2006年6月11日日曜日
ピクニック2006
今年で3度目になる、私たちのピクニック。オフシーズンになる雨期中(年によっては雨期前のことも)6月に実施するのが恒例になっている。
カトマンズ周辺には、ピクニックスポットとされる場所がたくさんある。交通の便もよく、水・電気の供給にも問題がない、という点で私たちが昨年に引き続き利用したのが、トリブバン・メモリアルパーク。
カトマンズから陸路でポカラに行く途中によく渋滞に巻き込まれる「タンコット」という場所にある。(ネパールにしては)とてもきれいな公園で、週末には若いカップルのデートスポットとしても使われる。(私の出身地横浜市内にある公園でたとえると、規模はトリブバンメモリアルパークのほうがかなり小さいが、大池公園とか、根岸森林公園を少し思い出させるような、そんな感じの場所)
整備された敷地内に、ピクニックができる場所がいくつか設けられている。
「ピクニックができる場所?」と、一瞬考えてしまった方のために、少し説明をしよう。日本でピクニックというと、お弁当を持って公園やハイキングコースかへ出かける、というようなイメージがあるが、こちらのピクニックはどちらかというと、日本でいうバーベキューのようなイメージ。
「ピクニックができる場所」には、敷物を敷いてみんなが集える屋根のついた場所と、その近くに炊事のできる場所や水場がある。日本でも、大きな公園の一角にバーベキュー専用スペースが設けられていることがあるが、イメージ的にはほぼ同じ。場所代を支払う必要がある。食材や調理器具、燃料などを持参して(食材以外はピクニック会場でもレンタルできるが)、バーベキューのかわりに食事を作り、飲み食いし、ゲームをしたり歌ったり踊ったりして、楽しむ、といった感じ。
ピクニックには肉のおかずは欠かせない。以前も書いたことがあるが、参加人数が多いピクニックだと、食材にヤギ一頭とか、ニワトリ一羽などを持っていき、現地でさばいて調理することもあって、かなりワイルドだったりもする。
宗教や民族によって、色々な信仰があるネパール。
以前、木曜日にピクニックをしたことがあった。当時働いていたヒンドゥ教リンブー族の女性スタッフは、毎木曜日は断食の日と決めていて、せっかくピクニックに参加したのに、水以外何も口にしないまま過ごしたことがあった。
今年は、たまたま今日が満月と重なったのだが、満月の日には肉を食べないことにしている仏教徒のシェルパ族のガイドは、せっかくのピクニックだったのに(彼も好きなヤギ肉メニューがたっぷりあったのに)、一切口にしなかった。
こういう光景が見られるのも、ネパールならではでおもしろい。
さて、ここからは、ヒマラヤンアクティビティーズ過去のご利用者の方への近況報告も兼ねて。
昨年から、コックを雇って炊事は任せているにもかかわらず、自ら率先して調理監督をするTulaと妻のAnita(今年は妊娠8ヶ月の身体で参加。7月出産予定)。
その横で、トランプゲームに興じるPrakash、Ngima(←いつもやっているのに、ピクニックに来てまでまだやるか、と思う私)。
Shankar、Purnaは今年初めての参加ということで、とりあえず炊事に参加。
Purnaの6歳になる娘Bhumikaも参加。恥ずかしがってずっとパパの後ろに隠れたまま。
経営者のRaghuと甥っ子のAnantaも参加。
今年2月半ばから働いている普段は無口な女性スタッフShovaは、いつもはシンプルなクルタスルワール姿なのに、本日はジーンズ姿でカジュアルに参加。
そして、いつも彼らの専属カメラマン扱いにさせられる私。でした。
今回名前の出てこなかった、Krishna、Narendra、もう1人のNgimaを初めとする他のガイド、ポーターは、カトマンズを離れていて今回は不参加でした。
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