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2006年2月15日水曜日

抜けない習慣(トイレ編)

普段から水不足に悩まされるカトマンズなのだが、乾期も終わりに近づく今の時期は特に激しい水不足となる。

特に今年は、昨年雨期の降水量が極端に少なかったことから、早くから水不足が懸念されていた。

そんな都市だから、普段から、じゃばじゃば際限なく水を使うなんてもってのほか。

乾期の終わりには、何日も水が来ず、わびしくなるぐらいの節水生活をしなくてはいけなくなることも多いので、この時期、普段から水は大切に使うようにしている。

たとえば、髪を洗ったあとや、洗濯後の排水を、バケツにためておいて、トイレを流すときに使うなど。日本の生活では考えられない、涙ぐましい努力なのだが、それが習慣になってしまっている。

しかも、トイレも『小』の後に、毎回フラッシュするなんて水がもったいないので、バケツにためてある排水を、ひしゃくのようなものですくって、ささっと流す程度にすることが多い。

そんな習慣のせいか、水不足の心配がない日本の実家でも、(汚い話なのだが)ついつい癖で、『小』の後、水を流さないままトイレを出てしまうことがある。

そうるすと、もちろん、次にトイレに入った家族に、「ちょっと、また~?」嫌がられることになる。

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