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2014年8月30日土曜日

タパタリの橋


カトマンズからは、建物や近くの丘が邪魔して、白いヒマラヤを見ることのできる場所は限られている。

その中の一つ、バグマティ川にかかる、カトマンズとパタンを結ぶ、タパタリの橋。


 

今朝は気持ちの良い青空が広がっていて、近くの丘の稜線もくっきり見えていた。

カトマンズ側から、パタン側へ移動する途中、きっと、白いヒマラヤが見えているはず! と、橋の途中で振り返ると。

やっぱり見えていた! 

写真中央のはっきり見えている二つの白い山と、左側に続くうっすら見えている白いのがヒマラヤ。右側のもくもくは雲。

橋の上から山を眺めると、視界にずっと電線が入ってしまうのだが、このポイントに差し掛かった時だけ途切れ、思わずカメラを取り出してしまった。

・・・

タパタリの橋を通るたび、毎回思い出すことがある。

15年ぐらい前だったか、当時某NGOの職員でカトマンズに駐在していた方と一緒にこの橋を車で通った時。

往復の片側がインドの支援で、もう片側が日本の支援で作られたということを教えてもらい、橋の外観の違いもさることながら、「車に乗っていると、渡り心地が全然違うから、意識しておいてくださいね」と言われたことがあった。

いまだに毎回、意識しながら通ってしまうのだ。

2 件のコメント:

  1. 30年ほど前にプルチョークに住んでいた際に何度も通ったタパタリの橋、その際の橋はインドと日本の合作ではなかったんでしょうね。どうなんだろう?
    昨日の朝、我が家の窓や屋上からも久々の神々の座が
    見えました。長らく拝むことが出来なかった神々しい山、思わず道を行くネパール人に「ほら、ヒマールが見えてるよ」って話かけたら、あっ、そ!って簡単に交わされました(笑)

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  2. ずっとネパールにお住まいなのですね。
    30年ほど前はきっと、車もほとんど通らず空気もきれいで、高い建物もなくヒマラヤも見え、バグマティ川もきれいで、タパタリの橋からも、のどかな景色が見えていたのだろうなあ、と想像してみました。

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