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2006年2月21日火曜日

田舎の風景



私の実家は、一応都会と呼ばれる横浜にあるが、生まれたのは、母の実家がある南九州の田舎。生後3ヵ月は、ここにいたらしい。

だからだろうか、三つ子の魂百まで、という言葉があるように、年頃を迎えても、田舎を毛嫌いすることなく、祖父母の家に行くのが、毎年楽しみだった。

山にそれほど興味があるわけではない私が、ネパールにはまってしまったのも、そういう田舎の様子が日本と似ていたからかもしれない、と思うときがある。

最近の日本は治安が悪いから、横浜の実家にいるときは『在宅セコム』をかけてしまう私だが、祖母の家では、在宅中は鍵は開けっ放し。

近所の親戚や、村の人たちが、畑でとれた野菜をもって、ガラガラっと戸をあけてやってくる。そして、長話をして帰っていく。

ネパールの村で見かける光景と同じだ。

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