ネパール人の知人が結婚することになった。
ネパールでは珍しく、両家族親戚公認で、約6年間付き合っていたカップル。
同世代の周りが、コソコソ彼女とナガルコットに婚前旅行にいったりする中、彼らは親公認で旅行に出かける、(ネパールでは)すすんだカップルだった。
そんな彼ら、二人そろって東欧に留学することになり、先日ビザがおりたとのこと。
向こうで2人一緒に暮らすなら、出発前に急きょ結婚式を挙げてしまえ、という話が、ビザがおりたと同時に家族からあがるのは当然のこと。
昨日の朝、当の本人とたまたま話しをしたら、『近々儀式を行うかもしれない』といっていた。
しかし、今日の朝突然電話で『結婚前の儀式が今日に決まったから、来てくれるよね?』という。
* ヒンドゥ教バフンの彼ら。結婚式の前に、結婚式とは別の儀式を行う。通常は、この儀式の時に、親が決めた結婚相手と、初めて顔を合わせることになることも多い。
昨日の会話の後、突然日取りが決まったとのこと。
急すぎて、私は出席できず、悪いけどお断り。
こちらではよくあることだけれど、あまりにも突然の誘い。それでも、招待された人はたいてい、どんなに急な誘いでも、都合をつけてしまうから、すごい。
そういえば以前、ポカラに嫁ぐことになったカトマンズ出身の花嫁の親戚から、結婚式の招待状をもらった。
招待状を渡されたのが、式が行われる前日の夜7時。式の日取りを見たら、明日と書いてある。場所はポカラ。
* ポカラとは、カトマンズから約200kmほど離れた場所にある地。距離的には近く、国内線だと30分で行けるが、陸路だと、山道を7~8時間かけて行くしか方法がない。
出席したかったけれど、前日の夜7時では、飛行機の予約も間に合わないし、翌日早朝出発して、陸路で行っても間に合わない。
義理で招待状は渡してくれたけど、結局は、来てくれるな、ってことだったのだろうか、と本気で思ってしまった。
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