 移動日
 07:00 カトマンズ(約1400m)発 ローカルバス移動
 16:30 シャブルベシ(約1500m)着 

この区間は、昨日も書いたのだが、距離的にはおそらく150km程しかないのに、所要時間は約8~9時間かかる。

早朝涼しい標高約1400mのカトマンズを出発し、中間地点のトリスリには昼前につく。標高約500mほどしかないトリスリは亜熱帯気候という感じ。カトマンズとは明らかに違うむしむしした暑さが漂う。

ここまでは一応舗装道の移動となるのだが、それ以降は、舗装されていない上り道を、えっちらおっちら走ることになる。それも、ここは川原か?と思えるような、石(岩?)がごろごろ転がっている山間の細いでこぼこ道なので、車酔いする人にとっては、かなりキツイ移動となる。

ローカルバスは必ず満員になり、車内に乗れない人はバスの上にも乗る。(ネパールのどのルートでも見られる光景なので、取り立てて珍しいことではないのだが)

悪路+窮屈な車内とくれば、車酔いをする者が出てくるのは当たり前。必ず1人や2人車内にゲロるヤツが出てくるのが常で、私が乗ったバスの中でも1名、通路に激しくやって(吐いて)いた。(それでも、だれも怒らないのが、ネパールのすごいところだ)

ドゥンチェの手前で、外国人はランタン国立公園の入場料を払う。この日のバスに乗っていた外国人は私だけ。



シャブルベシは、山間の小さな集落。地元民の足でここから歩いて4時間ほどでチベットにたどり着ける場所でもある。住人のほとんどはタマン族。店やロッジからは、タマン族民謡独特の旋律が聞こえてきて、思わずステップを踏みたくなる。住人同士の会話にはネパール語ではなくタマン語が使用されている。やわらかい響きが耳に心地いい。

私たちのガイドが最近よく利用しているロッジにて、1泊。トレッキングの始発地点とは思えないほど、清潔で整ったロッジがあり、太陽熱を利用した熱いシャワーを浴びることもできるからありがたい。電気も引かれているので、明日からに備えて、デジカメのチャージをフルにしておく。

~ ランタントレッキング報告2 につづく~

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