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2006年7月1日土曜日

古着寄付2(衣類募集を思い付くまでの経緯)

~つづき~

では、そもそも、なぜ古着寄付を募りはじめたかというと。

私の日本の自宅にも大量にあるのだが、まだ充分に着ることがでるのに、押入れの中に眠ったままの衣類。中には、平気でゴミに捨てることのできる人もいるようだが、まだ使えるものを捨てるなんて、私には出来ない。

ネパールには、日本だったらとっくの昔にボロキレとして捨てられそうな服を普通に着て生活している人もいる。特別貧しいわけではなくても、(日本人の目から見れば)薄汚れた服を着ている人も多い。

以前、日本でもう着なくなった服を、こちらの人に渡したらどう活用してくれるのだろう?と思い、日本からこちらに大量に持ってきたことがある(送料をかけて送ると、その送料分で新しい服が何着も買えることがあるので、無駄な経費をかけずに大変な思いをして自分で運んだのだ)。

そして、失礼にならないよう配慮しつつ、ごく親しい知人に衣類を渡したところ、大変喜んでくれ、早速知人の家族や近所の人たちで役立ててくれた。

日本の押入れに入っていたらもう2度と日の目を見ることの出来なかった衣類たちが、こちらで生き返った姿を見るのは、かなり嬉しかった。

きっと、捨てるに捨てられず、困っている人は多いに違いない。母屋にて古着寄付の募集をすることを思いつき、記事を掲載。今では、月3~4箱、ネパールまで古着が届いている。当初は無駄な経費だと思っていた送料も、寄付者の方々に負担していただいている。『送料を負担してでも大切な衣類を役立てて欲しい』『国が変われば古着も再活用してもらえることを知った勉強代』などといっていただくこともあり、本当に感謝している。

~つづく~

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